2012年09月26日
デッキ考察 第7回 「炎星」デッキ(仮組み) その2
(2012年10月3日・加筆修正済み)
(2012年9月28日・加筆修正済み)
ここで2つのコンボ(内容はほとんど同一のコンボですが)を紹介したいと思います(2012年9月28日に一部内容を変更してあります)。
初手に「レベル4獣戦士族」と「炎舞−『天幾』」そして残り1枚に「炎舞−『天枢』」もしくは「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」が揃っていればそれだけでお手軽コンボの完成です。
まず前者の「レベル4獣戦士族」と「炎舞−『天幾』」、「炎舞−『天枢』」のコンボから説明していきましょう。
1.「炎舞−『天幾』」を発動し「微炎星−リュウシシン」をデッキから手札にサーチ、その「微炎星−リュウシシン」を通常召喚で召喚。
2.「炎舞−『天枢』」を発動し、もう1体の「レベル4獣戦士族」を通常召喚で召喚。
3.「炎舞」が発動された事によって、「微炎星−リュウシシン」の罠の「炎舞」セット効果発動で、お好みの罠の「炎舞」をデッキからセット。
4.このターンに通常召喚した「微炎星−リュウシシン」と「レベル4獣戦士族」の2体でエクシーズ召喚をし「魁炎星王−ソウコ」を特殊召喚。特殊召喚時にデッキからお好みの「炎舞」をセット(この時のおすすめは「炎舞−『天幾』」です。次ターンに発動できればさらにアドバンテージ+1)
5.「魁炎星王−ソウコ」のエクシーズ素材を1枚取り除き、モンスター効果無効化効果を発動。
とここまでの流れで、自分が先攻だとすると初手から手札3枚、フィールド上に「魁炎星王−ソウコ」1体、魔法・罠カードゾーンに「炎舞」が4枚という事になります。通常、初手が6枚だと考えると総数だけで見れば2枚のアドバンテージを稼ぐ事ができ、次の相手ターン終了時まで相手のフィールド上のモンスター効果を無効化状態の上で、攻撃力が下級アタッカー1900ライン以上のモンスターを展開とかなり有利な状況でゲームを開始する事が可能となります。また「炎舞」が3枚以上存在するため「魁炎星王−ソウコ」の「フィールド上から墓地へ送られた時」の「炎星」リクルート効果の発動条件も満たす事ができているのがポイントです。
上記で「魁炎星王−ソウコ」が「炎星」をリクルートする際は「英炎星−ホークエイ」、「捷炎星−セイヴン」を2体特殊召喚するのが良いのではないかと考えます。万が一相手ターン中に破壊されてしまったとしても、魔法の「炎舞」をセットできるため、実質「炎舞」に変換する事が可能なためです。生き残っていれば次の自分のターンに「炎星皇−チョウライオ」をエクシーズ召喚するといった作戦も取る事ができますからね。
では前者の説明が長くなりましたが、後者の「レベル4獣戦士族」と「炎舞−『天幾』」、「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」の流れを説明すると
1.「炎舞−『天幾』」を発動し「微炎星−リュウシシン」をデッキから手札へサーチ、「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」を通常召喚でセット。
2.ここは仮想の流れになりますが、次の相手のターンに「捷炎星−セイヴン」がフィールド上から墓地へ送られる、もしくは「英炎星−ホークエイ」が相手によって破壊されたとして「炎舞−『天枢』」をフィールド上にセット。
3.次の自分のターンに「微炎星−リュウシシン」を通常召喚で召喚。
4.「炎舞−『天枢』」を発動し「レベル4獣戦士族」を通常召喚で召喚。
5.「炎舞」が発動された事によって「微炎星−リュウシシン」の罠の「炎舞」セット効果発動で、お好みの罠の「炎舞」をデッキからセット。
6.このターンに通常召喚した「微炎星−リュウシシン」と「レベル4獣戦士族」の2体でエクシーズ召喚をし「魁炎星王−ソウコ」を特殊召喚。特殊召喚時にデッキからお好みの「炎舞」をセット(この時のおすすめは「炎舞−『天幾』」です。次ターンに発動できればさらにアドバンテージ+1)
