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2017年11月21日

宗祖日蓮大聖人御大会

11月20日、21日にかけて総本山大石寺で行われる御大会に参加させて戴きました。

実はその前日の19日は所属寺院の支部登山であったので大石寺に3日連続でいた事になります。

大石寺二大法要である御虫払法要とこの御大会、今年は両方とも参加できた事、本当にありがたく思います。
ちなみに御虫払法要の時についてはセロリさんのブログに書いています。
https://blogs.yahoo.co.jp/no_sleep502goal/15157725.html


さて顕正会員であったなら御大会の意味は分かるとは思いますが、御大会とは日蓮大聖人が弘安5年10月13日に御入滅された日に行われる法要ですね。 ちなみに新暦に直すと11月21日が旧暦の10月13日に値する為この日が御大会となります。

この御大会までの1カ月近くは各末寺において「御会式」が奉修されるのです、法華講員は皆それに参加します。このように僧俗全員が大聖人様の不滅の滅をお祝いするのです。

普通、人が亡くなった時というのは悲しみ、喪に服すのが一般的ですが大聖人様だけは違うのです。
参加者は礼服に白ネクタイを着用し、皆「おめでとうございます」と挨拶するのです。

この辺りの意味は・・ 「日蓮正宗 御会式」でググってみましょう(手抜き)


さてその総決算というのが総本山大石寺で行われる御大会なのです。
この御大会は各末寺で参加人数が決まっています、ちなみにウチのお寺は早い者勝ちで決まります。
つまりに誰でも参加できるチャンスはあるわけですね。

曜日に関係なく行われますから、平日だと仕事の関係で来れない人も多かったりします。
私のように元々不規則勤務の人間には関係無いんですが。


さてそんなわけで今年は月・火に行われたものの海外25カ国からの信徒も含めておよそ4200名ほど参加したそうです。

1日目の最初は13時半から御開扉です。この日は御歳95歳にならんとされる御隠尊日顕上人も同座されます。
世間の常識で言えば先代の猊下である日顕上人の方が偉いんじゃないの、と思われそうですが。現御法主上人猊下である日如上人の方が立場が上になるのですね、なので日顕上人は日如上人に頭を下げるのです。

お座りになられる場所も猊下よりも下の位置になるのです。


御開扉が終わると各宿坊にて夕勤行をした後、素早く食事をして素早く布団を敷きます。

そしてお練り→三々九度の儀式となります。
20年くらい前のものですがこんな感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=AbsyW_b5YKo&t=46s

これは今も全く何も変わっていません。本当に驚くほどにそのままです。
つまり伝統行事とはそういう事なのです。

また行列の際に法華講大講頭が武士の格好をし刀を持って猊下の後ろを歩くのですがこれは我々信徒が御法主上人猊下をお守りするのを、あらわしているそうです。

また若い御僧侶が走っているシーンがありますが。これはお練り(法主を中心とした行列が境内を練り歩くこと。)この行列は御影堂前の石畳の上で歩みをとめる。すると御影堂で待機していた助番僧が法主のもとに向かって説法を願いに向かう。これは法華経に説かれる「三止三請」をあらわすものである、とされています(wikipediaをコピペしましたが)。

そして動画の1:36秒あたりが三々九度の儀式なのですが、御僧侶が持っている箱に濁り酒が入っています。何故このような姿勢なのかというと、濁り酒は濃い成分が下に沈殿しますよね 薄い所を提供するのは失礼ですから濃い部分を提供する為にこのような姿勢になるらしいです。

ちなみにこれ、動画では短いですが実際はけっこう長いのです。
お練りが始まるのが18時、三々九度まで全て終わるのが21時半くらいです。

ちなみに客殿前には、たいまつに火が付けられています。このムードというのは何とも言えないものがありますね。

22時に就寝した後、2時半からの丑寅勤行に向けて1時半には起きないといけません。
丑寅勤行が終了して坊に戻ると4時でまた就寝、そして5時50分に起床です、寝る時間などありませぬ。

ただ勘違いしてはいけないのはこれは観光ではありませんし遊びでも無いのです。
重大法要に代表信徒として連ならせて戴いてるだけです、御僧侶はもっと厳しく過ごされています。

これを見るに我々所詮、在家の人間等は普段、いかに甘えて楽して過ごしているのかよく分かります。


そして朝勤行と朝食が終わると今度はテレビでなく直に参道に立ち、生でお練りの行列を拝見できます、ちなみこのポジションというのは整理券みたいなのがあり、その記号によって違います。なので生の人もいればテレビの人もいるのですね。

この時、海外信徒の方達が自分らの対面に来ました、中には車イスを使用している方もいます。25カ国ですがお隣の中国や韓国もいれば地球の反対側のブラジルからの信徒もいます。

ちなみにブラジルは直行便がなくニューヨークとかで乗り継ぎが必要です、そして所要時間は25時間ほどで運賃は平均で130000円! 私は所要時間は1時間ちょっと、交通費は高速代で片道3100円+ガソリン代。 本当に頭が上がりません。

海外信徒の方達は皆笑顔で手を振ってくださります。そして真剣にお念珠を掛け、お題目を唱えます。

この海外信徒の方達の信心を見ていると本当に感動するんですよ。


さてそのような中、行列で近くで生で見るというのは本当に何とも言えない光景でした。本山では大勢の御僧侶が整列して歩かれるのを目にできますが、この光景は特に顕正会だった自分にはとても新鮮で感動する光景なんです。


そして申状を捧読です。

これは顕正会でもやっていますが比べちゃいけません。日蓮正宗においては

日有上人申状
立正安国論
日蓮大聖人申状(宿屋入道許御状)
日興上人申状
日目上人申状
日道上人申状
日行上人申状

を読みます。顕正会で日有上人とか読みましたか?

そして昼食の後、お花くずしと布教公演で一切が終了します。


この御大会に参加して・・ 本当にいかに日蓮正宗こそが宗祖以来の伝統をしっかりと守っているのか、よく分かります。お題目を唱えるだけで声が詰まってしまうほど、何回も感動しました。

本当に貴重な体験をさせていただきました。
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