『35歳の高校生』
(35さいのこうこうせい)
[国内ドラマ]
「スクールカースト」という制度の中に潜む、高校生たちの「闇」に真っ向から挑む社会派痛快学園ドラマ!
●動画・画像
●音楽・サントラ
●ストーリー・あらすじ
●キャスト
●スタッフ
●レビュー
●ロケ地
●その他
●関連
【動画・画像】
[動画・音楽・ゲーム]
35歳の高校生
「スクールカースト」という制度の中に潜む、高校生たちの「闇」に真っ向から挑む社会派痛快学園ドラマ!
新学期。高校3年になった少年少女達のもとに、1人の編入生がやってくる。彼女は「群れる」でもなく「媚びる」でもなく「空気を読む」でもない。朝は高級外車で登校し、昼休みは喫煙所で一服。放課後は缶ビール。その女子高生は、35歳である…。18年ぶりの復学。なぜこの年で彼女は高校をやり直すことにしたのか。全てが謎に包まれた孤高の存在。この女の原動力は無事卒業することのみ。謎多き35歳の女子高生が、その破天荒な力で現代の高校に蔓延る「闇」をぶち壊す!35歳の女子高生は、日本の闇に光を照らすことができるのだろうか?!
放送期間:2013年4月13日 - 6月22日
放送時間:土曜 21:00 - 21:54
放送枠:土曜ドラマ (日本テレビ)
放送分:54分
話数:全11話
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【参考動画】
『35歳の高校生 国内ドラマ』
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【音楽・サントラ】
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【ストーリー・あらすじ】
新学期。高校3年になった少年少女達のもとに、1人の編入生がやってくる。彼女は「群れる」でもなく「媚びる」でもなく「空気を読む」でもない。朝は高級外車で登校し、昼休みは喫煙所で一服。放課後は缶ビール。その女子高生は、35歳である…。18年ぶりの復学。なぜこの年で彼女は高校をやり直すことにしたのか。全てがなぞに包まれた、孤高の存在。この女の原動力は、無事卒業することのみ。謎多き35歳の女子高生が、その破天荒な力で、現代の高校に蔓延る「闇」をぶち壊す!35歳の女子高生は、日本の闇に光を照らすことができるのだろうか―!
[平均視聴率 13.3%]
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)
第1話
始業式を迎えた国木田高校に、高級外車に乗った派手な身なりの編入生がやってきた。彼女の名前は、馬場亜矢子(米倉涼子)35歳。高校を中退しているため35歳でやり直したいという彼女を、教育委員会からの申し出により国木田高校で受け入れることになったのだ。亜矢子の素性は名前と年齢以外、すべて謎。教師も生徒も亜矢子を好奇のまなざしで見つめる。亜矢子は、赴任したばかりの国語教師・小泉純一(溝端淳平)が受け持つ3年A組に編入する。小泉は、自分より年上の亜矢子をどう扱っていいか分からず、思わず敬語を使ってしまう。3年A組のクラスメートたちは、亜矢子を「ババア」と呼んでからかうが、亜矢子は「友達、100人作りたいと思ってるんで、よろしくお願いします」と言い放つ。昼休み、亜矢子はクラスメートの長谷川里奈(広瀬アリス)がトイレの個室でお弁当を食べているのを見つける。実は、友達のいない里奈は一人でいるのを見られないように、トイレで食事する“ベンジョメシ”をしていたのだ。何でトイレで食べているのかわからない亜矢子は里奈に「一人でトイレで食べて…おいしい?」と聞いてしまう。そのせいで、里奈がベンジョメシをしていた事がクラス中にバレてしまい、里奈は翌日から学校に来なくなってしまった。里奈が不登校になるかもしれないと知った亜矢子は、里奈の家に向かった!