7.「魁炎星王−ソウコ」のエクシーズ素材を1枚取り除き、モンスター効果無効化効果を発動。
以上が後者のコンボの流れで、前者の流れを踏襲したコンボとなっていますね。
上記で説明した2つのコンボの際に必要な3枚のカードは全て3枚フル投入できるカード達のため、狙える機会は大変多いかと思われます。実質揃っていれば良いのは「炎舞−『天幾』」と「炎舞−『天枢』」もしくは「炎舞−『天幾』」と「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」のどちらかの組み合わせの2枚だけで、残りの「レベル4獣戦士族」モンスターはかなりの枚数デッキに組み込まれていますから大抵手札にあるでしょう。
と上記のコンボの流れができれば最適なのですが、それができなかったからダメなのか?と言われればそうではありません。
始めに説明しましたが「炎舞−『天幾』」と「英炎星−ホークエイ」、「捷炎星−セイヴン」の計9枚のカードのおかげで、初手・序盤からかなりの確率でその時の状況に応じた「獣戦士族」モンスターをサーチする事が可能となっています。
上記のコンボが狙える時は積極的に狙って行き、例えば罠の「炎舞」が手札にある場合だと、「炎舞−『天旋』」は元々攻撃力アップ効果があるので当然として、「炎舞−『天権』」だとしても「おまけの」300ポイント攻撃力バンプアップ効果によって攻撃力の底上げが狙えますから、戦闘を介する事によって魔法の「炎舞」のセット効果を発動できる「暗炎星−ユウシ」か「勇炎星−エンショウ」をサーチして「炎舞」をセットしていきアドバンテージを稼いで行くといった流れを取り、
魔法の「炎舞」が手札にあるといった場合だと「炎舞」を発動しただけで罠の「炎舞」をセットできる「微炎星−リュウシシン」をサーチしてくる流れに、
手札に「炎舞」が「炎舞−『天幾』」以外何もない場合だったら「英炎星−ホークエイ」や「捷炎星−セイヴン」、「輪廻天狗」をサーチしてきて相手の様子を伺う、といった多種多様な作戦を取る事が可能となっている訳です。
お互いのフィールド上や自分の手札の状況に応じたカードを引っ張ってこれるサーチカードの偉大さが良く噛みしめられますよね(^^)
当然、初手に「炎舞−『天幾』」が無い事もありますが、「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」があればこのカードを引っ張ってくる事ができ、それら以外のカードだったとしても大抵の場合「炎星」と「炎舞」が揃っているでしょうから互いの高いシナジーによってフィールド上を展開して行く事ができると思われます。
このデッキでは「炎舞」の攻撃力バンプアップ効果によって、下級モンスター達であっても高い攻撃力を保つ事ができると思われるため、そつなく戦闘をこなしていく事ができる様になっていると考えます。さらに今回の「炎星」は「獣戦士族」で統一されているという事も相まってバンプアップカードの本家である「一族の結束」も投入してみちゃいましたw 本当に戦闘に対してかなり強いデッキに仕上がっていると思いますよ〜
ちなみに「一族の結束」を使用しているため、基本的にエクストラデッキで使用するモンスターは「獣戦士族」である「魁炎星王−ソウコ」と「炎星皇−チョウライオ」の2枚だけを使用する様にしたい所です。
そして上記で紹介したカード以外に忘れてはいけないバンプアップ効果を持つカードが・・・
そう、それは始めに散々紹介した「英炎星−ホークエイ」です! いやぁこいつは馬鹿になりませんよ。「炎舞」が表側表示で自分フィールド上に存在してさえすれば、「自分フィールド上の全ての『炎星』(もちろん自身を含む)」モンスターの攻撃力・守備力が500もアップする(300ポイントアップの可能性も若干有ります)バンプアップ効果まで持ち合わせているのです。こいつは素敵すぎます(>_<)。
