お気に入りの１品

私が住む石狩南部の北広島市にいよいよ

「エスコンフィールド（Fビレッジ）」がオープンしました。

今はまだエスコンフィールドに隣接して建設予定の新駅もなく

交通アクセスに「難あり」と何かと話題ですが、

個人的には全く何もなかった一からのスタートでもあり

運営側も観客側も試行錯誤を繰り返しながらいい流れに

なっていったらいいなと思っています。

今回は旅や交通関係の記事を書かせていただいている

弊ブログらしくエスコンフィールドの特色などは

他のブロガーさんやyoutuberさんが取り上げておられるので

そちらや公式をご覧いただくとして、

運行開始した新規路線であるシャトルバスの乗継で

新札幌〜新千歳空港間が結ばれたことにより

本数は少ないながら新たな空港アクセス方法が

誕生したことに触れてみたいと思います。



エスコンフィールド（Fビレッジ）が開業するにあたり

これまで様々な地域からのシャトルバス運行が

取りざたされてきましたが、

開業時点でのシャトルバスは下記の４路線が運行されています。

�@北広島駅西口〜エスコンフィールド（Fビレッジ）
（試合無い日も運行）

�A新札幌駅〜エスコンフィールド（Fビレッジ）
（試合無い日も運行）

�B新千歳空港〜エスコンフィールド（Fビレッジ）
（試合無い日も運行）

�CJR野幌駅〜エスコンフィールド（Fビレッジ）
（★試合日のみ）



エスコンフィールド（Fビレッジ）は試合がない日も

球場内に入ることが出来る上球場内の飲食店の一部や

アクティビティ施設など野球以外も楽しめる施設があり

札幌ドーム時代は試合開催日のみ運行でしたが、

エスコンフィールドでは上記の�@�A�Bは通年運行となりました。

なお、試合開催日と試合の無い日では路線により

運行頻度が変わりますので詳しくはFビレッジ公式webページを

ご参照ください。

【参考】Fビレッジ公式webページアクセス
https://www.hkdballpark.com/access/

ところで「シャトルバス」といっても様々なタイプがあって

例えば郊外の大規模な商業施設が集客のために無料送迎バスを

運行している場合もありますがこれも一種のシャトルバス

だと思うのですが「無料」ですからその商業施設に用もないのに

利用するのは社会通念上よろしくない行為だと思います。

反面、エスコンフィールドのアクセスのために運行される

シャトルバスは運賃を支払う有料です。これはある意味の

路線バスなのでエスコンフィールドに”用”が無くても気軽に

乗れる公共交通機関なんです。





札幌市内と新千歳空港間の公共交通機関による主なアクセスは

JRか空港連絡バスまたはタクシーの3つです。
（地下鉄福住駅〜路線バス〜千歳駅前〜路線バス〜新千歳空港
の乗継方法もあります）



このうちJRの快速エアポート号が主たるアクセス方法で

最も多くの方々が利用されているかと思います。

ただ、しょっちゅう起こるわけではないですが、

何かしらの理由でJRが運転見合わせになった時、

地元ローカルニュースの映像に札幌駅前の

空港連絡バス停留場の長蛇の列が映り、

空港間の移動に苦慮される方々の姿を目にします。



エスコンシャトルバスは野球観戦という印象が強いので、

エスコンフィールドに発着するシャトルバスの乗継を

空港連絡バスのバス停で長蛇の列を作る方々の中で、

思いつく方は早々多くはないのかなと感じています。

というのも、エスコンフィールド開業により、

交通アクセス（シャトルバス運行）詳細が発表されたとき、

他の交通系ブロガーさんが多分触れるんだろうなと

静観していたのですが、

どなたもエスコンフィールドへの行き方だったり、

開幕戦での混雑を踏まえてのルポ、

シャトルバスの乗車体験などについては

多くの方が書かれています。

でも今回書かせていただいた内容については

私の検索では皆無でした。



実際に乗り継ぎ可能な便数は正直少ないですが

2023年5月現在で下記のとおりになっています。

エスコンフィールドでの乗継時間がタイトで

交通事情によっては乗り継げない可能性もあるのですが、

そんな時は試合がない日でもエスコンフィールドは球場内に

入ることができます。



雨風凌げるどころか球場内を見学したり一部の飲食店も

営業していますので時間つぶしはできます。

下記は「試合の無い日」の運行ダイヤをまとめたものとなります。
試合やイベント等開催日は新札幌便のダイヤが変わります。
また、新札幌便は大変な混雑が予想されますのでご留意ください。
さらに新札幌→新千歳空港は最も接続のいい場合、ダイヤ上の乗継時間は5分です。交通事情などで乗り継げない可能性もありますので1本早い便をお勧めします。

