平成28年の鹿児島県最後のイベントは、12月25日に開催された、旧・扇尾小学校で実施された「あそびのデパート」でした。
今回のイベントは、共催:九州電力株式会社、後援:日置市・日置市教育委員会という強力なお力添えを頂きながら、多くの体験活動団体や、地区住民の皆様の暖かいご支援の中で活動させていただきました。
私たちかごしま自然学校自体もブースを担当しておりましたので、今回は素晴らしい写真を掲載していただいている「日置市役所Facebook」のリンクを埋め込ませていただく形でご紹介したいと思います。
個人的な感想としましては、今回はじめて予約不要のイベントを実施させていただいたので、当日までお電話がなく、「きょうはお客様が少ないかも・・・残念・・・。ご協力いただいた皆様になんとご挨拶しようか」と思ったところたくさんの方々がご参加いただき、大変感謝致しております。改めて、このような場ではありますが、皆様に感謝の意をお伝えしたいと思います!ありがとうございました。
次回の「あそびのデパート」は「廃校活用チャリティーコンサート」と合同で平成29年3月25日に実施します。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
2016年12月25日
2016年12月18日
12/18 鹿大植物園でかわいい鳥をさがそう
今回は身近なかわいい小鳥をさがそう、ということをモットーに、森林やその周辺の野鳥を観察しました。
野鳥は夜明けすぐの活動が活発なことから、通常の「鹿児島大学植物園シリーズ(鹿児島県森林の体験活動支援事業の補助による)」よりも1時間前倒しにして実施しました。
さっそく落葉した大きな木に、ツグミ、カワラヒワ、コゲラなどの小鳥が次々と現れ、植物園の入り口周辺で1時間くらい観察したのではないでしょうか、たくさんの小鳥を見ることができました。足元にはシロハラやドバト、スズメなどがみられました。
今回はまったくの初心者という方が比較的少なく、望遠鏡を見ながらみなさん真剣に観察しています。
林内の観察をメインにしたかったのですが気温が非常に低かったこともあり、木漏れ日の暖かさを受けながら5分程度で抜けました。
子どもたちは、市街地ではなかなか見ることのない霜にもふれていました。
森林の野鳥やその暮らしの違いを知るために、圃場のほうも歩きました。農学部の棟の上にとまったトビや、電線に止まったモズ、イネのネットに群がるスズメなどをじっくりとみることができました。
鶏舎のネットにスズメがかかっているのを参加者の皆さんが見つけ、子どもたちは「助けたいのにどうもできない・・・」ということをしきりに言っていました。結局近場を通った方に相談するだけで終わってしまいましたが、このような命と触れる体験というのも、自然体験ならではの思い出として残るのではないでしょうか。
参加された方がオキナヤシモドキを下から見上げると面白いとおっしゃっていたので撮った写真です。並木は森林というには少し無理がありますが、都市の中で重要な緑の一つですね。
最後に環境指標による数値で評価し、里地・里山並みの評価が出たことに驚きの声もありました。
私たちに身近にこのような森林や自然があることがわかる一日だったのではないでしょうか。
野鳥は夜明けすぐの活動が活発なことから、通常の「鹿児島大学植物園シリーズ(鹿児島県森林の体験活動支援事業の補助による)」よりも1時間前倒しにして実施しました。
さっそく落葉した大きな木に、ツグミ、カワラヒワ、コゲラなどの小鳥が次々と現れ、植物園の入り口周辺で1時間くらい観察したのではないでしょうか、たくさんの小鳥を見ることができました。足元にはシロハラやドバト、スズメなどがみられました。
今回はまったくの初心者という方が比較的少なく、望遠鏡を見ながらみなさん真剣に観察しています。
林内の観察をメインにしたかったのですが気温が非常に低かったこともあり、木漏れ日の暖かさを受けながら5分程度で抜けました。
子どもたちは、市街地ではなかなか見ることのない霜にもふれていました。
森林の野鳥やその暮らしの違いを知るために、圃場のほうも歩きました。農学部の棟の上にとまったトビや、電線に止まったモズ、イネのネットに群がるスズメなどをじっくりとみることができました。
鶏舎のネットにスズメがかかっているのを参加者の皆さんが見つけ、子どもたちは「助けたいのにどうもできない・・・」ということをしきりに言っていました。結局近場を通った方に相談するだけで終わってしまいましたが、このような命と触れる体験というのも、自然体験ならではの思い出として残るのではないでしょうか。
参加された方がオキナヤシモドキを下から見上げると面白いとおっしゃっていたので撮った写真です。並木は森林というには少し無理がありますが、都市の中で重要な緑の一つですね。
最後に環境指標による数値で評価し、里地・里山並みの評価が出たことに驚きの声もありました。
私たちに身近にこのような森林や自然があることがわかる一日だったのではないでしょうか。
2016年12月03日
12/3 50 海釣りをして魚をさばいて食べる。
かごしま自然学校はじまって以来初めての海での活動でした。(任意団体時代を除く)
さて、今回は鹿児島大学里山生態研究会の学生のうち、海釣りが好きなみなさんと一緒に活動しました。
全景
メインの学生講師の方が参加者に丁寧に説明しています。
小さい子でも優しく使い方を説明します。
最初の方、潮の流れがちょうどとまり、全くと言っていいほど釣れなくて困っていました。
活動時間をオーバーして実施したところ流れが変わり、アジなどが釣れるようになりました。
学生さん曰く、10月頃だったらもっとアジが釣れたそうです。私の勉強不足・・・。
比較的小ぶりな魚が多かったので、ほとんどはからあげになりました。
一部はムニエルになりました。
ご飯と合わせていただきました。海の幸最高!
