2012年09月03日
デッキ考察 第6回 「エアーHERO」デッキ その1
本日は第6回目となるデッキ考察です。
今回の内容は世間一般に「HEROビート」と呼ばれているデッキに多少私のアレンジを加えた形のデッキとなっています。
あくまでも根本的な構築の部分では「HEROビート」の形式となっているデッキであるため、それなりに(ガチデッキといわれるデッキとも)戦えるデッキになっているんじゃないかなと思ってます。
ではデッキレシピですね サイドデッキはちょっと適当なのでお好みに調整してみて下さい。
モンスター(14枚)
戦士ラーズ×2枚→3枚へ変更
異次元の女戦士
フォトン・スラッシャー×3枚
ドッペルゲンガー×2枚
E・HERO バブルマン×2枚
E・HERO エアーマン
E・HERO アナザー・ネオス×3枚
魔法(19枚)
大嵐
増援
死者蘇生
強欲で謙虚な壺×2枚
一族の結束×3枚→2枚へ変更
ミラクル・フュージョン×3枚
ブラック・ホール
デュアルスパーク×2枚
サイクロン×3枚
E−エマージェンシーコール×2枚
罠(7枚)
リビングデッドの呼び声×3枚
ヒーロー・ブラスト
くず鉄のかかし×3枚
エクストラデッキ
E・HERO Great TORNADO
E・HERO The シャイニング×3枚
E・HERO アブソルートZero
E・HERO エスクリダオ
E・HERO ガイア
H−C エクスカリバー×3枚
H−C ガーンデーヴァ
No.39 希望皇ホープ
機甲忍者ブレード・ハート
輝光子パラディオス×2枚
サイドデッキ
D.D.クロウ×3枚
ツイスター×2枚
マインドクラッシュ×2枚
暗闇を吸い込むマジック・ミラー×3枚
王宮のお触れ×2枚
禁止令×3枚
以上がデッキレシピになります。
内容としては最初に申し上げた通り典型的な「HEROビート」になりますが、このデッキの運用方法を挙げるとすると「E・HERO エアーマン」を過労死させるほど働かせる事を目的としています。
「E・HERO エアーマン」は召喚・特殊召喚して自身の効果を発動できるだけで、アドバンテージを+1稼ぐ事ができるという非常に魅力的なモンスターですよね。効果はサーチ効果と魔法・罠の破壊効果を選択する事ができ(破壊効果は状況にもよりますけどね)、その上ステータスは準アタッカー並の能力とまさに非の打ちどころがないモンスターと言えます。
このカードを何回も使いまわす事ができれば着実にアドバンテージを稼いでいく事ができ、今現在ではこのカードにとっては大変な素敵ルールであるエクシーズ召喚というシステムが搭載されたため、効果を使用した後のバニラ同然のこのカードを無駄なく運用する事ができるという訳です。
上記で挙げたエクシーズ召喚のルールにより戦力も相当強化されたと言えます。このデッキは「戦士族」で統一されたデッキであり、「フォトン・スラッシャー」といった展開に優れたモンスターが存在するため「戦士族」専用の切り札カードである「H−C エクスカリバー」を無理なく自然な形でエクシーズ召喚する事ができるという強みがあります。
また「フォトン・スラッシャー」と「E・HERO アナザー・ネオス」、「異次元の女戦士」という光属性モンスター同士の組み合わせであれば、今月の2012年9月15日に発売される予定の「デュエリストパック カイト編」に収録される「輝光子パラディオス」もエクシーズ召喚する事が可能となっています。
このカードも「戦士族」モンスターであるという事からデッキテーマに統一性が取れていますし、効果も非常に扱いやすい強力なモンスターですよね。是非このカードを出せる様な状況であれば、積極的にエクシーズ召喚を狙って行きたいところです。
その他にも「戦士族」デッキ特権のキル要因「機甲忍者ブレード・ハート」も扱いやすいですし、対「レスキューラビット」に大変有効だと考えている「H−C ガーンデーヴァ」も入れてみたりしてあります。ここらへんはお好みで入れ替えてみてください。
上記でこのデッキにおける「戦士族」特権におけるエクシーズ召喚の有用性を説明してきましたが、初めの方で「E・HERO エアーマン」を使いまわすと申し上げましたよね。
