2012年05月18日
カード考察 第23回 「風帝ライザー」
「風帝ライザー」
レベル6 風属性 鳥獣族 効果モンスター
攻撃力2400 守備力1000
このカードがアドバンス召喚に成功した時、フィールド上に存在するカード1枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
本日は先日「DUELIST EDITION VOLUME 1」でスーパーレアとして当たりました「風帝ライザー」を考察したいと思います。このカードはストラクチャーデッキ「帝王の降臨」にもノーマルで収録されています。
ステータスは上級モンスターの攻撃力2400ラインとなっているため、扱いやすいステータスと言えると思います。
効果はこのカードをアドバンス召喚成功した時に、フィールド上のカードを1枚持ち主のデッキの一番上に戻すという。「帝」系カード特有のアドバンス召喚成功時という発動タイミング、強力な除去効果を持っているんですね。「デッキの一番上に戻す」というのが曲者で一種のロックをかけることが可能となっています。再利用されると困るようなカードでなければ、むしろ召喚するのに手間がかかるようなモンスター等を戻すことができれば相手にとってはたまったものではないでしょう。
またシンクロモンスターやエクシーズモンスター、融合モンスターといったエクストラデッキから特殊召喚するようなモンスターを「風帝ライザー」の効果の対象にした場合、戻す先はデッキではなくエクストラデッキに戻すことになりますので、単純な1枚の除去カードと同義になります。さらに墓地に送るより再利用されにくいという地味なメリットもありますのでなかなか有効ですね。
「帝」カードというと強力な除外効果を持ちこのカードよりは若干汎用性が高いと思われる「邪帝ガイウス」がライバルとして存在するのですが、どちらを使うかは好みやデッキの特性上の問題と言えるかもしれません。もちろん両方デッキに入れるのもありでしょう。
このカードが登場した環境時では今よりアドバンス召喚を行える機会が多かった様だったので、このカードが環境に食い込んでいた時期があったようです。
(その環境の時は私は遊戯王から離れてましたので、どのような環境だったかは詳しくわからないです。すいません)
本日は以上です。時間がなかったので後日追加修正を行う可能性があります。