2012年03月21日
カード考察 第13回 「交響魔人マエストローク」
「交響魔人マエストローク」
ランク4 闇属性 悪魔族
攻撃力1800 守備力2300
レベル4モンスター×2:1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を裏側守備表示に変更できる。また、自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが破壊される場合、代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
本日はカード考察第13回目です。関連はなにもありませんが最近発売されたこのカードを考察したいと思います。
「ヴェルズ・オピオン」を単体で対処する事ができるカードとしても、「ジェムナイト・パール」とともに最近注目されているカードです。
比較的エクシーズ召喚を行いやすい縛りのないランク4モンスターとなっているため、様々なデッキに入れる事ができます。非常に汎用性が高いモンスターです。理由は以下の通りです。
効果は2種類あり、一つはエクシーズ素材を消費して相手モンスター1体を裏側守備表示へ表示形式を変更する表示形式変更効果、もう一つはエクシーズ素材を身代わりにして破壊から免れる永続効果の破壊耐性効果を持っています。どちらも大変使い勝手が良い物となっています。
表示形式変更効果は相手モンスター限定ですが、たいていの攻撃力が高いモンスターは守備力が低いモンスターが多いため、これらのモンスターを相手にしたときにそのモンスターが守備力1800未満だった場合このカード単体で処理する事ができるため有効な効果といえるでしょう。但し、中には攻守とも高いステータスのモンスターも存在するため万能とは言えません。や「シールドクラッシュ」を入れておくのも悪くはないかもしれません。
もう一つの破壊耐性効果は「魔人」と名のつくモンスターが対象であり、このカードも「魔人」と名のつくため自身が破壊される時にも発動することができます。前回紹介した「No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー」の様に召喚時に発動するタイミングのカードに対して有効なので序盤の様子見として、単純に場持ちの良いアタッカーとして運用する事ができますね。
ステータスの方はと言いますと攻撃力は若干低めの1800、守備力は比較的高めの2300となっています。攻める場合としては、この攻撃力の低さはこのカードの効果をもってすれば仕方ないかもしれません。守るにしても破壊耐性効果も相まってなかなか強固な壁となるのではないでしょうか。
このカードを強化する事ができれば相手にとっては非常にいやらしいモンスターとなること間違いないと考えるんですけどね。という事で、このモンスターにはエクシーズ素材がいくらあっても困らないということで「エクシーズ・ユニット」とはなかなか相性がいいかもしれません。
このカードは3月17日発売されたばかりの「スターターデッキ2012」に必ず収録されているので手に入りやすいという点も魅力的です。
今回は以上になります〜