さて、今回は鹿児島大学里山生態研究会の学生のうち、海釣りが好きなみなさんと一緒に活動しました。
全景
メインの学生講師の方が参加者に丁寧に説明しています。
小さい子でも優しく使い方を説明します。
最初の方、潮の流れがちょうどとまり、全くと言っていいほど釣れなくて困っていました。
活動時間をオーバーして実施したところ流れが変わり、アジなどが釣れるようになりました。
学生さん曰く、10月頃だったらもっとアジが釣れたそうです。私の勉強不足・・・。
比較的小ぶりな魚が多かったので、ほとんどはからあげになりました。
一部はムニエルになりました。
ご飯と合わせていただきました。海の幸最高!
2016年11月23日
11/23 62 奄美群島の”鶏飯”を作ろう
2016年11月13日
11/13 48もみじの森で生物観察
2016年11月07日
11/6 26 永吉の森で野草を採集してピザを作ろう
種が吹き出すように飛ぶ「ウバユリ」に子どもたちが釘付けでした。
遠くまで種を飛ばすために、森の植物はいろんな工夫をしているんだね。
森林はたくさんの生き物のすみかになっています。
カラムシもラミーカミキリやアカタテハ、フクラスズメなどの生き物が活用しています。
この草から繊維を取ったり、あるいは天ぷらにして食べたりもできます。
虫が嫌いな方はごめんなさい。
こちらは山のゴキブリである「サツマゴキブリ」です。
シロアリもゴキブリも本来は腐りかけた木を食べる生き物です。
この虫たちが、森のお片付けをしてくれているといってもいいでしょう。
根が石垣を押しのけています。この強靭な力でガッチリと地盤を固めているんですね〜。
森のめぐみはまだまだあります。それは私たちにも食べ物を提供してくれることです。
生地をこねて、そして先ほどの野草を載せてピザがまで焼けば・・・
こんなピザができました〜!!
遠くまで種を飛ばすために、森の植物はいろんな工夫をしているんだね。
森林はたくさんの生き物のすみかになっています。
カラムシもラミーカミキリやアカタテハ、フクラスズメなどの生き物が活用しています。
この草から繊維を取ったり、あるいは天ぷらにして食べたりもできます。
虫が嫌いな方はごめんなさい。
こちらは山のゴキブリである「サツマゴキブリ」です。
シロアリもゴキブリも本来は腐りかけた木を食べる生き物です。
この虫たちが、森のお片付けをしてくれているといってもいいでしょう。
根が石垣を押しのけています。この強靭な力でガッチリと地盤を固めているんですね〜。
森のめぐみはまだまだあります。それは私たちにも食べ物を提供してくれることです。
生地をこねて、そして先ほどの野草を載せてピザがまで焼けば・・・
こんなピザができました〜!!