「炎舞−『天幾』」の燃えカス(言い方が悪いかな(^_^;))が必要なくなれば「暗炎星−ユウシ」か「勇炎星−エンショウ」の燃料として相手のフィールド上のカードを荒らす(破壊する)事もできます。「炎舞−『天幾』」から当然上記の2枚のどちらかを引っ張ってくる事が可能なため、「炎舞−『天幾』」は実質相手フィールド上カード1枚の単体除去カードとして運用する事も可能となっている訳です。これは意外と便利ですね・・・ 上の方でもちらっと書きましたが、「炎舞−『天幾』」は召喚権の行使を要求する代わりに、手札コストを無くしたスペルスピード1の「サンダー・ブレイク」として扱う事ができる、といっても過言では無いかと思われます。
メインに「ジェネティック・ワーウルフ」か「神獣王バルバロス」のどちらかを入れるかどうか悩んだのですが、レベル4である「ジェネティック・ワーウルフ」の方が「炎舞−『天幾』」から引っ張ってこれる点+「魁炎星王−ソウコ」のエクシーズ素材になれるという点でこちらをメインデッキに採用しました。
「神獣王バルバロス」は相手が「スキルドレイン」を使用するデッキだった場合に絶大な威力を発揮するためサイドデッキに忍ばせてあります。当然「獣戦士族」であるため「炎舞」との相性は良いですし、「一族の結束」の邪魔をしませんからね(^o^)
そして、個人的に地味に魅力的に感じる点が1つあります。それはこのデッキでは墓地を多用する訳でもなく、効果モンスター、特殊召喚のどれかに依存している訳でもないため、メタデッキの要素の筆頭である「除外」や「スキルドレイン」、「特殊召喚メタ」といった明確な弱点が存在する訳では無い事が今のデッキではめずらしいかなと思いました。
あえてあげるとすれば、永続カードを多用するため「サイクロン」や、サーチを無効化する「ライオウ」が苦手かなというくらいの認識です(サーチカード自体は「炎舞−『天幾』」と「強欲で謙虚な壺」くらいしかありませんからね。またこのデッキでは「ライオウ」レベルであれば戦闘破壊を行いやすいです)。
という事で今までにないスタイルでビートダウンを行って戦うデッキに仕上がりました。如何(いかが)だったでしょうか? まだ発売前のカードなので裁定が気になる(例えば「炎舞」の発動時の効果はチェーン「サイクロン」で「炎舞」が破壊される事が決定された場合に適用されるのかどうか等)所ですが気長に待ちましょうか。
では本日は熱く語ってしまいましたが以上になります〜
(2012年9月28日・加筆修正済み)
ここで2つのコンボ(内容はほとんど同一のコンボですが)を紹介したいと思います(2012年9月28日に一部内容を変更してあります)。
初手に「レベル4獣戦士族」と「炎舞−『天幾』」そして残り1枚に「炎舞−『天枢』」もしくは「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」が揃っていればそれだけでお手軽コンボの完成です。
まず前者の「レベル4獣戦士族」と「炎舞−『天幾』」、「炎舞−『天枢』」のコンボから説明していきましょう。
1.「炎舞−『天幾』」を発動し「微炎星−リュウシシン」をデッキから手札にサーチ、その「微炎星−リュウシシン」を通常召喚で召喚。
2.「炎舞−『天枢』」を発動し、もう1体の「レベル4獣戦士族」を通常召喚で召喚。
3.「炎舞」が発動された事によって、「微炎星−リュウシシン」の罠の「炎舞」セット効果発動で、お好みの罠の「炎舞」をデッキからセット。
4.このターンに通常召喚した「微炎星−リュウシシン」と「レベル4獣戦士族」の2体でエクシーズ召喚をし「魁炎星王−ソウコ」を特殊召喚。特殊召喚時にデッキからお好みの「炎舞」をセット(この時のおすすめは「炎舞−『天幾』」です。次ターンに発動できればさらにアドバンテージ+1)
5.「魁炎星王−ソウコ」のエクシーズ素材を1枚取り除き、モンスター効果無効化効果を発動。
とここまでの流れで、自分が先攻だとすると初手から手札3枚、フィールド上に「魁炎星王−ソウコ」1体、魔法・罠カードゾーンに「炎舞」が4枚という事になります。通常、初手が6枚だと考えると総数だけで見れば2枚のアドバンテージを稼ぐ事ができ、次の相手ターン終了時まで相手のフィールド上のモンスター効果を無効化状態の上で、攻撃力が下級アタッカー1900ライン以上のモンスターを展開とかなり有利な状況でゲームを開始する事が可能となります。また「炎舞」が3枚以上存在するため「魁炎星王−ソウコ」の「フィールド上から墓地へ送られた時」の「炎星」リクルート効果の発動条件も満たす事ができているのがポイントです。
