2020年06月25日
広島での体験
僕は以前広島に住んでいたのですが、そこに住んでいたときだけいろいろな怖い体験をしてきました。
その中でも一番怖かった話です。
確かその日は小学校の運動会でした。
父と母は運動会を見に来てくれましたが、お昼を食べた後にすぐに帰ってしまいました。
運動会が終わったのは5時位で、疲れていたのですぐに家に帰りました。
僕の住んでいるマンションに帰ると、家の中には誰もおらず、僕はすぐに部屋で寝てしまいました。
その後、洗面所のドライヤーをかける音で目を覚ました僕は、母親がいる洗面所に行き、
「きょうは疲れたなー」などと話をしていました。
すると、父親がリビングのほうから「今日は外で食べに行こうか」と言っていたので、
僕は「お腹はすいてないから寝るよ」と言って、部屋で寝てしまいました。
そのとき、母親が小さく舌打ちしたのを覚えてます。
その後、起きたのは12時位でした。
さすがにお腹がすいてしまった僕は、リビングに向かいました。
すると、洗面所からジャージャーとドライヤーの音がしたので見てみると、母親がドライヤーをかけていました。
3、4時間前と同じ光景でした。
僕は母親に「お母さんいつまでやってるの?」と聞くと、
「別にいつでもいいだろ、殺してやろうか」
他にも何か言っていた気がしますが、目は充血していて真っ赤で、
あまりにも怖かったので、無我夢中で家族の話し声がするリビングへ走りました。
すると、リビングは真っ暗で、テーブルに置いてある一枚の手紙に目が留まりました。
内容は半分くらいしか覚えてないのですが、こうでした。
『お帰りなさい。午前中しか居れなくてごめんね。
今日はあなたが帰って来る前に出かけちゃうから。
おやつと晩御飯はキッチンに置いとくね。お腹がすいたら食べてね。』
・・・その手紙を暗いリビングで読んだときは、死ぬほど怖かったです。
そのすぐ後に家族は帰ってきたのですが、母親に泣きながら飛び付いたのは言うまでもありません。
<感想>
そいつの正体はなんだったんだろう?
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posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(奇妙編)