2016年10月30日
10/30 73 稲刈り体験
10月23日予定だった稲刈り体験が、レジンの活動と同様に雨で延期となり、
田植えをした場所で実施するはずだった稲刈りは、
雨天中止によるタイミングのずれに加え、虫等にやられてしまったために、
自治会長さんの田んぼで収穫させていただくことになりました。
最初に刈り方を習いました。基本的な切り方と、効率のいい切り方を学びました。
左奥の方にあるように、結んだ稲の束はかけぼし(はざかけ)します。
採ってすぐコンバイン→乾燥機に掛けるよりもずっとおいしい米が出来上がります。
今回は高校生の参加者もありました。
いま、農業をできる若者は減っていると思います。
私自身もそうですから、見よう見まねで適当な農業をしているところです。
もちろん現実は楽しい収穫としての稲刈りだけでなく、草刈りなどいろいろと大変なことがありますが、
こうした活動を通して、みんなで少しずつでも「自分のものは自分で作る」意識をつけることができればと思います。
田植えをした場所で実施するはずだった稲刈りは、
雨天中止によるタイミングのずれに加え、虫等にやられてしまったために、
自治会長さんの田んぼで収穫させていただくことになりました。
最初に刈り方を習いました。基本的な切り方と、効率のいい切り方を学びました。
左奥の方にあるように、結んだ稲の束はかけぼし(はざかけ)します。
採ってすぐコンバイン→乾燥機に掛けるよりもずっとおいしい米が出来上がります。
今回は高校生の参加者もありました。
いま、農業をできる若者は減っていると思います。
私自身もそうですから、見よう見まねで適当な農業をしているところです。
もちろん現実は楽しい収穫としての稲刈りだけでなく、草刈りなどいろいろと大変なことがありますが、
こうした活動を通して、みんなで少しずつでも「自分のものは自分で作る」意識をつけることができればと思います。
10/30 25 秋の野草天ぷらと山ご飯を食べよう
来風さんとのコラボ企画も、だいぶ回数を重ねてきました。
今回は野草の天ぷらをベースに活動を実施しましたが、
ご参加いただいた方々に詳しい方が何人もいらっしゃって、
私(=よっしー)自身がもっと勉強しなければと感じた一日でした。
イノコズチにクロウリハムシがついています。
森の植物自体がすでに生き物のすみかや食べ物になっています。
今回はそんな森の生き物の邪魔をしないように、
その植物のほんの少しをいただいて、秋の味覚を楽しみます。
自然体験活動に関する指導の資格を持った方も参加され、
一緒に活動していただきました。
採った野草と、事前に仕込んであった秋のご飯や秋ナスを食べました。
道中、むかごが見つかり、むかごご飯をした方が良かったのではないか?といった声もありました。
かごしま自然学校が今年推してきた活動の一つ、「タラヨウの葉書体験」。
その大もととなった木がこちらです。テレビや新聞にも報道されました。
同じく自然学校の看板娘・ニワトリ。昭和の里山の風景です。
茶色が3羽、白が2羽で、白のうち1羽は悪僧坊主で、
よっしーの「適当畑」のうねを壊すので、「うねこわしうねこ」という名前がついています。
しかし子供たちは草を拾ってずっと餌をあげてくれます。
ニワトリさんたちもたくさん食べられて嬉しかったでしょう(´∀`*)
たくさんなっている里山のめぐみ「柿」を採って、活動終了でした!
今回は野草の天ぷらをベースに活動を実施しましたが、
ご参加いただいた方々に詳しい方が何人もいらっしゃって、
私(=よっしー)自身がもっと勉強しなければと感じた一日でした。
イノコズチにクロウリハムシがついています。
森の植物自体がすでに生き物のすみかや食べ物になっています。
今回はそんな森の生き物の邪魔をしないように、
その植物のほんの少しをいただいて、秋の味覚を楽しみます。
自然体験活動に関する指導の資格を持った方も参加され、
一緒に活動していただきました。
採った野草と、事前に仕込んであった秋のご飯や秋ナスを食べました。
道中、むかごが見つかり、むかごご飯をした方が良かったのではないか?といった声もありました。
かごしま自然学校が今年推してきた活動の一つ、「タラヨウの葉書体験」。
その大もととなった木がこちらです。テレビや新聞にも報道されました。
同じく自然学校の看板娘・ニワトリ。昭和の里山の風景です。
茶色が3羽、白が2羽で、白のうち1羽は悪僧坊主で、
よっしーの「適当畑」のうねを壊すので、「うねこわしうねこ」という名前がついています。
しかし子供たちは草を拾ってずっと餌をあげてくれます。
ニワトリさんたちもたくさん食べられて嬉しかったでしょう(´∀`*)
たくさんなっている里山のめぐみ「柿」を採って、活動終了でした!
2016年10月29日
10/29 21 たき火をして焼き芋をたべよう&みかん狩り
吹上永吉エコプレイヤーズさんと2回目のコラボ企画は、
焼き芋とみかん狩りという2本立てでした!
