ベトナム戦争の場合、南側の政権がフランスの傀儡だったというのが肝かなあ。以前、明治の頃に日露戦争に勝った日本に学ぼうとベトナムから香港経由の留学生が当時イギリスの租借地だった香港を見て「なんて自由なんだと思った。」というのを聞いたことがある。イギリス人は現地人と取引をするがフランス人は現地人を奴隷にするイメージ。折角旧日本軍駐留でフランスがいなくなったのに、またフランスの支配下は御免だ。という背景では北側は修羅界の心境で「あのフランスの奴隷から開放する」に対する有効なプロパガンダがない南側の政権が地獄界に落ちて行き米軍が軍事力で支えようとしても支えきれなかった。米国が「自らを守る気がない国を米国は守らない」と言うとすればソレはココからきている気がする。
いづれにしても、事情は様々だが2つの政権が並立し得ないという事だと思う。
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