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2012年10月07日
デッキ考察 第6.2回 「エアーHERO」デッキ その1
〈2012年10月9日・加筆修正しました〉

先日申し上げていた「エアーHERO」デッキの調整が終わりましたので、新たなデッキレシピを掲載いたします。


では早速デッキレシピになります。


モンスター(12枚)
戦士ラーズ×3枚
フォトン・スラッシャー×3枚
ドッペルゲンガー
E・HERO バブルマン
E・HERO エアーマン
E・HERO アナザー・ネオス×3枚

魔法(19枚)
貪欲な壺
超融合
大嵐
増援
死者蘇生
強欲で謙虚な壺×2枚
一族の結束×2枚
ミラクル・フュージョン×3枚
ブラック・ホール
デュアルスパーク×2枚
サイクロン×2枚
E−エマージェンシーコール×2枚

罠(9枚)
八汰烏(ヤタガラス)の骸×2枚
聖なるバリア−ミラーフォース−
激流葬×2枚
ヒーロー・ブラスト
くず鉄のかかし×3枚

エクストラデッキ
E・HERO Great TORNADO
E・HERO The シャイニング×3枚
E・HERO アブソルートZero
E・HERO エスクリダオ
E・HERO ガイア
E・HERO ノヴァマスター
H−C エクスカリバー×2枚
No.39 希望皇ホープ
ガガガガンマン
機甲忍者ブレード・ハート
輝光子パラディオス×2枚

サイドデッキ
D.D.クロウ×3枚
サイクロン
マインドクラッシュ×2枚
禁止令×3枚
群雄割拠×2枚
増殖するG×3枚
超融合


以上が今回調整を終えた感じのデッキレシピになります。根本的なデッキの内容に関しては前回のデッキの構築と同じだという事が見て分かるかと思われますが、罠の構成を大きく変更いたしました。

デッキの運用方法に関しては基本的に以前の「デッキ考察 第6.1回 「エアーHERO」デッキ(ここをクリックするとその記事のページを開きます)」と同様なためこの記事では割愛させていただきます。このデッキの動かし方を知りたいという方は上記のリンクをクリックして前回の記事を参考にして下さい。


今回の記事ではデッキ変更点について説明をさせて頂きます。


このデッキにおいてはデッキ(のギミック)のキー(鍵)となるカードにおいて「デュアルスパーク」や「ヒーロー・ブラスト」、「ミラクル・フュージョン」、「超融合」、「一族の結束」、「死者蘇生」、「貪欲な壺」といった(特定の)モンスターがフィールド上・墓地に存在していないと発動自体ができない、効果を適用できないカードが多数搭載されています。

これらのカードは「発動さえできれば」、(非常に)アドバンテージを稼ぐ事ができる相当強力なカード達なので抜く事は難しい、避けたい所です。ですが、なるべく1枚だけで完結される効果を持つカード(「ブラック・ホール」や「強欲で謙虚な壺」等)があった方がデッキの安定性が上がるのは間違いないと思われるので、今回のデッキに特別必要という訳では無い、前回3枚フル投入されていたあのカードは全て抜いてしまいました。

そのカードとは「リビングデッドの呼び声」です。

「E・HERO エアーマン」を蘇生する事によってデッキから「HERO」と名のつくモンスターを1枚サーチ→そのサーチしたモンスターを通常召喚→その2体で「エクシーズ召喚」、という流れが1枚のカードでできるということで非常に魅力的だったのですが、いざ回してみると「エクシーズ召喚」はできた! ではそれでどうする?といった感じになる事が多く感じられ、ちょっとデッキの回転が悪く墓地に「E・HERO エアーマン」が無い状態で「リビングデッドの呼び声」が手札へ来てしまうと使い所に困る事があったため、今回は思い切って3枚フル投入だったこのカードは全て抜いてしまいました。


そして、「HERO」達によってビートダウンを行って行く「HEROビート」と呼ばれるデッキでは「デュアルスパーク」は3枚フル、「ヒーロー・ブラスト」は2〜3枚、「超融合」は1〜3枚と「HERO」特権のフリーチェーンカードによる除去カードを駆使して戦うスタイルが一般的だと思われます。

ですが、私の「エアーHERO」デッキでは必要最低限だけ上記の除去カード達を投入し(以前までは「超融合」に関してはメイン・サイドデッキとも入っていませんでした)、元々攻撃力が高い下級モンスターをアタッカーとして「一族の結束」による攻撃力の底上げを図る&「エクシーズ召喚」による高打点ランク4モンスターを呼び出す&「ミラクル・フュージョン」による「HERO融合体」の高打点モンスターを呼び出す、といった手段を用いて戦闘によって(ボード・ライフ)アドバンテージを稼いでいくという戦闘に特化したスタイルを確立しています。


そこで先日、第7回目のデッキ考察を行ったデッキとして「炎星」デッキが(仮組みの段階ですが)完成したのですが、このデッキは「エアーHERO」デッキをも上回る程高い戦闘力を誇るデッキと化し、切り札となる「魁炎星王−ソウコ」のモンスター効果無効化効果が「エアーHERO」デッキには非常に相性が悪い事から、「エアーHERO」デッキの特権であった「戦闘によるアドバンテージを稼いでいく」といったスタイルのお株を奪われて、それが通用しなくなり勝ち筋が無くなってしまうという事態に陥ってしまいました。

という事で、以前までの「エアーHERO」デッキにおいて気づかなかった弱点として、持前の戦闘力が及ばないデッキを相手にした際の対処方法として「除去カード」の比率についてどうするか?という課題が浮かびあがりました。


まず1番先に考えたのが上記で述べた「HERO」特権における除去カードの割合を増やすという事だったのですが、当方がデッキ調整を行って(一人で)デッキを回してみた所、枚数の割合に関しては「デュアルスパーク」が2枚、「ヒーロー・ブラスト」が1枚でバランスが取れているのではないかという結論にいたりました。

(これはもう経験上による判断なのですが、これらのカードは完全に「E・HERO アナザー・ネオス」に依存したカードとなっていますので状況次第では当然腐る(=手札・フィールド上にあるまま発動できずに使えない状態に陥る事だと考えてくだされば結構だと思います)事があります。そこでこの枚数だと手札で腐らせる状況が少なかったと感じたためです)

なので上記の2枚に関しては以前と同じ枚数で留めておき、新たに「超融合」をデッキに投入しようかどうか検討する事に。

以前の記事でもお話した事があったのですが「超融合」を扱う際に私がネックに感じる事があり、それは手札1枚のコストでした。ですが「E・HERO エアーマン」、「ヒーロー・ブラスト」、「ミラクル・フュージョン(による「E・HERO The シャイニング」の回収効果)」によって手札アドバンテージを稼ぐ事には比較的長けた(たけた)デッキであるため、一般的なデッキよりは同じ1枚の手札コストにおけるアドバンテージ損失に関しては軽減されていると考えています。

そして、「超融合」を発動する事さえできれば、大体の場合はボードアドバンテージを稼げていると思われますし、このカードの発動はチェーン発動によって邪魔されないという非常に魅力的な効果を持ち合わせているため、状況を見極めて発動する事ができれば非常に有利な展開へと運ぶ事ができるでしょう。

という事で手札コストとの折り合いもかねてメインデッキに1枚、サイドデッキに1枚投入する事にしました。


次の記事へ続きます。

Posted by asa at 17:00 | デッキ考察 | この記事のURL
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