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タグ / 介護離職

記事
闇の雄叫び 19 (螺旋) [2017/12/26 23:00]
仕事を休み、ぼんやりと改善しつつある眩暈の揺れを覚えながら、これまでも何度となく自問自答してきたことを、自室のベッドに横たわりながら反芻することになる。 それは出口の見えない虚しさだけの回想でもあり、急に何もすることがなくなった日々がもたらした、不意な時間軸的余裕だったのかもしれない。 そこでは、本当にどうしようもない程の堂々巡りを自問し、答えにすらならない自答をただひたすらに繰り返すだけとなる。 これまでの父の件では、そしてそれに纏わる自身の立ち回りとは、..
闇の雄叫び 13 (闇の雄叫び) [2017/11/25 23:00]
菓子折を手に、父が世話になっていた認知症患者特化型の施設を訪れたのは、父を退所させてから10日ほど経ってからの事だった。 施設の食堂ロビーでは馴染みの顔の入所者達がそれぞれテレビを眺めていたり、ソファにぼんやり腰掛けるなどしており、暴言を吐く父を、よく叱り付けていたあの女性の姿もあった。 会釈をしながらその中を通り抜ける。 ただテレビに目を向けたままの者、「こんにちわ」や「ご苦労様です」と、丁寧に挨拶を掛けてくる者など、入所者様々である。 ..
闇の雄叫び 12 (凱旋) [2017/11/23 23:00]
いわゆる”虫の息”で帰宅した父だったが、そのまま数日が過ぎた。 管理人は日々仕事に出向き、家にいる母から何らかの連絡が入るのを待つ形となった。 その間、日に1度医師が巡回に訪れ、訪問の看護師も点滴の交換や容態の確認に出入りしていた。 看護師が入るたび、床ずれ防止の姿勢変換やオムツ交換が行われたが、父の寝かされている環境が、そんな作業に困難を極めさせた。それは足場の狭さや変えようの無いベッドの位置に加えること、なによりその高さが「低い」ということが問題だっ..
闇の雄叫び 4 (社会の立ち位置) [2016/09/25 00:05]
久しぶりに仕事に行くと、そこでは相変わらず目まぐるしい業務が展開している。 休んでいるあいだの業務も山積しているので、輪を掛けて忙しい。 上司がやってきた。 「大変だな、おい」 「皆に迷惑掛けて申し訳ありません」 「出てきて大丈夫なのか?」 「ええ、今日のところは・・」 ”今日のところは” と、口を突いて出てしまったことに、なんとも遣り切れない思いに苛まれる。すでにサラリーマンとしての責任能力から一脱してしまってい..

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