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2017年02月19日

テニスエルボーも上達の素??

たまに生徒さんで、肘が痛くなる、いわゆるテニスエルボーになってしまう方がいます。

寒くなってくると尚更増えてくる傾向にあります。

また、肘の内側と外側と2種類あるのも特徴です。

この辺が痛くなるのが内側
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この辺が外側
IMG_2100.JPG

わかりづらいかな…。

よく

この辺の骨が痛いんだよねぇ〜。

と言う方もいますが、実際は骨が痛いのではなく、骨と筋肉を繋いでいる「腱」が痛みの元になっています。

何らかの原因で筋肉にハリが出てあまり伸縮しなくなります。

伸縮しなくなった、大袈裟に言えば固まった筋肉が腱を引っ張る。

腱は元々伸縮しづらいのに引っ張られる。

炎症を起こす。


という流れです。

何らかの原因とは

寒さ
過度の運動
打ち方などが悪く肘にストレスがかかっている


などがあります。

プレー後は炎症しているわけですから、なるべく早めに、出来れば終了直後にアイシングです。

また、プレー前は筋肉をストレッチしたり、筋肉を温めた方が良いでしょう。

あと、痛いからとか気になるからといってグリグリしたりするのは厳禁です。

炎症を悪化させてしまう可能性がありますので。


また、打ち方的なところでいうと

打点が遅れてしまっている

というのが主な原因な気がします。

そして、その遅れた打点に対して

そのまま腕を振り抜いていると内側の痛みへ。

肘から先でたたみながら押さえ込もうとすると外側の痛みになる傾向があります。

もちろん、例外もありますが。

グッズを使うのもありですが、元をしっかりと治したいですよね。

まず、打点を前に取り、インパクト時にチカラが打点という1点に集まりすぎないようにしっかりとフォロースルーを取るように心掛けましょう。

また、ラケットが合っていない場合やガットの種類、テンションも多少なりとも影響しますので見直してみましょう。

個人的な見解ですが、怪我の功名のような感覚で、ちょっと極端な言い方をしてしまうと、上達する上で必要な故障かもしれません。

エルボーになれば何でそうなったかを考えたりします。

また、この当て方をすると痛かったり痛くなかったりするので自分のフォームを見直したり、痛い打ち方をしなくなったりします。

結果としてスウィングがスムーズになり上達に繋がるという考え方もあります。

痛くなるのは良いことではありませんが、ポジティブに考えると無しでもないので、エルボーの方は良い機会だと思って上達につなげてください。


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2017年02月16日

【アルゼンチン・オープン】錦織、初戦突破。

日本の真裏、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われている、アルゼンチン・オープン。

錦織は第1シードで2回戦登場。

錦織が第1シードってのは気分がいいですよね。

この大会はクレイのコートです。

もちろん、全仏制覇に向けてクレイを強化していこうという狙いから今年は早めにクレイの大会に移行しています。

特に得意としているハードコートのメンフィスを蹴ってこちらに出場ですから、いかにもトップ選手という感じとともに、全仏に向けてやるべきことをやっていこうという姿勢が伺えます。

初戦の相手はシュワルツマンという地元ブエノスアイレス出身の50位の選手でした。
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5−7
−2
−2


のフルセットで錦織の勝利。

錦織、お得意の初戦で、もたつくパターンのような気がしますが、練習や慣れ、またはやろうとしていることを試しながらの試合だったのかもしれません。

この大会の第2シードはクエバス

アルゼンチンのお隣、ウルグアイの20位前後の選手ですから、ランキング的には錦織はグリグリの二重丸でしょう。

しかし、この辺はクレイコーターが多いので錦織にとっては非常に良い練習となるでしょう。

たとえ優勝できずにポイントをダウンさせたとしても得るものは大きく、3ヶ月のクレイコート廻りにより全仏を制覇すればお釣りがきます。

相変わらず故障の心配はありますが、全仏制覇のためにも頑張ってもらいましょう。


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2017年02月14日

着々と次世代が力を伸ばしつつ。

全豪でのベテラン2人、フェデラーとナダルの決勝進出には驚いたとともに感動しましたね。


その陰に隠れてとまでは言いませんが、ディミトロフのベスト4もお見事。

錦織、ラオニッチを筆頭にした次世代が着々と力を付けてベテラン層を追い抜こうとしています。

中でも今波に乗っているのがこのディミトロフでしょう。
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全豪の前哨戦では錦織を破って優勝し、全豪後のブルガリアの大会でも優勝しました。

