こちらは都内では初の長期優良住宅です。
さいたま市ですでにブランシエラ浦和が日本初として分譲済です。
紹介された内容は下記の通り
三井不動産レジデンシャルは耐震性能が高く、長期間住むことができる住宅に対し、国が認定する「長期優良住宅」の都内初の分譲マンションを完成させました。排水管を共用部に設置し、メンテナンスをしやすくしたほか、部屋の天井をおよそ3メートルと通常より50センチ程度高くすることで間取りを簡単に変更できるということです。 WBSより抜粋
今回は長期優良住宅への個人的意見を少し書かせてください。
長期優良住宅とはその名の通り長く住める住宅ということ。
そのためにS・I(スケルトン・インフィル)を採用したり、天井高を上げたりします。
当然コストは1割くらい上がります。
こちらの六本木のように富裕層向けの物件では売れ行きにたいした影響ないのでしょうが、一般的な地域のマンションで周辺のマンションより1割高いとどうなるか。
当然厳しいですよね。
たしかに欧米では住宅は古いほど価値が上がると言われており、それが本当のエコだとも思うのですが、日本では新築神話が強くて。
税制で優遇されるのも新築ばかりがほとんど。
そもそもこれから少子化なのに長期優良住宅が売れる要因になるとも思えないのが現状。
だって子供がいなければ資産を残す必要もないのですから。
仮に40歳で長期優良住宅を購入して80歳まで生きたとしたら。
・長期優良住宅 あと60年はもつため資産性がある
・一般の住宅 頑張ってあと20年くらい。配管を交換するにも費用が高い
つまり、資産を残す必要がないのに長期優良住宅を購入していると知らない遠い親戚が得するだけ・・・誰得?!状態。
もちろん子供が入ればそれは大喜びでしょうし、親も幸せでいいのですが。
DINKS世代には長期優良住宅は不向きなのでは?と思います。
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