2019年06月07日
ラブホテルのフロントが困ること
ラブホテルでフロントをやっていて
困る事というのは色々あります。
特に一人でフロントをやっている場合、
フードのオーダー、ドリンクのオーダー、
コスプレ衣装のオーダー、料金精算。
これらのことが複数いっぺんに重なると
一人で対応しているワンオペのフロントは
キャパオーバーで、もう涙目です。
もちろん客室から突然、思いがけないような
クレームが入るケースが
困るのは当たり前なのですが
日常的にフロントが困る事は
客室に置いているタオルに
べったりと口紅やファンデーションが
付けられることだったりします。
多くのラブホテルがそうだと思うのですが
バスタオルなどのタオル類は
利用客の使用後、ラブホテル内に設置してある
洗濯機で洗った後、乾燥機で乾かします。
しかし口紅やファンデーションが付着していると
メイク落としをタオルに付けて
手でこすり洗いして化粧品の汚れを
落とさないといけないのです。
こすり洗いで、あっさり
汚れが落ちてくれれば良いのですが
濃い口紅やファンデーションが
タオルに強くこびりついている場合、
一度、乾燥機で乾燥してしまうと
なかなか汚れが落ちず最悪、
化粧品の色がタオルに残ってしまうことになります。
口紅やファンデーションより面倒な血痕
そして化粧品より面倒なのが血です。
ラブホテルというのは女性客が生理中に利用した場合、
当然ながらシーツやタオル、ガウンなどに
血痕が付着するケースがあります。
早く発見して水に漬けるなど出来れば
血抜きも比較的、簡単なのですが
シーツなどを血で汚した女性客は
恥ずかしさもあるでしょうし
下手に「血でシーツやガウンが汚れました」と
フロントに自己申告した場合、
クリーニング代を請求される可能性や
下手したら弁償の可能性もあると考えるのでしょう。
血で客室内を汚しても利用客の多くは
フロントに何も告げることなくチェックアウトします。
そうなるとメイクさんが客室に入る頃には
それなりに時間が経過し、乾燥してすっかり
血が固まったシーツやタオル、ガウンが
残されているという状態になり
ラブホテル側が血抜きに
苦労するということになります。
ちなみに漂白剤などを使って
汚れを落とそうとしても
長時間、血などが染み込むと
完全に汚れを落とすことが出来ないのです。
男性客が一人で滞在すると、せいぜい
ティッシュのゴミが大量にあるとかなので
普通の利用なら清掃に
時間がかかることは、まず無いのですが
生理中の女性客が利用する時、
場合によってはファンデーション、
口紅、血液の被害が甚大です。
もちろん。ベッドで眠っていたら
突然、生理が来てしまって
自分でも、汚すつもりは無かったのに
血でベッドを汚してしまったという
パターンもあるかと思います。
不可抗力で事故的なケースに関しては
仕方ないかと思いますが
平然と、わざとベッタリ汚していくのは
ご遠慮して頂きたいなぁと思います。
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