[再生時間: 45 分]
[初公開日: 2013年4月13日]
[視聴率:14.7%]
第2話
ある日、学校の目標として、いじめゼロを掲げる野田校長(榎木孝明)のアイデアで、生徒たちから悩みや不安を訴えてもらうための目安箱が各教室に設置される。一方、3年A組では、誰も名乗りを上げない学級委員に、亜矢子(米倉涼子)が立候補。生徒たちは面白がり、満場一致で任命される。学級委員になった亜矢子は、放課後、小泉(溝端淳平)と一緒に目安箱の中を確認すると、ふざけたイタズラ書きの中から、1枚だけ無記名で“たすけて”と書かれた紙が見つかる。それは、いじめられている誰かのSOSに思われた。しかし、厄介事を引き受けたくない小泉は亜矢子に「学級委員なんだから、責任持って何とかするんだ!」と、無理やり押し付ける。亜矢子は早速一人で調査を開始。生徒に直接聞いて回ったり、保護者全員に「いじめがあるかもしれない」という内容の手紙を送りつけ、驚いた保護者たちが学校に乗り込んできたりと、大騒ぎになってしまう。そんな中、亜矢子は、クラスメイトの山下愛(水野絵梨奈)が仲間に買い物を押し付けられているところを見かけ、いじめに遭ってるのは愛ではないかと尋ねる。しかし、愛は自分は“いじめられている”のではなく、“いじられてあげている”だけだと笑い飛ばす。愛の言う意味がまったく理解できない亜矢子。そんな矢先、愛が階段の上から転げ落ち、大けがを負ってしまう。
[再生時間: 45 分]
[初公開日: 2013年4月20日]
[視聴率:12.9%]
第3話
休み時間、亜矢子(米倉涼子)は、正光(菅田将暉)たちが、空き教室で騒いでいるのを見かけ「なんで勝手に使ってんの?」と聞く。すると、理(野村周平)は「俺らにはその権利がある」と言う。まったく意味がわからない亜矢子。しかし、小泉(溝端淳平)は、正光たちを注意するどころかかばう始末。そんな正光たちだけを特別扱いする小泉の態度に亜矢子は疑問を抱く。そんな中、何者かがインターネット上で裏サイトを運営し、国木田高校の生徒や教師を格付けし学校全体がスクールカーストと言う階級制度に支配されている事をはじめて知る亜矢子。生徒たちはみんな、1軍・2軍・3軍にランク付けされ、1軍は学校で好き勝手に振る舞う権利を持ち、2軍は1軍の顔色ばかりをうかがい、3軍はいつ1軍のいじめの標的にされるか怯えている。ランキングは日々、生徒たちの間に流れる微妙な空気で入れ替わる為、生徒たちはお互いの順位を常に気にしていた。翌日、2軍だった三枝(西井幸人)が突然3軍と認定されてしまう。すると、昨日まで三枝と親友だった2軍の大竹(上遠野太洸)は、正光の「お前さその髪型なんとかしたら?」の言葉で空気を読み、クラス全員の前で三枝の髪を切ってしまってー。
[再生時間: 57 分]
[初公開日: 2013年4月27日]
[視聴率:15.1%]
第4話
亜矢子(米倉涼子)が、国木田高校に編入して1ヶ月。亜矢子には4人の友達が出来た。2軍の里奈(広瀬アリス)、愛(水野絵梨奈)、三枝(西井幸人)、大竹(上遠野太洸)の5人はクラスの空気も1軍の事なども気にせず教室で楽しく騒ぐようになっていた。そんな亜矢子たちが気に入らない1軍の正光(菅田将暉)、理(野村周平)、蓮(高杉真宙)は「楽しんでいられるのも今の内だけどな」と亜矢子を敵視する。ある日、小テストを受けていた亜矢子は、社会科教師の猿渡(東根作寿英)からカンニングをしたと一方的に決めつけられてしまう。実は、猿渡は亜矢子を目障りに思う正光たち1軍生徒にカンニングの濡れ衣を着せるように脅されていたのだった。猿渡はかつて生徒にも人気があり、やる気のある良い教師だったが、2年になった頃から何故か変わってしまったのだという。そんな中、猿渡が通勤中のバスの中で痴漢の容疑をかけられるという事件が起こる。猿渡は否定するが誰にも聞き入れてもらえず、あっと言う間に学校中に知れ渡ってしまった。亜矢子のクラスでは「同じ空気吸いたくない!」「帰れ、帰れ!」とコールし始める生徒たち。追い詰められた猿渡は「なんで、どいつもこいつも俺をそんな目でみるんだ!」と教室の窓から飛び降りてしまった!そんな光景を目の当たりにした亜矢子の体が突然ガタガタ震え出し―
