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2018年02月21日

障害者雇用で思ったこと

みなさん、こんにちは。


2月も下旬になり、昼間の時間が長くなりましたね。


今回は、実際に自分が障害者雇用で働いてみて感じたことを数回に分けて、素直に書いてみます。


私が働いた東証一部上場企業の人事の方たちは、障害者雇用に熱心で、理解もありました。


こういうのは面接を通じて最初に感じることではないでしょうか。


実際に働いてみても、人事の方々は本当に良い方ばかりでした。


ただ、注意点もあります。


いくら人事が障害に理解があるからといって、それ以外の部署の人も同様に理解があると


思ってはいけません。




正直、人事以外は理解のない人が圧倒的に多いのが現状です。



こういう現象を人事と他部署の温度差だと思っています。




人事以外の部署の人の考えはこのようになっていると想定されます。




「法定雇用率があるんだろうけど、精神障害者なんて使えないに決まっているから採用するなよ」




「ノウハウも不足しているし、合理的配慮だのなんだのをうちの部署に押し付けるなよ」




「納付金を支払ってでも精神障害者なんか雇うなよ。健常者の派遣のほうがいいよ」





私自身、障害者という立場ながらこのような意見には一理あると思いますし、理解できます。


会社はボランティアではありません、あくまで営利組織なのです。


ただ、「精神障害者なんて使えないに決まっている」という考えはしばしば間違っていると思います。



発達障害の場合、自分の得意な分野が業務内容とマッチすれば健常者以上に能力を発揮できるはずです。



障害者は使えないという偏見と差別をなくすためにも、私たち障害者が自分の得意な面を磨いて


アピールし、結果を出していくことが不可欠なのです。


今年の4月から精神障害者の雇用も法定雇用率の算定になり、法定雇用率そのものが引き上げられます。


今現在、就労している精神障害者は5万人程度と身体や知的に比べて少ないです。


今後、増加が見込まれますが楽観的に見ていてはいけません。


差別や偏見をなくすには、まだまだ時間がかかるでしょうが、精神障害者の待ちの姿勢だけではだめです。


精神障害者の未来は精神障害者自身で変えるのだと、強い信念を持ちましょう。



もちろん、私も絶えず働きかけていきます。







posted by sam at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 働いた感想
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広汎性発達障害と診断された30代男です。今までいろいろな仕事(アルバイト)を経験するなかで違和感がありました。うつ病も経験しました。大学で一人暮らしをしたり、大学院生をやったり、中身の濃い人生を歩んでます。同じような境遇の人、今まさに仕事をしながら違和感を感じている人、障害者雇用で働いている人のためにブログを書いていきます。
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