上記で「魁炎星王−ソウコ」が「炎星」をリクルートする際は「英炎星−ホークエイ」、「捷炎星−セイヴン」を2体特殊召喚するのが良いのではないかと考えます。万が一相手ターン中に破壊されてしまったとしても、魔法の「炎舞」をセットできるため、実質「炎舞」に変換する事が可能なためです。生き残っていれば次の自分のターンに「炎星皇−チョウライオ」をエクシーズ召喚するといった作戦も取る事ができますからね。
では前者の説明が長くなりましたが、後者の「レベル4獣戦士族」と「炎舞−『天幾』」、「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」の流れを説明すると
1.「炎舞−『天幾』」を発動し「微炎星−リュウシシン」をデッキから手札へサーチ、「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」を通常召喚でセット。
2.ここは仮想の流れになりますが、次の相手のターンに「捷炎星−セイヴン」がフィールド上から墓地へ送られる、もしくは「英炎星−ホークエイ」が相手によって破壊されたとして「炎舞−『天枢』」をフィールド上にセット。
3.次の自分のターンに「微炎星−リュウシシン」を通常召喚で召喚。
4.「炎舞−『天枢』」を発動し「レベル4獣戦士族」を通常召喚で召喚。
5.「炎舞」が発動された事によって「微炎星−リュウシシン」の罠の「炎舞」セット効果発動で、お好みの罠の「炎舞」をデッキからセット。
6.このターンに通常召喚した「微炎星−リュウシシン」と「レベル4獣戦士族」の2体でエクシーズ召喚をし「魁炎星王−ソウコ」を特殊召喚。特殊召喚時にデッキからお好みの「炎舞」をセット(この時のおすすめは「炎舞−『天幾』」です。次ターンに発動できればさらにアドバンテージ+1)
7.「魁炎星王−ソウコ」のエクシーズ素材を1枚取り除き、モンスター効果無効化効果を発動。
以上が後者のコンボの流れで、前者の流れを踏襲したコンボとなっていますね。
上記で説明した2つのコンボの際に必要な3枚のカードは全て3枚フル投入できるカード達のため、狙える機会は大変多いかと思われます。実質揃っていれば良いのは「炎舞−『天幾』」と「炎舞−『天枢』」もしくは「炎舞−『天幾』」と「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」のどちらかの組み合わせの2枚だけで、残りの「レベル4獣戦士族」モンスターはかなりの枚数デッキに組み込まれていますから大抵手札にあるでしょう。
と上記のコンボの流れができれば最適なのですが、それができなかったからダメなのか?と言われればそうではありません。
始めに説明しましたが「炎舞−『天幾』」と「英炎星−ホークエイ」、「捷炎星−セイヴン」の計9枚のカードのおかげで、初手・序盤からかなりの確率でその時の状況に応じた「獣戦士族」モンスターをサーチする事が可能となっています。
上記のコンボが狙える時は積極的に狙って行き、例えば罠の「炎舞」が手札にある場合だと、「炎舞−『天旋』」は元々攻撃力アップ効果があるので当然として、「炎舞−『天権』」だとしても「おまけの」300ポイント攻撃力バンプアップ効果によって攻撃力の底上げが狙えますから、戦闘を介する事によって魔法の「炎舞」のセット効果を発動できる「暗炎星−ユウシ」か「勇炎星−エンショウ」をサーチして「炎舞」をセットしていきアドバンテージを稼いで行くといった流れを取り、
魔法の「炎舞」が手札にあるといった場合だと「炎舞」を発動しただけで罠の「炎舞」をセットできる「微炎星−リュウシシン」をサーチしてくる流れに、
手札に「炎舞」が「炎舞−『天幾』」以外何もない場合だったら「英炎星−ホークエイ」や「捷炎星−セイヴン」、「輪廻天狗」をサーチしてきて相手の様子を伺う、といった多種多様な作戦を取る事が可能となっている訳です。
