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2014年12月29日

「年賀はがき」「年賀状」郵便局、郵便局員の「自爆営業」とは?

毎年この時期になると

出てくる話題・・・。

「年賀はがき」「年賀状」

郵便局、郵便局員の

「自爆営業」とは?


年賀状の用意はお済ですか?

元旦の楽しみと言えば・・・、

「年賀状」ですね・・・。

ところが、

ここ最近では若年層を中心に「年賀状」を

出さない傾向が加速していることは、

様々な話題として皆様もご存知のことと

思います。

近年この「年賀状」には必需品の

「年賀はがき」について

郵便局内の「自爆営業」の話題が、

必ず出てきていました。

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感想(3件)


今年に関しては、

出てこないな・・・と思っていましたが、

やはり「自爆」は健在だったようです。
郵便局員、今年も「自爆営業」 
年賀はがきノルマ絶えず

朝日新聞デジタル 12月27日(土)21時40分配信

各地の郵便局員が
年賀はがきなどの販売ノルマを課され、
それを達成するために
自腹を切る「自爆営業」。
事業者の日本郵便の親会社で、
株式上場を控える日本郵政は、
不適正な営業手法として「根絶」を目指してきた。
だが、
今年も一部で続き、厳しい「指導」も残っている。
郵便局の職員は、年賀や暑中見舞いのはがき、
歳暮や中元をゆうパックで送るギフト販売など、
絶えず営業ノルマに追い立てられている。
はがきを自分で買って
金券ショップに持ち込む例は多く、
定価との差額は自腹を切ることになる。

YAHOOニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141227-00000038-asahi-soci
郵便局の「自爆営業」

郵便局の「自爆営業」に関しては、

今に始まったことではなく、

古くは「民営化」の数年前から常態化しています。

個人的に「郵便局」はかなり近い存在で、

これから書くことは

「知人の郵便局員の話として」

お読みくださればと思います。
「年賀はがき」は市場独占商品

厳密に言えば、

郵便局の年賀はがき、

今は民営化したので「官製年賀はがき」という

表現は当たらないんですが、

便宜上「官製年賀はがき」と書かせていただきますが、

「官製」ではない年賀状用の

デザインされたはがきも売ってますが、

「切手」を貼って投函するわけですから、

どちらにせよ郵便局の収入です。

小包(宅配便)であれば、

競合他社がありますので、

独占状態ではありませんが、

年賀はがきは郵便局でしか取り扱ってませんから、

いわば「独占状態」です。
「郵便」に関わる局員

「郵便」に関わる局員は基本的に

局内で働いている「内務職」と

配達など局外で働いている「外務職」に

区別されます。
営業している時間がない

イメージ的に「外務職であれば」、

書留を配達する際に配達先で「声掛け」するなど、
(でも、今はむやみに出来ないらしいですが)

