2021年04月26日
オシドリ5円の分室局和文ローラー印(阿倍野局阿倍野橋分室)
ハガキ料金が5円であった期間は昭和26年(1951年)11月1日から昭和41年6月30日までの15年間で、当初は尾長鶏5円が対応額面の切手でした。(年賀状は4円)同日の郵便料金改正で第4種盲人用点字の基本料金が80銭から1円になり、銭位切手が必要なくなり昭和27年度から発行する切手はすべて円位へ変更になりました。また、印刷も凸版印刷からグラビア印刷への移行が始まりました。その一環で昭和30年9月に発行されたのがオシドリ5円です。コブハクチョウ5円発行まで17年間使用され、使用済みのバラエティや定常変種も多い切手です。消印は昭和35年の阿倍野局阿倍野橋分室の和文ローラー印、消印のかかり具合から別納からの切り離しであると思われます。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室