[再生時間: 46 分]
[初公開日: 2013年5月4日]
[視聴率:14.7%]
第5話
文化祭が間近に迫りクラスごとに催し物を行うことになった。3年A組ではまずリーダーを決める話し合いが始まる。梨花子(宮ア香蓮)が1軍生徒を代表して立候補しリーダーを任された。そして、3Aの催し物はお化け屋敷に決定。1軍の梨花子が仕切ることで2軍3軍の生徒も従い、3Aは文化祭に向けて準備は順調に進んでいるかのように見えた。しかし、作業をまったくしない梨花子や1軍生徒に対して、2軍3軍の不満は高まる。そしてついに亜矢子(米倉涼子)が、梨花子に「なんで1軍っていつもエラそうにしてんの?なんか楽してるように見えるんだよね」と不満をぶつけると、梨花子は「楽なんかしてねえよ!ババア!」と激怒し、机の上にあったカッターを握り自分の制服を切り刻んだ!そして「もうどうでもいい」と教室を出て行ってしまう。そんな梨花子を見ていた正光(菅田将暉)たち1軍生徒も「俺ら降りるから」と次々に出て行く。3Aの文化祭の準備は振り出しに戻り、残された2軍と3軍で進めることに。結城(藤原令子)がお化け屋敷の代わりに合唱を提案し、自分がリーダーになると名乗りを上げる。しかし、結城はクラスメイトの意見を聞き入れず他の生徒はやる気を喪失。3Aはどんどんバラバラになってしまう。そんな中、小泉(溝端淳平)に驚くべき情報が入る。梨花子がキャバクラで働いているというのだ。小泉がキャバクラへ向かうと、派手な身なりの梨花子が接客していた。梨花子は「もう学校はやめるよ」と店のナンバーワンになって上機嫌。そんな梨花子の前に突然キャバクラ嬢になった亜矢子が現れて―
[再生時間: 46 分]
[初公開日: 2013年5月11日]
[視聴率:12.9%]
第6話
国木田高校の女子駅伝部は全国大会出場が有力視され、駅伝部に所属する美月(新川優愛)と、萌(小島藤子)はエースとして期待されていた。しかも、美月は全国大会出場を果たせば大学へのスポーツ推薦も決まることになっていた。そんな中、萌が美月とお揃いで作った大切なチャームを、亜矢子(米倉涼子)が踏みそうになったことが元で萌がケガをしてしまう。萌は県予選を欠場し、代わりに2軍生徒の衛藤(森川葵)が出場することになった。そして、県予選当日。第一走者の美月がトップを取り、国木田高校は独走でアンカーの衛藤にタスキが渡る。誰もが勝利を確信したその時、ゴール地点に現れたのは別の高校の選手だった!唖然とする美月たち。実は衛藤は途中で脱水症状を起こしてリタイアしてしまったのだ。衛藤のせいでスポーツ推薦が白紙になってしまった美月の怒りは収まらず「アンタみたいな無能な2軍がいくら頑張ったってムダなのよ!」と、駅伝部の部室で必死に謝る衛藤を何度も殴り続ける。そして、美月に突き飛ばされた衛藤はバランスを失い、ロッカーの下敷きになってしまった。悲鳴を聞いた萌がいち早く部室へ行くと、ロッカーの下で動けない衛藤を発見する。しかしそこへ、亜矢子と駅伝部顧問の北島(相葉裕樹)が駆け付け、萌は、亜矢子と北島に見つからないように身を隠してしまう。衛藤を助けながら亜矢子は、切れたタスキの横に萌たちが持っていたチャームが落ちているのに気付き、不振に思う。翌日、萌は衛藤にケガをさせたのは自分だとウソの告白をする。衛藤も本当のことを言おうとしない。さらに、北島までもが、自分が衛藤に暴力を振るったと言い出し―
[再生時間: 46 分]
[初公開日: 2013年5月18日]
[視聴率:12.1%]
第7話
