あれもこれも興味ありますねん！

サッカーを長らく観ている人ならば、

この試合が、おそらくドローになると思っている人が多かったのではないでしょうか？


もちろん結果論のお話になるので、

この事をあまり議論しても意味はないのですが、

実際に確率としては、かなり高かったのではないでしょうか？

条件的には、

予選グループ内の実力上位２チームが、それぞれ初戦を勝ち、

２試合目にその２チームが対戦する場合に良く起こる結果だと言えると思います。


もちろん両チーム共に手を抜いている訳でもないでしょうし、

両チーム共に勝ちたいと思って試合に望んでいると思います。


しかしながら、「勝ちたい」を大きく上回って、「負けられない」が、

チーム戦略のメインになりますので、その様な現象が起こると思うのです。


＃って当たり前の様な前提で話を進めていますが、
＃過去の試合結果を分析した訳でもなく、完全に私の記憶ベースの話ですので、
＃その辺りはお間違えなき様お願いします。＾＾；


なでしこは後半に澤を下げた訳ですが、

これは明らかに澤の体力温存ですね。


途端にチームは中盤でのボールキープ力が低下し、

劣勢に回る事になった訳ですが、

金を取るには澤を良い状態で決勝までプレーさせる必要があるし、

逆に何かあった時にバックアッパーの準備も必要だし、

相手のエースには思い通りのプレーをさせていなかったので、

「まぁここは澤を下げても。。。」

と判断したのだと思います。


ただし、決定機を決めきれず、次第になでしこも疲れてしまったので、

予想以上に中盤が機能不全に陥り、押し込まれるシーンが増えてしまいました。


ただ、上にも書いた通り、相手も”負けたくない”がベースですから、

必要以上に人数をかけて攻撃にくる事もなかったですし、

とりあえず引き分けと言う結果に収まったと言ったところでしょう。


じゃぁ、もし負けたらどうするのさ？って話があると思うのですが、

確かに負けてしまうと、自力での２位以内の可能性はなくなりますが、

パワーバランス的・組合せカード的に日本は引き続き決勝トーナメント出場の可能性が

非常に多く残されている状態です。


まぁ何より、監督が選手たちを信頼しての交代だった事でしょう。



さて、個人的に気になる部分はいくつかあります。

前試合後の感想に書いた通り、前線のメンバーの動き等が、

この試合後も同様にあまり魅力的に感じません。


前回カナダ戦の試合後、

佐々木監督は”大野と大儀見の２トップは当たりだろ”と胸をはった訳ですが、

どうも私の目には、あまり機能している様に思えません。


全く機能していないと思う訳ではないのですし、

今回のスウェーデン戦の方が進歩していたと思います。


今のフォーメーションの完成形がどの様なものなのか想像してみた時、

大儀見に高い位置でポストをさせて、そのシャドーに大野で仕留める形だとして、

その形自体に魅力を感じない訳でなないのですが、

今一つ迫力を感じられないのは私だけでしょうか？


まぁ今は一発勝負のトーナメントではないので、

相手の守備も固く、スペースが無い状態であり、その様に思うだけかもしれませんが、

今の２トップで決勝まで行けるほどの得点が出来る事をイメージ出来なかったりします。


大野の良さ、宮間の良さ、川澄の良さが、それぞれお互いに消しあっている様にさえ感じます。


また、これまた前回にも書いた大儀見の扱いも難しいところです。

魅力のある選手なので、もちろん彼女を使うのを否定する気はないのですが、

彼女にはもっと高い位置でプレーする事を徹底させる事と、

もっとシンプルなプレーを心掛ける様にさせる事、

もっとゴールに向かわせる事、

その様にして欲しいものです。


逆に、中盤にまで下がってプレーさせても、あまり良い結果は無いかと。


個人的には宮間を中でプレーさせ、

川澄を左、大野を右からアタックさせたいんですよね。


まぁサポーターは選手、スタッフ、監督を信じるだけですし、

特に一度世界一位にまで上り詰めたチームですから、

私の様なアマチュアの全くの的外れの勘ぐりだったと笑われ様、

試合毎に調子、連携が上がってくる事を信じていますが。


次は、

7/31　22:30- 南アフリカ戦　放送：TBS + NHK BS1

です。

みんなで応援しましょう！！



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