250の大会ですが決勝の相手は安定感のあるゴフィンでした。

前哨戦のブリスベンで錦織、ブルガリアでゴフィンと安定感のある2人を破っての優勝は価値があります。

一時的にスランプに陥った選手が再度伸びてくるパターンはかなり期待が持てます。

元々爆発力のあるディミトロフなだけにジョコビッチやマレーの壁を崩す可能性は高いです。


もう一つ、南フランスの大会では、さらにその次の世代のズベレフが地元フランスのガスケを破っての優勝です。
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全豪で大会を沸かせたミーシャの方ではなく、弟の爽やかボーイ、アレキサンダーの方です。

ティエムやズベレフ、フリッツといったさらに若い世代も頭角を現してきていますので、錦織もウカウカしていられませんね。

ここ数年、ジョコビッチ・マレーという2強で進んできたテニス界も、フェデラー・ナダルのベテラン勢、もちろん、ジョコビッチ・マレーのトップ勢錦織・ラオニッチ世代、さらにその次のティエム・ズベレフらの若手勢といった形でかなり面白そうな1年になりそうです。

若手勢力は大きな大会でなく250あたりの大会に出場してポイントを加算してくるでしょうから、その辺の大会も見逃せませんね。


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2017年02月09日

距離感をつかむために…。

先日も少し触れた「ボールの距離感」について。
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野球など球技に慣れ親しんできた人は無意識にこの距離感を掴めている場合が多いので全く問題なかったりします。

しかし、球技に携わってこなかった人は距離感がイマイチ掴めないという人もいます。

最終的に感覚じゃん、といってしまえばそれまでですが、何とかならないものかと。

私の教えている方の中にも距離感を測るのか苦手な方もいます。

色々とああだ、こうだとアドバイスしながら進んでいますが、トレーニング的なものも取り入れてはどうかなと。

1対1でレッスンをしている方にやってみて、良いかもと思った練習です。

ポイントは懐を作って打点を前に取れるように、といった感じです。

サービスラインくらいに立ってもらってコーチが球出しをします。

そのボールを2バウンドした所で上からボールを押さえ込み、地面とラケットで挟んで止める。

という練習です。

結果としてボールを引き込むという感覚ができて良い感じになった気がします。

また、慌てて高い打点で当てにいくのではなく、膝の高さ辺りまで待つようになりました。

もちろん、この練習が全ての人に当てはまるとは思っていませんが、距離感を掴むキッカケになるかもしれません。

細かなニュアンス的なものは書ききれませんが、2バウンドギリギリまでボールを引き込んでも良いという感覚が身につくかもしれませんので試してみましょう。

また、あくまでベースとなる感覚を伸ばすための練習方法です。

これをやることにより、すぐにライジングや高い打点で打つといったところまでは至りません。

ボールがバウンドして、跳ね上がって落ちてきた所でインパクトする、というのが基本だと思いますのでこの部分を曖昧にせず、しっかりと捉えられるようにしていきましょう。


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2017年02月05日

つま先重心?カカト重心?