はじめに黒川みかん園さんの農園でみかん狩りをしました。
「かごしま早生」という品種だそうで、比較的早い時期に収穫することができるみかんでした。
1kgのお持ち帰りがついていて、
最も1000gに近いのは誰だ!?という企画が突如始まり、ニアピン賞は995gでした。
長野さん(長野一代表のお父様)が「その年の台風の数がわかる」という
風草(=チカラシバ)の言い伝えを説明されている間に、
みんなが潰してくれたみかんをスタッフが煮込んでジャム作りをすすめ、
焚き火のための薪割りや火のつけ方を習って、
芋とパンを焼いてみました。
できあがったみかんジャムを付けて食べるとすごく美味しかったです。森の恵みありがたや〜!
焼き芋とみかん狩りという2本立てでした!
はじめに黒川みかん園さんの農園でみかん狩りをしました。
「かごしま早生」という品種だそうで、比較的早い時期に収穫することができるみかんでした。
1kgのお持ち帰りがついていて、
最も1000gに近いのは誰だ!?という企画が突如始まり、ニアピン賞は995gでした。
長野さん(長野一代表のお父様)が「その年の台風の数がわかる」という
風草(=チカラシバ)の言い伝えを説明されている間に、
みんなが潰してくれたみかんをスタッフが煮込んでジャム作りをすすめ、
焚き火のための薪割りや火のつけ方を習って、
芋とパンを焼いてみました。
できあがったみかんジャムを付けて食べるとすごく美味しかったです。森の恵みありがたや〜!
2016年10月23日
10/23 22 レジンで植物ストラップを作ろう
どうしてこんなに雨ばかり降るんだろう・・・
鹿大植物園での森林体験活動は、どうしても高確率で雨に見舞われます。
しかし、今回はアクセサリー作りがベースの体験活動でしたので、
お足元の悪い中でしたが、多くの方にご参加いただきました。
て、今回は予報でも雨が予想されていたうえ、
電気を利用する活動でしたので、講義室を借りての活動でした。
開始までにスタッフである程度植物を集めていましたが、
なんとか傘をさしてできるくらいでしたので、
雨の中、レジンの中に入れる植物を集めて回りました。
レジンは日本語で樹脂。
現在、若い女の子に大人気でアクセサリーに使っているレジンは人工樹脂です。一方、森林の恵みとして昔の人は天然樹脂(松脂、柿渋など)を利用してきました。こうした「生活のルーツに森林があること」を伝えるのが私どもの役目だと思っています。今回はレジンの中に、植物園周辺で「自分の感性で」集めた植物を押し花のようにレジンの中に閉じ込める、ということが目的の活動です。
そのような説明をしたあと、アクセサリーづくりをされている「実夢〜めぶき〜(この活動をきっかけに後日発足)」のDELL先生にバトンタッチして作り方を説明していただきました。
集めてきた植物を選んでいます。
どんなものを作ろうかな??
紫外線硬化樹脂はUVライトを照らすとかたまります。
この上に植物を置き、再度レジンを垂らして硬めて閉じ込め、ストラップ等の部品をつけて完成です。最後には集合写真や各家庭ごとに写真をとって後日資料送付しました。
次回も、木材にデコレーションしたりするアクセサリー作り体験活動になっていますので、乞うご期待です!
鹿大植物園での森林体験活動は、どうしても高確率で雨に見舞われます。
しかし、今回はアクセサリー作りがベースの体験活動でしたので、
お足元の悪い中でしたが、多くの方にご参加いただきました。
て、今回は予報でも雨が予想されていたうえ、
電気を利用する活動でしたので、講義室を借りての活動でした。
開始までにスタッフである程度植物を集めていましたが、
なんとか傘をさしてできるくらいでしたので、
雨の中、レジンの中に入れる植物を集めて回りました。
レジンは日本語で樹脂。
現在、若い女の子に大人気でアクセサリーに使っているレジンは人工樹脂です。一方、森林の恵みとして昔の人は天然樹脂(松脂、柿渋など)を利用してきました。こうした「生活のルーツに森林があること」を伝えるのが私どもの役目だと思っています。今回はレジンの中に、植物園周辺で「自分の感性で」集めた植物を押し花のようにレジンの中に閉じ込める、ということが目的の活動です。
そのような説明をしたあと、アクセサリーづくりをされている「実夢〜めぶき〜(この活動をきっかけに後日発足)」のDELL先生にバトンタッチして作り方を説明していただきました。
集めてきた植物を選んでいます。
どんなものを作ろうかな??
紫外線硬化樹脂はUVライトを照らすとかたまります。
この上に植物を置き、再度レジンを垂らして硬めて閉じ込め、ストラップ等の部品をつけて完成です。最後には集合写真や各家庭ごとに写真をとって後日資料送付しました。
次回も、木材にデコレーションしたりするアクセサリー作り体験活動になっていますので、乞うご期待です!