新札幌〜新千歳空港へ



新千歳空港〜新札幌へ





なお、試合の無い日は新札幌便は普通の路線バスタイプが、

新千歳空港便は高速バスタイプの車で運行すると思います。

エスコンフィールドのシャトルバスはコカ・コーラゲート側

にあります（愛煙家の方は喫煙所もあります）


コカ・コーラゲート


シャトルバス発着場


シャトルバス発着場の先に喫煙所もあります



正直、開幕の頃に比べ混雑も落ち着いてきた感はありますが、

とは言え試合イベント開催日や土日などエスコンフィールドに

お越しの方は多く、シャトルバスの座席を調査のために座席を

埋めてしまうのは申し訳ないので仕事の休みが取れたら

平日午前など乗客が少なそうな時間帯で体験してみようと思います。

札幌対新千歳空港間の交通手段が混乱している時はもとより

北海道を後にする前にお立ち寄りいただくときにご活用

いただければ幸いです。



非試合日の平日休暇取得できたので

エスコンフィールド（Fビレッジ）発12:00の新千歳空港便に

実際に乗ってきました。



車は高速バス4列席仕様（ニュースター号などの臨時便用？）で

補助席含め50人前後乗れそうでした。


コンセントついてます

上の方で掲載させていただいている時刻表で

新千歳空港便発車5分前に到着予定の新札幌発便は

下記画像の様に定刻に到着してました。



手前の路線バスタイプが新札幌便到着、奥の高速バスタイプが

これから乗る新千歳空港行です。

試合日など乗客の多そうな日は恐らく事前に乗車券を買うか

VISAタッチのみになるのかと思いますが、

私が乗った日は直接運転士さんに運賃600円を手渡しする

形でした。

乗車便の乗客は私を入れて4名と閑散としていましたが
（こんな時間にエスコンフィールドを後に空港に向かう
方はそんなにいるわけないですね）

乗る側としては大変快適な時間でした。

エスコンフィールド〜新千歳空港間は高速を使わず、

北進通〜駅南側こ線橋〜道道46号線（江別恵庭線）〜

（恵庭市恵み野）〜国道36号線〜（南千歳駅横）〜

空港連絡道路〜新千歳空港高速バス到着レーンの経路で

当日は所要48分でした。

途中江別恵庭線で道路舗装工事の影響で片側1車線規制が

ありましたがその他渋滞等もなく定時運行となりました。

運行本数が少ないのと最終が早すぎる欠点こそありますが

エスコンフィールドと新千歳空港間を直接移動するのなら

個人的にはかなり便利だなという印象です。

というのもシャトルバス〜北広島駅〜JRですと

乗換時間や地下にある新千歳空港駅から2階出発ロビーまでの

動線などを含めるとなんだかんだで40分くらいは

かかるので時間的にもいい勝負かなと感じました。

もしお時間が合うようでしたら新千歳空港シャトルバスの

選択もありだと思います。

なお、個人的な経験で恐縮なのですが、

週末など一部で若干の渋滞も見込まれる個所も

ございますのでどうかお時間には余裕を持って

ご乗車いただければと思います。

【参考】渋滞しそうな場所
（空は新千歳空港行、エはエスコンフィールド（Fビレッジ）行）
・（空・エ）エスコンフィールドバス乗り場〜美沢交差点
・（エ）恵庭市恵み野：道道46号線国道36号線交差点
（右折するため）
・（エ）恵庭市恵南：国道36号線交差点
（右折するため）
・（空・エ）千歳市中心部：国道36号線
・（空）新千歳空港連絡道トンネル手前〜バス到着レーン
（駐車場利用車入庫待機列等混雑）



下記のツイッター、私のアカウントのツイートなのですが、

先日ふと思い立って4年半前に造成を始めた頃に撮影した

アングルと同じ位置から現在の画像を撮り対比しました。

左2018年秋、右2023年春。同じ場所から同じアングルで撮ってみた。
雑木林で何もなかったこの場所が・・・、こんなに変わるんだ・・・。#エスコンフィールド pic.twitter.com/wCYTANUjB5

— りゅう (@ryuryu7410) March 19, 2023

ご覧いただきありがとうございました。