以前も少し触れたこともありますが、4スタンス理論。

自分の体重を

つま先・内側
つま先・外側
カカト・内側
カカト・外側


のどこで支えているか、というものです。

これにより走り方やら力の入れる指が違ってきます。

当然、テニスの重心のかけ方から打ち方まで変わってくるでしょう。

今回は4つの分類の前に

つま先型なのかカカト型なのか?という話題です。

自分がどちらなのか、色々な判別方法がありますが、その中で私的に一番分かりやすいなと思うものを紹介します。

どちらの足でもいいので片足で立ちます。

そして、軽く片足ジャンプをしてみましょう。

その時、上げている足(足首より先の部分)が体より前にあるのか後ろにあるのか。

こちらは足が後ろにいっているパターンです。
IMG_2079.JPG

画像のように上げた足が後ろにいっている場合はつま先型です。

画像のようでなく足が自然に前に出てジャンプする場合はカカト型です。

これはどちらが正解というものでもなく、どちらがテニスに向いているというのもありません。

ちなみに

つま先型→錦織・ジョコビッチ・ナダル

カカト→フェデラー・デルポトロ

勝手ながらスピン系はつま先でフラット系はカカトなのか??と思ってしまう。

チェックが済んだらテニスにどう活かすか。

出やすいのがサーブ。

サーブのトスの際にトロフィーポジションで一瞬止まる時があります。

つまり、タメを作っている時です。

この時につま先型はつま先側で体を支え、カカト型はカカト側で体を支えてみましょう。

つま先型の錦織
IMG_2080.JPG

カカト型のフェデラー
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地面に着いているかどうかではなく、そこに画像のようにどこに重心があるかどうかです。

誰しもジャンプする時はカカトで蹴るのではなく、つま先で蹴りますので勘違いしないように。

つま先型はつま先でタメを作り足先から蹴る

カカト型はカカトでタメを作り足先から蹴る

ということです。

続いてストロークです。

フォアハンドの際に軸足となる右足でタメを作ります。

その際にも上記同様、つま先でタメを作るかカカトでタメを作るか、という点です。

つま先型の場合はもちろんつま先で、カカト型の場合はカカトでタメを作るように意識してみましょう。

ちょっとしたことですが、プレーする際に気をつけてみてください。

思ったよりタメが作れたり、体重移動がスムーズにいくかもしれません。

私の生徒さんでつま先型なのにカカトを意識しすぎてイマイチ体重が乗らなかった方が、つま先でためるようにしたらスムーズになったという方もいました。

是非、お試しを!


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2017年02月02日

ボールとの距離感

テニスは動いているボールに自分が動いていって距離を合わせて打っていくスポーツです。

当然のことながら「ボールの距離感」と言われる感覚が不可欠になってきます。
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小さい頃から球技に慣れ親しんできた人は無意識にこの距離感があったりしますが、球技をしてこなかった人はこの距離感が苦手な方もいます。

コーチとしては技術的なこと、例えばスピンの打ち方やボレーの打ち方などは、ああして、こうしてと教えられることが多いのですが、この距離感は感覚的なものなので非常に教えづらいものです。

距離が合っていないと、当然コーチが言うセリフは

「ボールをよく見て」

というところから入ります。

さらに

「なるべく早くスタートしましょう。」

このような感じになります。

しかし、距離を測る人が苦手な部分の多くは「前後」の判断である場合が多く、早く、早くと言われると判断できる「左右」の判断だけで見切り発車してしまいます

その結果、どうなんでしょう?

相手が打った瞬間に判断できる左右だけ見て最速でスタートを切ります。

左右どちらかに真横に動きます。

そして、ボールがバウンドする頃に前後を見て急ブレーキをかけて前後にダッシュします。

3倍近く疲れるでしょう。

では、どうするか。

トレーニング的なものもありますがまず、前後を判断する感覚をつけなくてはいけません。

慣れが一番なんですが、本人が前後を意識して「見る」癖をつけていくことです。

すぐに最速でスタートを切るのではなく、前後を見るようにし、チェックしてラリーをすることが大切です。

慌てて飛びだすのではなく、前なのか後ろなのか気にしながらゆっくりとラリーです。

ラリーということは相手が必要です。

相手と話しをして、もしくはコーチなどと相談してゆっくりと練習してみましょう。

決して早く近づこうとか、ボールが出た瞬間にダッシュ!なんて意識してはいけません。

こればっかりは球出し練習は微妙です。

前にボールが出ることが分かっていたら、鍛えようとしている「前後の判断」をしなくなってしまいます。

私の教えている方で大分改善されてきている方もいます。

ちょっと前後に不安のある方は意識してみてください。


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2017年01月29日

【全豪オープンテニス】フェデラーが18回目のGS達成。

全豪オープンテニス、男子決勝はフェデラーとナダルの死闘の末

−4
3−6
−1
3−6
−3


のフルセットでフェデラーの勝利。

最終セットでフェデラーから見て1−3になったときは、やはりこの流れなのかなぁ・・・なんて考えがよぎりましたが、そこからさらにギアを上げて5ゲーム連取・・・神懸かっていました。

