2018年02月13日
巻くとカッパ・・・
C u c u m b er胡瓜
どうもクラゲです。
キュウリが特売だったので買いました(1本50円)。
値段が高騰している野菜ですが、キュウリも結構します(とは言え80円位)。
ハウス栽培なので、冬は暖房を入れて栽培しているので高くても頷けます。
〜〜〜キュウリの歴史〜〜〜
キュウリはウリ科キュウリ属のつる性一年草です。
キュウリの原産はインド北部のヒマラヤ周辺。
栽培はメソポタミア文明で、既にされていたとのこと。
シルクロードを伝って中国に入って、平安時代ごろに日本に入ってきました。
漢字で胡瓜の「胡」はシルクロードを経由したことを意味します。
酢の物
ピクルスも美味しいよね。嫌い?
〜〜〜キュウリの栄養〜〜〜
キュウリは成分の95%が水分です。「最も栄養の無い野菜」としてギネスに認定されています。じゃあ食べる意味ないじゃん!と思われますが、とりあえず見ていきましょう。
・皮の緑はβカロテンを含んでいます。抗酸化作用があり、体内でビタミンAに変わります。
お肌の潤いの素になるので美肌効果があります。
・カリウムを含んでいます。利尿作用があって、塩分を排出するので、ムクミ防止、血圧低下などに効果的。
・ビタミンCは抗酸化、代謝、免疫、美容などなどなど
・ビタミンKは骨を維持し、形成を促します。また出血時に必要な血凝固因子の生成を促します。
体を冷やす効果があるんだそうです。旬が夏だからいいんですけど、冬は・・・
酵素「アスコルビナーゼ」が含まれているので、ビタミンCを分解してしまう、と言われていましたが、
実際は「還元型ビタミンC」が「酸化型ビタミンC」に変化するだけなんです。
「酸化型」は体内で「還元型」に戻るので(可逆性)特に問題ないです。
こうして見ると本当に何もないんですけど、実はかなりレアな成分が含まれてるんです。
「ククルビタシン」・・・・ヘタに多い苦み成分。夏バテ時の食欲回復、抗がん作用
有毒説と二分するところ。
青臭さが気になる人は、まな板に塩ふって転がすと緩和できます。クラゲは気にしません。
「ピラジン」・・・・・・・血栓を抑制することで、血液サラサラ。脳卒中や動脈硬化を予防します。
「シトルリン」・・・・・・一酸化窒素を活性化して、血管を拡張。
天然保湿因子(NMF)を構成するアミノ酸の一種。肌の確執の保湿。筋肉増強。
「マロン酸」・・・・・・・糖分が脂肪に変わるのを抑制
「イソクエルシトリン」・・中性脂肪を分解します。あの「トクホ」にも添加されていたりします。
価格:13,910円 |
「ホスホリパーゼ」・・・・強力な脂肪分解酵素ですが、熱に弱い。
とは言えキュウリ加熱はあんまりしないですよね。
すり下ろすと効果的。
消化酵素と言えば大根やパイナップルですが、すりおろしキュウリは新しい定番になるんじゃないですか?
キュウリは栄養は少ないですけど、美容効果の高い成分が含まれていて普段の食事に1本加えるだけで
なかなか健康的だと思います。でも冬は体冷やすので温かい料理にトッピングするなど工夫しましょう!
本当の食育は食べ物を育むこと。見学だけでも楽しいですよ!
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毎日、私達は「命」を頂いているんですね。
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