打つ手はあったのですが、

とにかく人員の急激な削減が追い風になり、

最低限の業務ですら

時間内に終わらないことが多くなり、

1つの配達先で「余計な時間」を費やすことが

難しくなっていきました。
内勤者は窓口で

それでは「内勤者」はどうかというと、

窓口業務に着いた時に、

カウンターセールスの機会はあります。

ただ、来たお客さん全員にそれをすることは、

無理があり、

ましてや混雑時のそんなことやっていれば、

必然的に「クレームの嵐」です。

大きい局の内勤者の勤務形態は基本的に交替制勤務で、

例えば早朝から勤務していた者が、

午後からの者に業務を引き継いだ後、

1時間程度の時間が生まれることがあります。

しかし本来はその時間も通常業務を引き続き行う前提で、

要員計画の策定がされているので、

その時間を自由に使えるわけではありません。

でも勤務時間内に「自社の製品を営業する」としたら、

そういった時間を活用するしかありませんので、

役職者が業務の状況を見て、

本来の業務を何とかやりくりしながら、

局外における「営業活動」の時間を作ってやるんです。
郵便局は街中ある

独占状態の「年賀はがき」のライバルは「誰か」。

よく10月ころから皆さんのお宅や勤め先などに

「年賀はがき」の予約用のはがき状の物が

入っていることと思います。

これは配達担当者が

自分の配達担当区域に「全戸配布」したり、

先ほどの「内勤者が」外に出て投函したり、

街中にある「小さい郵便局」の局員が、

「内勤者」の営業活動と同じ理屈で投函したり

しているのです。

ですので、

場合によっては複数同じようなものが入っている

お宅もあるはずです(担当局名や担当者違いで)。
ライバルは郵便局

年賀はがき販売の「ライバルは」郵便局です。

その区域の郵便局、また担当者同士で、

「パイ」を取り合っているにすぎません。

内勤者など「外部に営業活動ができない」人は、

家族・親類・知人などその区域の郵便局どころか、

全国の郵便局が「ライバル化」しています。

例えば、

東京の郵便局員が年賀はがき100枚のために

山梨の友人宅へ出向き売るなんてこともあります。

なお、この行為は自分の休日に行ってますので、

勤務時間外で、旅費も当然自腹です。

東京〜山梨であればまだ日帰り可能ですが、

もっと遠い場合、

東京の郵便局員が青森県の親戚に頼み込み、

300枚の年賀はがきを買ってもらった場合、

郵送料はやはり自腹だったりします。
パイの取り合い

担当区域内には少なからず事業所があり、

企業を相手にすれば1発で

多くの年賀はがきが捌けるんですが、

その多くの事業所は

「お偉いさん」の担当になることが多く、

現場の人間には無関係です。

こんな話が実際に合ったのですが、

毎年10000枚近く購入する企業がありました。

そこはすぐ近くの小さい郵便局で購入していましたが、

ある年、大きな郵便局の管理者がセールスをかけ、

その年は大きな郵便局から買ったそうです。

その後、小さい郵便局の局長が大きい郵便局に

怒鳴り込んできて「修羅場」と化したそうで、

結局、その売り上げは小さい郵便局の物になりました。

最終的に年賀はがきの売り上げが増えているわけでは

ありません。
自主目標という名のノルマ

結局のところ、

「まともに営業機会がなく」

「自主目標というノルマで」

「売れないと毎日のように追い込みをかけられ」

「どうしようもなくなり自爆・・・」

の構図なわけなんです。

でも、

数千枚〜数万枚の「年賀はがき」なんて

使い道もなく、

少しでも「損」を少なくするために、

「金券屋」に売ってるわけですね。
うちは知り合いの局員から買ってます

うちは東京から程遠い地方に住んでいるのですが、

その東京に住む知り合いの郵便局員から

毎年買っています。

数は少なく200枚程度なんですが、

そういう状況を知っているので、

少しでも助けになればと思い買っています。

まぁ、すぐ近くに郵便局あるんですが・・・。
郵政省⇒公社

郵政省から「郵政事業庁」〜「郵政公社」〜「民営化」の流れですが、

当時の小泉内閣の時に「郵政民営化」の構図が

出来ましたが、

その頃からこの状況は続いており、

「年賀はがき」だけではなく

「小包」に関してもひどい自爆営業状態で、

「ふるさと〜」や「お中元・お歳暮」など、

郵便局でやっているものの「お得意様」は、

実は「郵便局員」だったりします。

なぜ郵便局がこれをやるのか・・・、

早い話「送料」が目当てなんですが、

もうそれはそれで・・・、

「何屋さん」なのかわからない状態です。

「日本郵便」はこのことについて

「あるのかないのか」のらりくらりとした見解ですが、

最近では「パートの主婦」や「学生バイト」にまで

ノルマを課しているとの話もあるようで、

以前にもまして「ひどいことになっている」ようです。
ググるといろいろ出てきます

郵便局にはびこる「自爆営業」 自腹10万円は当たり前
http://nikkan-spa.jp/635981

自爆営業、横領、自殺…【日本郵政】のキケンな病理.
http://www.premiumcyzo.com/modules/member/2014/11/post_5553/

郵便局、局員による年賀はがき“自爆営業”横行の実態〜ノルマは一人2500枚…
http://biz-journal.jp/2013/08/post_2787.html

年賀はがき発売開始、ネット上には「自爆枚数3千枚!」と従業員から悲痛な声が…
http://irorio.jp/nagasawamaki/20141030/174077/

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また、機会があったら書きたいと思います。



ご覧いただきありがとうございました。


posted by りゅう at 15:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 労働問題
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