お互いのフィールド上や自分の手札の状況に応じたカードを引っ張ってこれるサーチカードの偉大さが良く噛みしめられますよね(^^)
当然、初手に「炎舞−『天幾』」が無い事もありますが、「英炎星−ホークエイ」か「捷炎星−セイヴン」があればこのカードを引っ張ってくる事ができ、それら以外のカードだったとしても大抵の場合「炎星」と「炎舞」が揃っているでしょうから互いの高いシナジーによってフィールド上を展開して行く事ができると思われます。
このデッキでは「炎舞」の攻撃力バンプアップ効果によって、下級モンスター達であっても高い攻撃力を保つ事ができると思われるため、そつなく戦闘をこなしていく事ができる様になっていると考えます。さらに今回の「炎星」は「獣戦士族」で統一されているという事も相まってバンプアップカードの本家である「一族の結束」も投入してみちゃいましたw 本当に戦闘に対してかなり強いデッキに仕上がっていると思いますよ〜
ちなみに「一族の結束」を使用しているため、基本的にエクストラデッキで使用するモンスターは「獣戦士族」である「魁炎星王−ソウコ」と「炎星皇−チョウライオ」の2枚だけを使用する様にしたい所です。
そして上記で紹介したカード以外に忘れてはいけないバンプアップ効果を持つカードが・・・
そう、それは始めに散々紹介した「英炎星−ホークエイ」です! いやぁこいつは馬鹿になりませんよ。「炎舞」が表側表示で自分フィールド上に存在してさえすれば、「自分フィールド上の全ての『炎星』(もちろん自身を含む)」モンスターの攻撃力・守備力が500もアップする(300ポイントアップの可能性も若干有ります)バンプアップ効果まで持ち合わせているのです。こいつは素敵すぎます(>_<)。
「炎舞−『天幾』」の燃えカス(言い方が悪いかな(^_^;))が必要なくなれば「暗炎星−ユウシ」か「勇炎星−エンショウ」の燃料として相手のフィールド上のカードを荒らす(破壊する)事もできます。「炎舞−『天幾』」から当然上記の2枚のどちらかを引っ張ってくる事が可能なため、「炎舞−『天幾』」は実質相手フィールド上カード1枚の単体除去カードとして運用する事も可能となっている訳です。これは意外と便利ですね・・・ 上の方でもちらっと書きましたが、「炎舞−『天幾』」は召喚権の行使を要求する代わりに、手札コストを無くしたスペルスピード1の「サンダー・ブレイク」として扱う事ができる、といっても過言では無いかと思われます。
メインに「ジェネティック・ワーウルフ」か「神獣王バルバロス」のどちらかを入れるかどうか悩んだのですが、レベル4である「ジェネティック・ワーウルフ」の方が「炎舞−『天幾』」から引っ張ってこれる点+「魁炎星王−ソウコ」のエクシーズ素材になれるという点でこちらをメインデッキに採用しました。
「神獣王バルバロス」は相手が「スキルドレイン」を使用するデッキだった場合に絶大な威力を発揮するためサイドデッキに忍ばせてあります。当然「獣戦士族」であるため「炎舞」との相性は良いですし、「一族の結束」の邪魔をしませんからね(^o^)
そして、個人的に地味に魅力的に感じる点が1つあります。それはこのデッキでは墓地を多用する訳でもなく、効果モンスター、特殊召喚のどれかに依存している訳でもないため、メタデッキの要素の筆頭である「除外」や「スキルドレイン」、「特殊召喚メタ」といった明確な弱点が存在する訳では無い事が今のデッキではめずらしいかなと思いました。
あえてあげるとすれば、永続カードを多用するため「サイクロン」や、サーチを無効化する「ライオウ」が苦手かなというくらいの認識です(サーチカード自体は「炎舞−『天幾』」と「強欲で謙虚な壺」くらいしかありませんからね。またこのデッキでは「ライオウ」レベルであれば戦闘破壊を行いやすいです)。
という事で今までにないスタイルでビートダウンを行って戦うデッキに仕上がりました。如何(いかが)だったでしょうか? まだ発売前のカードなので裁定が気になる(例えば「炎舞」の発動時の効果はチェーン「サイクロン」で「炎舞」が破壊される事が決定された場合に適用されるのかどうか等)所ですが気長に待ちましょうか。
では本日は熱く語ってしまいましたが以上になります〜