ある朝、登校した亜矢子(米倉涼子)は、美月(新川優愛)の様子がいつもと違うのに気付く。しかも、他の1軍女子はリーダーだったはずの美月に対して、手のひらを返したような態度をとっていた。そんな中、国木田高校が、十代の少年少女が起こした犯罪を同世代が陪審員となって裁くティーンコートの実験校に選ばれた。自分の評価を上げたい小泉(溝端淳平)は、3年A組でティーンコートをやると申し出る。小泉が生徒たちにティーンコートについて説明しようとしたとき、美月が突然「私…盗撮されてるんです」と言い出す。美月によると、盗撮写真は1ヵ月ぐらい前にいきなり送り付けられてきたもので、以来ずっと狙われているらしい。今にも泣きだしそうな美月は「こんな気持ち悪いところ出て行きたい」と小泉に訴えるが、そんな美月を1軍女子は冷たく見つめる。翌日、3Aでティーンコートが開かれる。亜矢子は、クラス全員が気になっている美月の盗撮問題を議題にするべきだと提案。すると美月は「犯人はわかってる。優奈(北山詩織)だ」と告発する。それに対して、優奈は「言いがかりつけるのやめてよ!」と完全否定。ついに、美月が原告、優奈が被告となって盗撮に関するティーンコートが始まった。美月の弁護人に亜矢子。優奈の弁護人は萌(小島藤子)と梨花子(宮?香蓮)が務めることに。判決は、クラス全員の多数決に委ねられる事となった。美月は、優奈は自分のことをずっと嫌っているから盗撮をしていたのだと証言するが、美月の主張に疑問を感じた亜矢子は、美月の弁護人でありながら美月を問い詰める。しかし、美月を盗撮したカメラの映像から、優奈が飼っている猫の映像が出てきて―
[再生時間: 45 分]
[初公開日: 2013年5月25日]
[視聴率:11.3%]
第8話
大学受験を前に、小泉(溝端淳平)は、野田校長(榎木孝明)から、生徒たちの私生活に乱れがないかを把握する為に、国木田高校の裏サイトの監視を命じられる。裏サイトには、日頃言いたいことを言えない2軍、3軍の生徒たちが言いたい放題。そんな中、小泉は2軍の衛藤(森川葵)から、ストーカーに付きまとわれて困っているので、「恋人のふりをしてくれませんか?先生の事が好きなんです!」と告白をされる。学校帰り、仕方なく小泉が衛藤を送って行くと、そんな2人を物陰から盗撮する人影が…。翌日、3年A組では裏サイトを見た正光(菅田将暉)たちが騒いでいた。裏サイトにはラブホテルの前で腕を組んで歩く小泉と衛藤の姿が写っていて、理(野村周平)に「担任と生徒がこんなことしちゃっていいんだっけ?」とからかわれた小泉は逆上し、いつもとは違う異様な切れ方で怒りを爆発させた。今まで見たことのない小泉の態度に、亜矢子(米倉涼子)は違和感を覚える。それでも、衛藤は小泉に手作りのお弁当を作ってきたりとラブラブモード。なんとか、自分を諦めさせようと小泉は「俺が好きなのは馬場だから、もう話しかけないでくれ!」とウソをついた。すると衛藤は「私に『死ね』っていうことですか?」と言い残して去ってしまう。放課後、裏サイトに「今夜、学校で死にます」という自殺をほのめかすメッセージが書き込まれる。メッセージを見た結城(藤原令子)ら2軍生徒たちは、衛藤が書きこんだのではないかと小泉に訴える。小泉と亜矢子が夜の校舎を見まわると、首を吊ろうとしている衛藤を発見!涙ぐむ衛藤に小泉は、自分が言い過ぎたと謝り、すがりついてきた衛藤を抱きとめる。翌日、小泉と衛藤が抱き合っている動画が “禁断の恋”として裏サイトに公開され、学校中に知れ渡ってしまう。さらに、小泉が前任校の女子生徒と抱き合う様子を映した動画も一緒に公開されて――
[再生時間: 45 分]
[初公開日: 2013年6月1日]
[視聴率:12.7%]
第9話
野田校長(榎木孝明)は「今の若者に必要なものは未来を思い描く力です」と、阿佐田教育長(渡哲也)の講演の受け売りで、生徒たちに“10年後の自分への手紙”を書かせることを提案。さらに、生徒たちに特別カリキュラムを課すと言い出した。3年A組の特別カリキュラムは、2泊3日のキャンプに決定。小泉(溝端淳平)がそのことを知らせると、3Aの生徒たちからは不満が続出。しかし、亜矢子(米倉涼子)だけは「皆行こうよ。私…行きたい」と主張。すると、生徒たちの空気は変わり、修学旅行に行っていない亜矢子のためにキャンプに行こうという雰囲気になる。キャンプ初日、小泉は「このキャンプはサバイバルキャンプ」だと発表。