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2018年02月09日
青くなる?
トマト缶常備
どうもクラゲです。
生のトマトは苦手なんです。スッぱいし、歯にしみるし・・・
でも生でも食べるんです。体にイイから。
切ってるときにゾクゾクするよね・・・クラゲだけ?
〜〜〜トマトの歴史〜〜〜
トマトはナス科トマト属の植物です。と思ったら、現在は統計解析により「ナス属」に分類されてます。
原産は南アメリカのアンデス山脈高原地帯だとされています。
原種は現在のミニトマトに似ている「チェリートマト」だそうです。
それがメキシコに渡り、8世紀ごろには食用に栽培されていたようです。
16世紀にスペイン人が持ち帰ったものが、観賞用としてヨーロッパ中に広まりました。
毒がある「ベラドンナ」に似ているので、有毒だと信じられていたからです。
〜ベラドンナ〜
18世紀にイタリアで貧困層が飢えに苦しんでいたため止む負えず食べたのが最初でした。
日本に伝わったのは17世紀ごろと言われています。最初は観賞用で、食用になったのは明治時代です。
狩野探幽画「唐なすび」
〜〜〜トマトの栄養〜〜〜
トマトが赤くなると、医者が青くなる
ヨーロッパの諺
リコピン・・・・強力な抗酸化作用があり、メラニン色素の合成を抑制して美肌効果、コラーゲン合成、
日焼け予防、肥満防止、シワ、角質の状態を改善、アレルギー症状の改善などなど
トマトと言えばコレ!スイカの赤もコレ!
β カロテン・・・抗酸化物質、ビタミンAに変化、粘膜の維持
ケルセチン・・・血管の強化、皮に多い
クエン酸・・・・疲労回復、カルシウムの吸収促進
カリウム・・・・塩分排出、ムクミ防止
ペクチン・・・・水溶性食物繊維、血糖値低下、整腸作用
13-オキソ-9,11-オクタデカジエン酸(13-oxo-ODA)・・・2012年に京都大学で発見された新成分。
血中中性脂肪の減少、脂質の代謝異常の改善
皮に多いので、塩トマト、トマトジュース向き
医者が青くなるほど、トマトは長寿の食べ物ですね。美容効果もバツグンです!
〜〜〜注意〜〜〜
「トマチン」は花や茎や葉っぱに多く含まれる有毒物質です。
防虫作用があって、果実を虫から守っています。
熟した果実には微量のため、人体には影響はないです。
しかし、野生種は果実の方にも多く含まれるので食用に向かないんですね。
マウスの半致死量を人に当てはめると、未完熟果実を34個で半致死量だそうです。半致死って?
完熟トマトなら、4t(4000kg)を一度に食べたら危険です。
何ごともほどほどに(笑)
〜〜〜トマトを生活に〜〜〜
トマトは結構好き嫌いが分かれます。でも栄養効果は無視できません。
生が苦手な人が多いと思いますが(クラゲ主観)、
トマト缶をニンニク、塩コショウ、炒めた鶏肉と煮詰めてパスタと絡めても美味しいですし、
トマトジュースでも栄養は結構取れます(加熱するので多少減少)。
色々な形のものがあるので、健康習慣に取り入れてもイイんじゃないでしょうか。
希少高糖度トマト!
最低限の水分しか与えないので、トマト自信が果実に栄養を凝縮することで旨味、糖度が高いんです!
新感覚!完熟フルーツトマトのジュレ