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2018年02月19日

松の巻 第25帖

ムからウ生まれ、ウからム生まれると申してあろうが、ウム組み組みて、力(ちから)生まれるのざぞ。今度の大峠はムにならねば越せんのざぞ。ムがウざぞ。世の元に返すのぞと申してあろが。ムに返れば見えすくのざぞ。風の日もあるぞ。
七月十一日、アメのひつ九のΘ。


ム(無=精神)からウ(有=肉体)が生まれ、無と有が一緒に力を生み出す。「大峠」では、一旦無にならないと越せない、無が有だということです。無に還れば、全てが理解できることだそうです。

「風の日もあるぞ。」
神の息吹から起きる風のことでしょう。近い事象としては、昭和20年では、枕崎台風(9月17・18日)、阿久根台風(10月9〜13日)がありました。阿久根台風は全国で大きな被害がありました(旧九月八日を含んでいます)。


posted by mydears at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 松の巻
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