食事はすべて自給自足でまかない、食事が終わるごとに不要だと思う人間を投票で選び、一番多く票が集まった生徒を追放する。追放された生徒は、牢屋のような場所にキャンプ終了まで閉じ込められることになると言う。生徒たちからは盛大なブーイングが起きるが、正光(菅田将暉)の「いいんじゃね、乗った」の一声で全員の参加が決まってしまった。初めは嫌々だった生徒たちも、亜矢子が率先して川魚を釣ったり、食事の支度を指示したりとリーダーとしての手腕を発揮すると、次第に亜矢子を中心にまとまっていく。しかし、1回目の投票で追放となったのは亜矢子。亜矢子の事が気に入らない正光が、2軍、3軍の生徒を脅して亜矢子を追放させたのだ!亜矢子がいなくなったキャンプは、すっかり元の空気に戻り正光たち1軍が支配。そんな中、2回目の投票が始まった。次に追放が決まったのは、なんと正光だった――。
[再生時間: 46 分]
[初公開日: 2013年6月8日]
[視聴率:9.9%]
第10話
国木田高校の裏サイトで行われていた3年A組生徒の格付けランキングが、全員同じ点数になり、スクールカーストはなくなったかのように思われた。3Aの雰囲気は明るくなり、生徒たちは「馬場ちゃん来てからクラスの空気変わったよね」と、スクールカーストがなくなったのは、亜矢子(米倉涼子)のお蔭だとみんなが感謝する。そんな中、生徒たちの携帯電話に一斉メールで“真実は28番ロッカーの中に”という謎のメッセージが届いた。誰も使っていないはずの28番のロッカーを開けると、亜矢子を告発する怪文書が入っていた。その内容は、亜矢子が阿佐田(渡哲也)の指令を受け、スパイとして国木田高校に編入し、高校生を使って人体実験を行っているというものだった。翌日、“テレビをつけろ”という謎のメッセージが再び生徒たちに届く。教室のテレビをつけると、阿佐田がテレビ番組に出演していて、スクールカーストがイジメ問題の原因の一つであり、スクールカーストが崩壊してイジメがなくなりつつあるという事例を語っていた。亜矢子を信頼するようになっていた生徒たちも、自分たちが実験台にされていたのではないかと、亜矢子を疑い始める。正光(菅田将暉)は、3A全員に「俺ら全員、馬場亜矢子の手の上で転がされてたんだよ」と亜矢子への疑いを煽る。それでも亜矢子を信じようとする生徒と、亜矢子をスパイと見なす生徒に分かれ、揺れる3A。正光は、本当のことをはっきりさせるために、“魔女裁判”をやろうと亜矢子を挑発。「…はじまりは母の一言だった…」亜矢子は生徒たちの前で自分の壮絶な過去を初めて語り始める――
[再生時間: 45 分]
[初公開日: 2013年6月15日]
[視聴率:13.1%]
第11話(最終話)
3年A組では、亜矢子(米倉涼子)に対する“魔女裁判”が続いていた。正光(菅田将暉)の追及はさらにエスカレート。これまで3Aに起こった事件が記された古いノートを突き付け、事件はすべて亜矢子の自作自演だと責める。亜矢子は無実を訴え、そのノートは亡くなった亜矢子の母・依子(手塚理美)の日記だと明かした。そして「私は…母の日記を現実にするために…この学校に来たの」と、ノートに秘められた真実について語り始めた…。亜矢子の悲しい過去の告白を聞いた生徒たちは言葉を失い、亜矢子を信じるべきなのか迷う。しかし、正光は、阿佐田(渡哲也)のスパイとして、自分の正体をずっと隠し、3Aの生徒たちを使った実験に加担していたと、亜矢子を責め続ける。裁判の途中、休憩を入れた正光は、亜矢子を屋上へ呼び出した。正光は「俺だけには本当のことを話してよ。もう一人、誰かいるんでしょ?」と、これまでの事件を仕掛けたのは亜矢子ではなく、亜矢子が誰かをかばって黙っていることに気付いていた。そこへ突然、阿久津(山?賢人)が現れ「全部、僕のしたことだ、君は、調子に乗り過ぎたよ」と、正光の喉元にナイフを突き付けて教室へ向かう。学校中が大騒ぎになる中、阿久津は3Aに起こった事件はすべて自分の仕業だと告白を始めた。そして、胸の内をすべて語った阿久津は「――終わりだ」と、手に持ったナイフに力を入れ、必死で逃げる正光を追い詰める。そして、刺そうとしたその時、正光を庇うように亜矢子が立ちはだかり、阿久津の向けたナイフは亜矢子に突き刺さった――
