新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2020年04月10日
止めてはいけない数
ちょっと長いが、実際に大学生の頃に経験した話。
当時、塾のセンセーをしていた。
とは言っても、あまり大きな塾でもないので和気藹々としたもので、先生同士のつながりもしっかりしていた。
まだ覚えてるのが、水曜日、数学のオッサン先生と同じ数学のニーチャン先生と俺しかいない曜日だ。
酒好きだからコンビニで酒買って来たりして、生徒がいない職員室でささやかな酒盛りをよくやった。
そんな酒盛りをやっていたある春の日に、なぜか怖い話をすることになった。
お互いその手の話が嫌いではないので、
「よし、じゃあとっておきを話してやろう」とばかりに、ノリノリで話を始めることに。
少し話をして盛り上がってきたときだった。
オッサン先生がふと、
「そう言えば、怖い話をするときって、そこで止めちゃいけない『数』があるそうですよ」
いくつだっけなぁ、なんて言いながら、ともあれ今までにした話をカウントして、
俺が『正』の字をつけて記録することにした。続きを読む...
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(奇妙編)
2020年04月09日
【怖度★4】怪談「愛犬に影響が」◆ぁみ (怪談家/芸人/ありがとう)◆【怪談ぁみ語】
ペットと一緒の部屋で寝ていたら…。
【怖度★4】怪談「愛犬に影響が」◆ぁみ (怪談家/芸人/ありがとう)◆【怪談ぁみ語】
posted by kowaidouga at 12:05| ありがとう ぁみ動画集
夏の暑い昼下がり
私の父がまだ子供だった時分の話ですので、今から60年以上昔のことになります。
当時、長崎県S市に住んでいた父は、家族に頼まれて回覧板をお隣に出しに行きました。
季節は夏、暑い昼下がりで、家の中から外に出るとぼうっと頭がかすんだほどだったそうです。
通りに出ると、ふいに背後から声をかけられました。
「おい、○○」
名前を呼ばれた父が振り向くと、少し離れたところに同級生のA君が立っていました。
父はそのA君とはそれほど親しくもなく、ほとんど話をしたこともなかったので、
何の用かと不審に思いながらも、「なんだAか。どうしたんだ?」と訊ねると、
「ちょっと俺と一緒に来てくれないか」と答えるのです。続きを読む...
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(家・賃貸編)
2020年04月08日
未遂
今から十数年前の事。
土曜日の昼下がり、電話がかかって来た。
『適当に押していたら繋ったんです』
相手は50代位の男性の声。
イタ電かと思って切ろうとしたら、時間があったら話だけでも聞いて欲しいという。
暇だったし、丁寧な感じの相手だったんで聞いてあげた。
仕事の愚痴から始まって、妻にないがしろにされていること、子供に馬鹿にされていること、
その他諸々と小一時間語った。
相槌打ったり励ましたりしていたら、最後に、
『ありがとうございました。思いとどまる事が出来ました…』
ガチャリ、ツーツーツー…
なんか、後味が…悪い。
<感想>
まあ…結果的には良かったんじゃないでしょうか?
繰り返しかけられると困りますけどね。
マスク緊急手配★ウィルス感染予防にも花粉症対策にも最適♪
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(人間編)
2020年04月07日
【放送禁止CM】怖すぎてお蔵入りになったCMまとめ
覚せい剤のCMはこれぐらい怖い方がいいかも?
【放送禁止CM】怖すぎてお蔵入りになったCMまとめ
posted by kowaidouga at 12:05| 怖い動画・心霊映像
黒犬
知り合いの話。
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
ある山奥へ踏み込んだ時に、地元の農民に注意された。
『この辺りの山には入らん方が良いよ。犬に襲われるから』
野犬かと思ったが、よく聞いてみるとどうやら違うモノらしい。
『黒犬って名前でね、地の中を泳いで移動するんだ。
別の村じゃ土中犬とも呼ばれてる。
森の中で、いきなり足元が盛り上がり、犬の頭が飛び出て噛み付いてくるんだ。
群れで襲ってくるから、襲われた奴は地面の下に引き摺り込まれちまう。
悲鳴を聞いて助けに行ってみれば、もうそこには凹みが残されているだけ。
やっとこさ掘り起こすと、散々に食い荒らされた骸が出て来るんだ。
相手が土の中じゃ、簡単に追い払うことも出来ないしね』
「それは本当に犬なのですか?」と問えば、こんな答えが返ってきた。
『犬に似た何かの化け物・・・ってことだ。
でっかくなった古い木に、黒い獣の精が湧くことがあるらしくて、それが育つとこの黒犬になるんだそうだ。
元は木のくせに、何で肉を喰らうのかね。
年寄りが言うには、大昔は都からわざわざ狩りに来ていたらしい。
その肉を鍋で煮込むと、これが何ともいえない程に美味なんだってさ』
本当に何でも食べるんだなぁと、聞いてから苦笑いしたのだそうだ。
<感想>
あそこはなんでもありなんですね。
マスク緊急手配★ウィルス感染予防にも花粉症対策にも最適♪
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(山・森・田舎編)
2020年04月06日
#69 いい物件を選ぶなら猫に聞け!動物と会話する方法【島田秀平のお怪談巡り】
人間に見えないものも見えてるんだろうか。
#69 いい物件を選ぶなら猫に聞け!動物と会話する方法【島田秀平のお怪談巡り】
posted by kowaidouga at 12:05| 島田秀平動画集
毒虫
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
棚田の多い山奥の邑で、ある朝騒動が持ち上がった。
邑の外から来たらしい様子の男を、何人かの邑人が取り囲んで責め立てている。
彼が騒ぎを聞きつけた時には、既にかなりの人集りができていた。
何事かと見ていると、男はどうやら手中の何かを守ろうとしているようだ。
邑人がそれを奪おうとすると、大声を出して威嚇している。
いきなり、男は殴り倒された。
馬乗りになった邑人たちが小袋を取り上げ、中を確認して怒声を上げた。
サッと取り囲んだ空気が変わるのがわかる。
集まった人々が皆、ひどく腹を立てている印象を受けた。
今にも私刑が始まりそうな雰囲気に彼が困惑していると、顔見知りが忠告してくれた。
『関わるな。彼奴ら、殺されても仕方のないことをやろうとしてたんだ。
毒虫をこの邑に持ち込んで、放そうとしていやがった』
「毒虫というのが、あの手の中にあった袋の中身ですか。
一体何なのですか?」続きを読む...
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(山・森・田舎編)