2018年10月28日
第2次新昭和「能面50円」のD欄分室名入り櫛型印
私の収集範囲は動植物国宝以降ですので、産業図案や昭和切手には詳しくはありません。ですから、今回の消印はまったくの専門外になります。能面50円ペアの分室局櫛型印ですが、この切手の発行当時50円と言う金額は非常に高く(封書が1円20銭の時代)、通常の郵便物ではなく別納あるいは電信支払い用に使用されたものと推測されます。このペアは下部の部分印から見てシートから切り離したものではないでしょうか。消印は局名右書き、大阪中央局裁判所内分室(裁判所ではないかと思います)、しかし当時は高等裁判所内分室ですから名称を略したのでしょうか。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室