[再生時間: 1 時間, 34 分]
[初公開日: 2013年6月22日]
[視聴率:14.7%]
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【キャスト】
[登場人物:声優]
【主人公】
馬場亜矢子(ばば あやこ)(35):米倉涼子(少女期:松岡茉優)
1978年3月18日生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。
【川浜市立 国木田高等学校】
亜矢子が再入学することになった公立高校。劇中にて小泉や蜷川が「大したことはない」と話しているように学業レベルは特に高くはないと考えられる。スクールカースト制度を黙認しており、一軍のご機嫌取りをしないとクラスは円滑にまとまらない傾向にあると考えている。
【教職員】
小泉純一(こいずみ じゅんいち)(23):溝端淳平
国語科。3年A組担任。
長峰あかり(ながみね あかり)(30):片瀬那奈
スクールカウンセラー。
蜷川真樹夫(にながわ まきお)(51):升毅
生活指導担当。
北島龍一郎(きたじま りゅういちろう)(25):相葉裕樹
数学科。女子駅伝部顧問。
猿渡崇(さるわたり たかし)(38):東根作寿英
地理歴史、公民科。
樋口浩一(ひぐち こういち)(28):生島翔
英語科。
伊勢谷亘(いせや わたる)(38):隈部洋平
理科。
黛有紀(まゆずみ ゆき)(42):横山めぐみ
副校長。
野田芳男(のだ よしお)(55):榎木孝明
校長。教育長の阿佐田には頭が上がらない。
【3年A組生徒】
3年A組生徒は前年度の2年A組からの繰り上がり。クラスにはスクールカーストが存在し、学校裏サイト内で生徒が「一軍」から「三軍」までに分けて位置づけられている。表向きは一軍生徒の作る「空気」によって移動しているとされているが、実際は裏サイトを運営している阿久津の采配により移動が発生している。第9話終了時点でスクールカーストの制度は事実上崩壊し、第10話時点では生徒たちの位置づけもなくなった。
「一軍」
権力を保持している男女の強者グループ。女子はいじめの対象を作り、立場が弱い女子グループに対象の生徒と関わらないよう無言の圧力をかけ、男子生徒は弱い男子生徒に偽のアイドルの握手会チケットを購入するよう強要するなどの悪行を行うが、それらの大半はそれぞれのリーダー格である美月と正光の言いなりになった結果によるものだった。
工藤美月(くどう みつき)(17):新川優愛
一軍女子グループのリーダー格。
羽鳥梨花子(はとり りかこ)(18):宮ア香蓮
美月の取り巻きの1人。
国分萌(こくぶ もえ)(17):小島藤子
美月の取り巻きの1人。
泉優奈(いずみ ゆうな)(17):江夏詩織
美月の取り巻きの1人。
土屋正光(つちや まさみつ)(18):菅田将暉
一軍男子グループのリーダー格で、スクールカーストの順位は1位。
湯川理(ゆかわ おさむ)(17):野村周平
正光の取り巻きの1人。
東蓮(あずま れん)(17):高杉真宙
正光の取り巻きの1人。
「二軍」
弱者グループ。
結城麻衣(ゆうき まい)(17):藤原令子
衛藤瞳(えとう ひとみ)(17):森川葵
結城とは親友で、スクールカーストの順位は12位。
佐藤凛(さとう りん)(18):今井聖弓
結城と衛藤の友人。スクールカーストの順位は16位。
上田ももこ(うえだ ももこ)(17):大西春菜
結城と衛藤の友人。スクールカーストの順位は13位。小太り。
橘さゆり(たちばな さゆり)(17):山地まり
結城と衛藤の友人。スクールカーストの順位は9位。ポニーテールがトレードマーク。
清水裕太(しみず ゆうた)(17):佐藤匠
スクールカーストの順位は17位。
松本勇次(まつもと ゆうじ)(17):中山龍也
スクールカーストの順位は8位。
村田剛毅(むらた ごうき)(17):堀越光貴
スクールカーストの順位は14位。