使いまわす方法として挙げられるのが、墓地からの特殊召喚からといったらまずはこれでしょう。なんのリスクも負わずにお手軽にお互いの墓地から好きなモンスターを1体特殊召喚できる「死者蘇生」。そしてもう1枚の墓地蘇生といったらこのカード「リビングデッドの呼び声」ですよね。このカードは罠カード故に発動までが若干遅く、永続カードであるためこのカードの発動に対して、相手の「サイクロン」等でチェーンして割られたら(破壊されたら)蘇生効果を適用できないという弱点もありますが、今(2012年9月)現在の環境では3枚積みが可能という素晴らしい状況なので、今回はフル投入してあります。
やはり、蘇生対象として狙って行きたいのは「E・HERO エアーマン」であります。特殊召喚して効果の発動さえ成功すればアドバンテージは+1、そして召喚権が残っていればサーチしたカードを召喚しそのままエクシーズ召喚という流れに。という風に1枚の蘇生カードからエクシーズ召喚まで持って行く事が出来るという点は非常に強力ではないでしょうか。
もう1つの使いまわす方法というと「ミラクル・フュージョン」からの「E・HERO The シャイニング」がありますよね! 私的にこの2枚のカードは反則的な程強力だと考えている訳です。たった1枚のカードから最低でも攻撃力2600、大抵攻撃力3200の大型モンスターを「ぽん」と特殊召喚する事ができるなんてお手軽すぎますw そして破壊され墓地へ送られた後も只では終わらず、除外された「HERO」を2枚も手札に回収してくれるなんてアドバンテージの塊と言うほかないじゃないですか(>_<) 私的に「HERO」が強力である大きな要因の1つがこれだと思うわけです(世間一般では大量のフリーチェーンカードからのアドバンテージの稼ぎ方がいやらしいって事は良く聞きますけどね) ということで「E・HERO The シャイニング」の回収効果で「E・HERO エアーマン」を手札に加える。という方法もある訳です。
ではでは、そうしたらまず第一に「E・HERO エアーマン」を手札に加えないと話が始まらないですよね。「HERO」達は一般的なモンスターカードに比べると手札に加える手段が多々あります。「戦士族」特権の1つである「増援」に加え、「E・HERO」専用ではありますが「E−エマージェンシーコール」というカードも存在しております。
ですが「E−エマージェンシーコール」が9月より準制限化した事に伴い、若干ですが「E・HERO エアーマン」を手札に加えにくくなってしまいました。そこで今回投入してみたのが「戦士ラーズ」であります。このカードの存在を今まで知らなかったっていう人もいると思われます。それぐらいマイナーなカードだと思うのですが、ステータス、効果を良く見てみると
「戦士ラーズ」
レベル4 地属性 戦士族 効果モンスター
攻撃力1600 守備力1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから「戦士ラーズ」以外のレベル4以下の戦士族モンスター1体を選択し、デッキの一番上に置く。
これは「E・HERO エアーマン」のサーチに意外と使えるんじゃないかぁ?と思い早速検討。見る人が見ると一種のデッキロックを自分でかけるのと同義だと思われるため、こんなカードは使わないね。という方もいらっしゃるかと思われます。ですが私としましてはそのデッキロックでかかった損失は「E・HERO エアーマン」が過労死してくれればすぐに取り戻せるのではないかと考え、その「E・HERO エアーマン」を第一にサーチできる事を重視しこのカードをフル投入してみた形になりました。
テストプレイをしてみたところ、このカードのおかげで早い段階で「E・HERO エアーマン」をサーチする事ができる機会が多く感じるようになりましたね。このカードの効果に対して「エフェクト・ウェーラー」を打つような事はあまりないでしょうから(打つとしたら「E・HERO エアーマン」の方に打ってくるかと思いますが)効果を適用できる機会は中々多いと思われます。後はエクシーズ素材にできれば理想的なんですけどね〜
その他のカードとして入れてみたのが「ドッペルゲンガー」を採用。何気にこのカードも「戦士族」モンスターであるため「増援」によるサーチが可能という点、相手が魔法・罠を大量に伏せてくる様なデッキであれば非常に有効なカードになるかと思われます。
個人的に以前も話をしたことがありますが相手の「神の宣告」、「神の警告」、「激流葬」辺りが非常に嫌いなカードなんですけど、こいつらを魔法・罠破壊カードで潰せると非常に安心してモンスターを召喚、特殊召喚できるようになりますよね。このカードの効果をダメージ計算時に適用できれば、「スターライト・ロード」を初めとして大抵のカードはチェーンして発動する事もできないため非常に有効な破壊手段になるかと思われます。