そして最後もしっかりとオンライン。

ナダルが当然チャレンジしましたが、まさにピッタリのオンラインでした。

全豪オープンテニス 2017は最後にフェデラーとナダルのフルセット、さらに最後の最後にフェデラーが逆転してオンラインでゲームセットという完璧な結末を用意してくれていました。

先日も書きましたが、小説で書いたとしたらワザとらしくなってしまう結末です。

久々に感動しました。

むしろ、このまま終わってほしくないくらいな試合でしたね。

さて、今回のフェデラー、この優勝までゲーム数はどれくらいやったのでしょうか??

決勝・・・44(5セット) v.s. ナダル
準決勝・・・47(5セット) v.s. ワウリンカ
準々決勝・・・27(3セット) v.s. ズベレフ
4回戦・・・49(5セット) v.s. 錦織
3回戦・・・28(3セット) v.s. ベルディヒ
2回戦・・・34(3セット) v.s. ルビン
1回戦・・・37(4セット) v.s.メルツァー

計 266ゲーム

とくだらない計算をしてみました。

フェデラーの優勝の中でもしかしたら一番多いゲーム数だったかもしれませんよね。(ここまでは調べていませんが)

実にフルセット3回。

そして、錦織とのゲーム数が一番多かったんですね。だからといって・・・というわけだはありません。

女子はセレナがヴィーナスを破って優勝でした。

セレナ・・・35歳
ヴィーナス・・・36歳

フェデラー・・・35歳
ナダル・・・30歳

年をとってもまだまだやれる!我々世代にも勇気をくれる全豪オープンテニスでした。

ここ数年で一番ワクワク、ドキドキしたグランドスラムです。

wowowの営業ではありませんが、加入して良かったとも思えました。

次は少し空いて全仏ですね。

今年の錦織はこの全仏に懸けているようですから注目です。


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2017年01月27日

【全豪オープンテニス】ドラマは最後にどんな結末を??

ご存知の通り、全豪オープンテニスの決勝は

男子

フェデラー v.s. ナダル
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女子

セレナ v.s. ヴィーナス
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という顔合せ。

男子も女子もドラマチックな決勝になりました。

ここまできたらフェデラー、18回目のグランドスラム優勝してほしい。

しかし、どちらが勝っても感動間違いなしです。

正直、最近のグランドスラムの決勝にはないワクワク感が否めません。

今回、フェデラーはベルディヒ、錦織、ワウリンカとトップ10を降しての決勝。

力強さが光ります。

久々の決勝という舞台がどう影響してくるかがポイントかもしれません。

フェデラーはそういった大舞台は経験済みですが、多少なりとも今までの決勝とは違う決勝でしょうからマイナスに働く要素はあります。

それがプラスに働き異次元のテニスを展開してくれると最高です。

特にサーブ。

ここまで若干確率が悪い時がありました。

そこをが見逃さずに早い段階でブレイクされてしまうと厳しくなるでしょう。

そういったゲームの流れを見逃さない集中力が今のナダルにはあります。

女子に関しても姉妹対決は熱いですね。

10年くらい遡ればこの組み合わせはどこかのグランドスラムで発生しているかもしれません。

先日、錦織とフェデラーの対戦がベストマッチだろうと書きましたが、この試合の展開次第でこの決勝がベストマッチになってしまうかもしれません。

お互いが準決勝をフルセットで勝ち上がって満身創痍(でもないかな??)な状態。

このストーリーを小説で書けと言われてもわざとらしすぎて書けません。

まさに、「事実は小説よりも奇なり」って感じですね。

結末はどんなものが用意されているのでしょう。

今後、この二人がグランドスラムの決勝で顔を合わせるということもないでしょうから(結構あったりして…)じっくりと味わいましょう!