篠原陽介(しのはら ようすけ)(17):三原大樹
スクールカーストの順位は10位。
松下唯(まつした ゆい)(17):矢部衣純
スクールカーストの順位は19位。
平川圭子(ひらかわ けいこ)(17):藤白すみれ
スクールカーストの順位は18位。
阿久津涼(あくつ りょう)(17):山ア賢人(中学生時代:亜蓮)
スクールカーストの順位は15位だが、学校裏サイトを運営しスクールカーストの順位を決めている影の支配者。
「三軍」
一軍や二軍の生徒に話しかけることすら許されず、いじめの対象になってもおかしくない、クラスからは孤立した存在。里奈、愛、大竹、三枝は第3話放送終了の段階では三軍だったが、後に二軍に移動[5]。
長谷川里奈(はせがわ りな)(17):広瀬アリス
スクールカーストの順位は24位。
山下愛(やました あい)(17):水野絵梨奈
スクールカーストの順位は23位。
大竹亮太(おおたけ りょうた)(17):上遠野太洸
スクールカーストの順位は26位。
三枝鉄平(さえぐさ てっぺい)(17):西井幸人
スクールカーストの順位は25位。
大倉仁(おおくら ひとし)(17):椎葉友哉
スクールカーストの順位は21位。
神保てつや(じんぼ てつや)(17):道順与郎
スクールカーストの順位は20位。
柏木進一(かしわぎ しんいち)(18):中嶋和也
スクールカーストの順位は22位。パソコンの天才。
【教育委員会】
阿佐田幸信(あさだ ゆきのぶ)(65):渡哲也
川浜市教育委員会教育長。亜矢子の恩師で、元担任で元教師。亜矢子が高校に再び通えるよう取り計らった張本人。
【ゲスト】
複数話登場の場合は括弧()内に表記
「第1話」
長谷川由美子(はせがわ ゆみこ):山下容莉枝
長谷川敦(はせがわ あつし):山崎一
「第2話」
山下雄二(やました ゆうじ):宇梶剛士
音無(おとなし):おかやまはじめ(第2・4・8・最終話)
川浜北警察署生活安全課の警察官。
「第5話」
ケンジ:金児憲史
金銭目的で梨花子に声をかけたホスト。
「第6話」
国分志津絵(こくぶ しづえ):真行寺君枝
「第10話」
馬場依子(ばば よりこ):手塚理美(最終話)(特別出演)
[登場人物:声優]
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【スタッフ】
音楽:横山克
主題歌:EXILE「Flower Song」(rhythm zone)
ナレーション:小山力也
脚本協力:山浦雅大(第10話)
演出補:西岡健太郎、北川瞳、海上綾、松田健斗
サウンドデザイン:石井和之
音楽協力:松根文
音響効果:佐藤秀国、神取涼子
タイトルバック:熊本直樹
VFX:木村康次郎、島崎象、荻野隆行
美術:高野雅裕、柳谷雅美
特殊メイク:梅沢壮一
アクションコーディネート:佐々木修平、田中里佳
ギター&ボーカル指導:安島正樹
合唱指導:草野めぐみ
ピアノ指導:金子泉
駅伝指導:山田速香
医療監修:堀エリカ
法律監修:アトム法律事務所
企画協力:古賀誠一
統括:神蔵克
チーフプロデューサー:大平太
プロデューサー:池田健司、秋元孝之、高明希
アシスタントプロデューサー:鈴木香織、大護彰子、松本明子、伊藤茜
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ
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【レビュー】
調査中
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【ロケ地】
調査中
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『その他』
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『関連』
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