ブラック書店

アキュラの前に突如として現れた空間の歪み
そこから一人の男が現れた。

アッシュ
「あれっ？何だここは？」

アキュラ
「誰だっ！」

アッシュ
「何だよ、また異世界？
　もう異世界は勘弁してくれよ、こっちは色々大変なのに
　何かあったら直ぐに異世界に送るの止めて欲しいんだけどな」

アッシュは目の前のアキュラに剣を向ける

アッシュ
「それよりもお前は強そうだな
　よし、ここは一つ腕試しに一戦やらないか？」

とあるレストランに
二人の男が向かい合わせのテーブルに席を置いていた。

「いい夜だ」
「そうだな、いい夜だ」

出された食事を口に運びながら会話をするのは
どこかアウトローな男達

「安酒場の酒でも酔えるんだなお前は？」
「そうかもな」

「なぁ、賭けをしないか？」
「賭け？」

そう言うと男は安物のワインの瓶を持って喋る

「俺はカイドウの勝利にこのワインをもう一本賭ける、お前は？」
「そうだな、俺はルフィが勝つ方に賭けよう」
「何を賭ける？」

そう言うと同時に夜が明けて太陽が店の窓を照らした

「次に昇る太陽を」

俺の名は黒沢誠二
突然異世界に召喚された小説家だ。

ある日の事
俺はいつものようにネタになるであろう体験を求めて歩いていたら
突然異世界転移をしてしまう。

「ここが異世界？ラノベとかでよくある展開だがまさか自分が異世界に来るとは」

異世界に召喚されたが目の前に王様でも魔法使いでもなく
そこに居たのは何度も死にかけても死なない男、佐竹博文だった
何でこんな所に佐竹が
まさかこの男も異世界に召喚されていたのか？

突然異世界に召喚された黒沢と佐竹
果たして彼等は元の世界に帰れるのか？

「とