からだ研究工房

今回は、筋肉が硬くなる原因や硬くなった筋肉を柔らかくする方法をご紹介します。

元々身体が硬かったり、昔は柔らかかったけど、年を取ってから身体が硬くなった、運動不足で身体が硬い等、様々ですが、多くの方が感じた事があるのではないでしょうか？

そこで、何故筋肉が硬くなるのかや、その改善方法についてまとめましたので、どうぞ最後までご覧ください。











何故筋肉は何もしてないのに硬くなってしまうのでしょうか？

それは・・・何もしないからです！！


筋肉というのは、動かす事によって、筋肉がポンプの役割を果たし血液が巡って、筋肉の細胞が活発に動いてくれます。

動きのある筋肉はしっかりと収縮してくれるので、柔軟性が上がり、筋肉が柔らかくなります。


なので、筋肉は何もしなければ自然と硬くなっていてしまいます。






年を取れば、やはり多くの方の筋肉が硬くなってしまいます。

これは年を重ねていくにつれて筋肉の質が変わってくるからです。

生まれたての赤ちゃんや、子供は触るとわかると思いますが、ムニムニしていますよね？


これはもちろん脂肪もありますが、筋肉に水分がたくさん含まれているので、ムニムニして柔らかくなっています。

しかし、大人になり筋肉がしっかりしてくると、強度が増し、柔軟性が少しずつ低下していきます。


そして、発達した筋肉が年を取るにつれて使わなくなっていくと、筋肉が萎み、劣化し、水分が少なくなってしまい、結果的に筋肉が硬くなってしまいます。






では筋肉が硬くなるとどんな事が起こるのでしょうか？





筋肉が硬くなると怪我をする確率が上がってしまいます。

これは筋肉が硬くなると、関節の可動範囲がせまくなり、大きく関節を動かした際に硬い筋肉が引っ張られてしまい、損傷してしまうからです。


その他に、力いっぱい筋肉を動かした際に自分のパワーに耐えられなくなり、筋肉を損傷してしまう事があります。

これがいわゆる『肉離れ』となります。

運動会などで頑張り過ぎた運動不足のお父さんが、肉離れするのはこれが原因となります。






筋肉が硬くなってしまうと、筋肉の性能を十分に発揮できずに、運動能力が低下してしまいます。

パワーが十分に伝わらなかったり、関節がしっかりと動かなくなると、走る・投げる・跳ぶ・蹴る等の動作は間違いなく落ちてしまい、パフォーマンスの低下に繋がります。















それでは硬くなった筋肉を柔らかくする方法はあるのでしょうか？

答えはyesです！

筋肉はしっかりと根気よくケアすることができれば、柔らかくなり、本来の機能を取り戻す事ができます。

それではどういった方法があるのかご紹介します。






筋肉を温めると血流量が上昇し、動きやすくなり、筋肉が柔らかくなります。

お風呂上がりにストレッチをするといつもより、柔らかくなるのは、筋肉が温まっているからです。

しかし、これは筋肉が冷えてしまうと元通りの硬さになっていまいます。

なので、ストレッチと併用して行うのが最も効果的だと思います。





マッサージをすると筋肉の血流量が上がり、筋肉が動きやすくなったり、リラックス効果もあるので、筋肉が
柔らかくなります。

しかし、これも一時的な効果で、すぐに元に戻ってしまいます。

そして最も注意しないといけないのは、やりすぎや、強度です。

頻繁にマッサージしたり、つよ揉みしすぎると、筋肉が刺激に耐えれるように逆に硬くなってしまいます。


マッサージ屋さんに頻繁に通っている人はこの悪循環に陥っている人が多く見受けられます。

なので、マッサージは適切な刺激で行ってもらうようにしましょう！





一番のおすすめはストレッチです。

すぐに柔らかくなるわけではありませんが、根気よく継続して行うと、確実に筋肉が柔らかくなっていきます。

ストレッチの効果的に行うポイントは

• 呼吸を止めない
• 反動を使わずゆっくりと行う
• お風呂上りや、運動後の筋肉が温まっている状態で行う

これらのポイントを抑えると効果的ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。





筋トレも筋肉を柔らかくするのに効果的です。

筋トレをすると逆に硬くなってしまうのではないかと考える方もいると思いますが、それは反対です。

筋トレをすると、筋力が増加し、血流量も増えるので、柔らかくなります。

上記でも説明しましたが、筋肉は動かさなくなると硬くなってきますので、筋トレをしてしっかりと動かすと、運動機能がアップし、筋肉も柔らかくなってきます。






いかがでしたか？

筋肉を柔らかくするポイントは、ストレッチと筋トレが一番効果的です。

しかし、これらもしっかりと継続して行わなければ効果は少なくなります。

まずは長い目で見てしっかりと行っていくように心掛けましょう！

そして筋肉は必ず変化してきますので、例え年を取っていても諦めずに頑張りましょう！

それでは最後までご覧いただき有難うございました。