次の記事に続きます。
今回の内容は世間一般に「HEROビート」と呼ばれているデッキに多少私のアレンジを加えた形のデッキとなっています。
あくまでも根本的な構築の部分では「HEROビート」の形式となっているデッキであるため、それなりに(ガチデッキといわれるデッキとも)戦えるデッキになっているんじゃないかなと思ってます。
ではデッキレシピですね サイドデッキはちょっと適当なのでお好みに調整してみて下さい。
モンスター(14枚)
戦士ラーズ×2枚→3枚へ変更
異次元の女戦士
フォトン・スラッシャー×3枚
ドッペルゲンガー×2枚
E・HERO バブルマン×2枚
E・HERO エアーマン
E・HERO アナザー・ネオス×3枚
魔法(19枚)
大嵐
増援
死者蘇生
強欲で謙虚な壺×2枚
一族の結束×3枚→2枚へ変更
ミラクル・フュージョン×3枚
ブラック・ホール
デュアルスパーク×2枚
サイクロン×3枚
E−エマージェンシーコール×2枚
罠(7枚)
リビングデッドの呼び声×3枚
ヒーロー・ブラスト
くず鉄のかかし×3枚
エクストラデッキ
E・HERO Great TORNADO
E・HERO The シャイニング×3枚
E・HERO アブソルートZero
E・HERO エスクリダオ
E・HERO ガイア
H−C エクスカリバー×3枚
H−C ガーンデーヴァ
No.39 希望皇ホープ
機甲忍者ブレード・ハート
輝光子パラディオス×2枚
サイドデッキ
D.D.クロウ×3枚
ツイスター×2枚
マインドクラッシュ×2枚
暗闇を吸い込むマジック・ミラー×3枚
王宮のお触れ×2枚
禁止令×3枚
以上がデッキレシピになります。
内容としては最初に申し上げた通り典型的な「HEROビート」になりますが、このデッキの運用方法を挙げるとすると「E・HERO エアーマン」を過労死させるほど働かせる事を目的としています。
「E・HERO エアーマン」は召喚・特殊召喚して自身の効果を発動できるだけで、アドバンテージを+1稼ぐ事ができるという非常に魅力的なモンスターですよね。効果はサーチ効果と魔法・罠の破壊効果を選択する事ができ(破壊効果は状況にもよりますけどね)、その上ステータスは準アタッカー並の能力とまさに非の打ちどころがないモンスターと言えます。
このカードを何回も使いまわす事ができれば着実にアドバンテージを稼いでいく事ができ、今現在ではこのカードにとっては大変な素敵ルールであるエクシーズ召喚というシステムが搭載されたため、効果を使用した後のバニラ同然のこのカードを無駄なく運用する事ができるという訳です。
上記で挙げたエクシーズ召喚のルールにより戦力も相当強化されたと言えます。このデッキは「戦士族」で統一されたデッキであり、「フォトン・スラッシャー」といった展開に優れたモンスターが存在するため「戦士族」専用の切り札カードである「H−C エクスカリバー」を無理なく自然な形でエクシーズ召喚する事ができるという強みがあります。
また「フォトン・スラッシャー」と「E・HERO アナザー・ネオス」、「異次元の女戦士」という光属性モンスター同士の組み合わせであれば、今月の2012年9月15日に発売される予定の「デュエリストパック カイト編」に収録される「輝光子パラディオス」もエクシーズ召喚する事が可能となっています。
このカードも「戦士族」モンスターであるという事からデッキテーマに統一性が取れていますし、効果も非常に扱いやすい強力なモンスターですよね。是非このカードを出せる様な状況であれば、積極的にエクシーズ召喚を狙って行きたいところです。
その他にも「戦士族」デッキ特権のキル要因「機甲忍者ブレード・ハート」も扱いやすいですし、対「レスキューラビット」に大変有効だと考えている「H−C ガーンデーヴァ」も入れてみたりしてあります。ここらへんはお好みで入れ替えてみてください。
上記でこのデッキにおける「戦士族」特権におけるエクシーズ召喚の有用性を説明してきましたが、初めの方で「E・HERO エアーマン」を使いまわすと申し上げましたよね。
使いまわす方法として挙げられるのが、墓地からの特殊召喚からといったらまずはこれでしょう。なんのリスクも負わずにお手軽にお互いの墓地から好きなモンスターを1体特殊召喚できる「死者蘇生」。そしてもう1枚の墓地蘇生といったらこのカード「リビングデッドの呼び声」ですよね。このカードは罠カード故に発動までが若干遅く、永続カードであるためこのカードの発動に対して、相手の「サイクロン」等でチェーンして割られたら(破壊されたら)蘇生効果を適用できないという弱点もありますが、今(2012年9月)現在の環境では3枚積みが可能という素晴らしい状況なので、今回はフル投入してあります。
