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2018年02月20日

松の巻 第28帖

ウケ(保食?)の神祀らずに、いくら野山拓(ひら)いたとて、物作ることは出来ないぞ。煎り豆花咲く目出度い時となっているのに何して御座るのぞ。いくら人民の尻叩いて野山切り拓いても、食べ物三分難しいぞ。神々祀れと申してあろが、野拓く時は野の神まつれ。(物作る時は保食(うけもち)の神まつれ。)産土の神様にもお願いしてお取り次ぎ願わな何事も成就せんぞ。
人民の学や智ばかりで何が出来たか。早う改心第一ぞ。山も川も野も人民も、草も木も動物虫けらも、何もかもこの方の徳であるぞ。それぞれの御役あるのざぞ。学や智捨てて天に向かえ、地に向かえ、草に向かえ、生き物に向かえ、木に向かえ。石もの言うぞ、草もの言うぞ。
七月の十八日、アメのひつ九のか三。

  アメのひつ九Θ(天之日嗣大神)       三十二
  |日ト渦左巻き.jpg九ん日ん(ウシトラコンジン)      八
   り九お十一👁Θ(竜宮の乙姫)           八
   オー.jpgか六つ三のΘ(オーカムツミの神)        八


さて、ここでも難問です。まず「竜宮の乙姫」と「意富加牟豆美神」は確定です。これで十柱の神で第27帖に登場されなかった神は、「火の神」と「日の出の神」の二柱のみとなりました。この帖の神様リストは、既にご活躍中の方々と思われます。

「ウシトラコンジン」は第27帖に「国之常立大神」のお名前があったので、ここでは「豊雲野大神」のことなのでしょう(但し「豊雲野大神」は「ヒツジサルコンジン」なので違うかもしれません)。
すると「アメのひつ九Θ」は、第27帖の「アメのひつ九のか三」とは別柱のようですが、「須佐鳴之大神」を始めとする日月の神々様の総称なのでしょうか(確証はありませんが)。.「火の神」と「日の出の神」もここに含まれると思います。三十二という数字に着目すると四x八なので、四柱なのかもしれません。


次に本文ですが、「保食の神」のご神徳が書いてあります。では、この「保食の神」とはどなたなのでしょう。岡本天明氏ご一行はどうやら「豊受大神」を祀られたようです(次の第29帖に出て来ます)。私は、やはり「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」じゃないかと思うんです。

豊受大神は伊勢の外宮のご祭神であり、格式的には申し分ないのですが、「月読尊」同様、無機質的な存在感がどうしてもぬぐえないからです。なんとなく後の世代の人が「卑弥呼」を内宮に「登与」を外宮に祀ったような気がしてならないのです。(倭迹迹日百襲姫命も豊鍬入姫も巫女であって神ではない)

文中の「煎り豆花咲く目出度い時となっている」ということからも、やはり「宇迦之御魂神」を暗示しているような気がしてなりません。


posted by mydears at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 松の巻
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