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2017年12月22日

上つ巻 第27帖

何もかも世の元から仕組みてあるから、Θの申すところへ行けよ。
元の仕組は富士ぞ、次の仕組は丑寅(北東)三十里より、次の仕組の山に行きて開いてくれよ、今はわかるまいが、やがて結構なことになるのざから、行きてΘ祀りて開いてくれよ、細かく知らしてやりたいなれど、それでは臣民の手柄なくなるから、臣民は子ざから、子に手柄さしてΘから御礼申すぞ。
行けば何もかも良くなるように、昔からの仕組してあるから、何事も物差しで測ったように行くぞ。
天地がうなるぞ、上下引っくり返るぞ。
悪の仕組に皆の臣民だまされているが、もうすぐ目さめるぞ、目さめたら訪ねてござれ、このΘのもとへ来て聞けば、何でもわかるように神示で知らしておくぞ。
秋立ちたら淋しくなるぞ、淋しくなりたら訪ねてござれ、我を張っていると、いつまでもわからずに苦しむばかりぞ。
この神示も身魂により、どんなにでも取れるように書いておくから、取り違いせんようにしてくれ。
三柱と七柱揃うたら山に行けよ。
七月一日、ひつくのか三。


これが、「帯那山」のお話です。富士から北東三十里ということですから、大月方面のはずなのですが...

「天地がうなるぞ、上下引っくり返るぞ。」が実現しなかったのは、このせい?


「悪の仕組に皆の臣民だまされているが、もうすぐ目さめるぞ、目さめたら訪ねてござれ」
というのは、おそらく、敗戦続きの事実を大本営発表でごまかされてきたが、戦線の接近と玉砕という言葉の遊びに国民が気付き始めるということを指しているのでしょう。

「秋立ちたら淋しくなるぞ」ということは、仕組の山が夏までは人通りの多い場所であるということを意味していると思われます。そうでなければ、岡本天明氏の友人たちが疎開や用事で近くからいなくなってしまうという意味なのかもしれません。



posted by mydears at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 上つ巻
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