やはり、蘇生対象として狙って行きたいのは「E・HERO エアーマン」であります。特殊召喚して効果の発動さえ成功すればアドバンテージは+1、そして召喚権が残っていればサーチしたカードを召喚しそのままエクシーズ召喚という流れに。という風に1枚の蘇生カードからエクシーズ召喚まで持って行く事が出来るという点は非常に強力ではないでしょうか。
もう1つの使いまわす方法というと「ミラクル・フュージョン」からの「E・HERO The シャイニング」がありますよね! 私的にこの2枚のカードは反則的な程強力だと考えている訳です。たった1枚のカードから最低でも攻撃力2600、大抵攻撃力3200の大型モンスターを「ぽん」と特殊召喚する事ができるなんてお手軽すぎますw そして破壊され墓地へ送られた後も只では終わらず、除外された「HERO」を2枚も手札に回収してくれるなんてアドバンテージの塊と言うほかないじゃないですか(>_<) 私的に「HERO」が強力である大きな要因の1つがこれだと思うわけです(世間一般では大量のフリーチェーンカードからのアドバンテージの稼ぎ方がいやらしいって事は良く聞きますけどね) ということで「E・HERO The シャイニング」の回収効果で「E・HERO エアーマン」を手札に加える。という方法もある訳です。
ではでは、そうしたらまず第一に「E・HERO エアーマン」を手札に加えないと話が始まらないですよね。「HERO」達は一般的なモンスターカードに比べると手札に加える手段が多々あります。「戦士族」特権の1つである「増援」に加え、「E・HERO」専用ではありますが「E−エマージェンシーコール」というカードも存在しております。
ですが「E−エマージェンシーコール」が9月より準制限化した事に伴い、若干ですが「E・HERO エアーマン」を手札に加えにくくなってしまいました。そこで今回投入してみたのが「戦士ラーズ」であります。このカードの存在を今まで知らなかったっていう人もいると思われます。それぐらいマイナーなカードだと思うのですが、ステータス、効果を良く見てみると
「戦士ラーズ」
レベル4 地属性 戦士族 効果モンスター
攻撃力1600 守備力1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから「戦士ラーズ」以外のレベル4以下の戦士族モンスター1体を選択し、デッキの一番上に置く。
これは「E・HERO エアーマン」のサーチに意外と使えるんじゃないかぁ?と思い早速検討。見る人が見ると一種のデッキロックを自分でかけるのと同義だと思われるため、こんなカードは使わないね。という方もいらっしゃるかと思われます。ですが私としましてはそのデッキロックでかかった損失は「E・HERO エアーマン」が過労死してくれればすぐに取り戻せるのではないかと考え、その「E・HERO エアーマン」を第一にサーチできる事を重視しこのカードをフル投入してみた形になりました。
テストプレイをしてみたところ、このカードのおかげで早い段階で「E・HERO エアーマン」をサーチする事ができる機会が多く感じるようになりましたね。このカードの効果に対して「エフェクト・ウェーラー」を打つような事はあまりないでしょうから(打つとしたら「E・HERO エアーマン」の方に打ってくるかと思いますが)効果を適用できる機会は中々多いと思われます。後はエクシーズ素材にできれば理想的なんですけどね〜
その他のカードとして入れてみたのが「ドッペルゲンガー」を採用。何気にこのカードも「戦士族」モンスターであるため「増援」によるサーチが可能という点、相手が魔法・罠を大量に伏せてくる様なデッキであれば非常に有効なカードになるかと思われます。
個人的に以前も話をしたことがありますが相手の「神の宣告」、「神の警告」、「激流葬」辺りが非常に嫌いなカードなんですけど、こいつらを魔法・罠破壊カードで潰せると非常に安心してモンスターを召喚、特殊召喚できるようになりますよね。このカードの効果をダメージ計算時に適用できれば、「スターライト・ロード」を初めとして大抵のカードはチェーンして発動する事もできないため非常に有効な破壊手段になるかと思われます。
次の記事に続きます。