2017年02月04日
≪日記≫豆腐とマグネシウムの話(効能と食べ合わせと相乗効果)
まず、マグネシウムが多く含まれている食品を調べた時に、「木綿豆腐」は出てくるけど「絹ごし豆腐」があまり出てきません。
木綿豆腐は絹ごし豆腐の約2.5倍のマグネシウムが含まれてるため、マグネシウム関連の話になると絹ごし豆腐が日の目を見れないんですね。
豆腐作りには欠かせない、マグネシウムを主成分とする「にがり」の使い方が、この含有量の差なのでしょうか。
木綿豆腐には、マグネシウムが100gに130mg含まれてます。
市販の木綿豆腐1丁だとだいたい250g〜300gだと思うので、マグネシウムは1丁で330mg〜390mgくらいでしょうか。
木綿豆腐はマグネシウムを最も摂りやすい食品のひとつだそうです。
100g中の含有量だけでいうともっと多い食品もあり、例えばあおさ海苔なんて100gで3200mgも含まれてますが、あおさ海苔を100g食べるなんて罰ゲームか相当の意気込みがないと無理ですしね^^;
ただ、あおさ海苔大さじ2杯分くらいで豆腐1/2丁弱くらいのマグネシウムが含まれてるため、優秀であることにはかわりないようです。
マグネシウムが身体にもたらす効果は
・骨や歯を作る
・筋肉の収縮作用を促す(心筋梗塞、動脈硬化、狭心症、こむらがえりなどの予防)
・血を固まりにくくする(動脈硬化、偏頭痛、成人病の予防)
・神経の興奮を抑える
・エネルギー代謝を活発にする
・インスリン作用の向上(糖尿病の予防)
これだけ見てると、どちらかというと美容より健康に影響を与えそうですが、代謝を活発にしたり血流を正常にするというのは、アンチエイジング効果もありますよね。
マグネシウムはカルシウムと重要な関わりがあり、拮抗関係でもあり、適度なバランスで摂取すると相乗効果が高まるけど、バランスが崩れるとお互いを邪魔してしまうようです。
理想的なバランスは、マグネシウム1:カルシウム2~マグネシウム1:カルシウム1とのこと。
カルシウムをよく摂る人は、マグネシウムが不足しやすいらしいです。
他にマグネシウムが不足しやすい状況は、「利尿剤の服用」「お酒の飲みすぎ」「激しいスポーツ」などです。
汗や尿と共にどんどん排出されてしまうみたいですね。
マグネシウムとカルシウム、単体の量だけ考えると絹ごし豆腐より木綿豆腐の方が優秀なのですが、マグネシウムとカルシウムのバランスを考えると、絹ごしが約1:1なのに比べ、木綿はマグネシウム1:カルシウム4になるためカルシウムが多すぎで、絹ごしの方がバランスがいいですね。
バランスの話になって、やっと絹ごしにも注目!
木綿でたくさん摂取して、さらに1:4を2:4~4:4にするべく、他でマグネシウムを採ればいいんですが。
逆に過剰摂取するとどうなるのか?
成人女性の一日の摂取目安は、270mg〜290mgくらい。
過剰摂取による害は、軟便・下痢が起こりやすくなるものの、それほど重大なことではないようです。
ただし腎機能にトラブルのある人にとっては重大事項なので、ご注意ください。
というわけで、チーズ入り麻婆豆腐(今さら)
木綿豆腐で作った麻婆豆腐の場合は、チーズを入れるとカルシウムの比率が多くなりすぎ?
絹ごし豆腐ならそこそこのバランスが保てるかもしれません。
あくまで、麻婆豆腐だけの問題ですが。
まあ、あまり気にしすぎると胃の消化が悪くなって却って良くないかもしれないので、参考程度に
【関連記事】
・2/4 「チーズ入り麻婆豆腐 レシピなんてありません、ただチーズを入れただけ・・・」
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