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2017年01月25日

テイクバックはラケットから?肘から?

フォアハンドストロークのテイクバックの開始の時の話です。

どちらが正解というものでなく、肘から引いている人がラケットから引いたらうまく合う場合もあったりしますので。

プロを見ていると肘から引いている選手が多いように感じます。

ジョコビッチ
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フェデラー
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錦織
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ラケットの先端から引いている選手もいます。

デルポトロなんかはラケットからではないでしょうか?
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私の話をすると肘から引く感じです。

これは肘から引いた方が振り遅れずに打てる、またライジングの時にラケットヘッドを利かせやすい、といった点からです。

ゆっくりと、あまりスピンや勢いを出さずに返球したい場合、特に相手の生徒さんが速いボールを求めていない場合は肘から引かずにヘッドから引いて回転少なめで打ったりします。

フラット気味にボールを当てたい場合にはヘッドから引いた方が良いかもしれませんね。

また、厚くボールを捉える練習をしたい場合、最終的にスピンをかけて打つことを目標としたとしても、「練習」としてヘッドから引いてみるのも良いと思います。

スピンは掛かるけどチョリチョリの薄っぺらいスピンになってしまう、という方は一度そういった意識を持ってみるのもアリと思います。

逆にラケットから引いている人で、ボールを引っ叩けない、ヘッドをうまく返せないといった人は肘から引いてみると良いかもしれません。

ラケットヘッドから引くことにより肘が残り、インサイドアウトのスウィングが出来ていなかったり、肩甲骨が動かずに肩から先の腕だけで打っていることがあります。

肘から引くことにより、肩甲骨が背骨側に寄り、肩が回せるようになるかもしれません。

あくまで試しですがやってみましょう。


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2017年01月23日

初級、初中級で陥りやすいテイクバック。

誰でも最初は初心者です。

ある程度打てるようになってくると、初級、初中級、中級といった言い方をされるようになります。

それくらいのレベルになると必ずといっていい程受けるアドバイス。

準備を早く

というアドバイスがあります。
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これはボールが来たらなるべく早めに準備をして打っていきましょう、というもので、これは私も良く言うアドバイスでもあるし大事な要素です。

しかし、これにより陥りやすい症状があります。

それは

2度引き

と言われる(正式名称かどうかは不明ですが)症状です。

準備、テイクバックが遅くなる人の多くはボールが地面にバウンドするのをテイクバックのスイッチにしています

ゆっくりとした球出しなどには対応できるが、速かったり跳ねたりすると対応ができなかったりします。

そんな時に「準備を早く」と言われるもんだから、とりあえずボールが出たら急いでラケットを引きます。

体をターンさせて準備するクセが元々ついていれば問題なかったりしますが、手でラケットを引くクセが残っていると体は正面気味に残ってラケットを体の横に止めてしまいます。

そして、結局ボールが地面にバウンドしてからもう一度ラケットを後ろに引いてしまいます

これが「2度引き」と言われる症状です。

確かに「準備の開始」は早くなりました。

しかし2度引きの場合、準備が終わっていません。

大事なことは準備を早くして余裕持って打つことですから、ボールが地面にバウンドする頃にはテイクバックを終えていたいものです。

準備を早く→ボールの出どころをしっかり見る→しっかり見る為には正面を向いて見る

この悪いループにハマってしまうと2度引きになりやすくなります。

中級者でも勝手にボールが速くなってしまうという人にも2度引きの症状がある方もいます。

準備が終わっていないから慌てて速くラケットを振ってしまう→勝手にボールが速くなる。

という流れです。

ボールを速く打つ

ボールを速く打たされている

は大きく違います。

心当たりがある方は今一度テイクバックを早くして余裕を持って打てるように心掛けてみてください。
IMG_2036.JPG

そして、故意的にボールのスピードをコントロールできるようにしてみましょう。

中級者から一皮向けるにはボールのコントロール性能は必要な要素です。

もしかしたら、そこに上達のポイントがあるかもしれませんよ。


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プロフィール
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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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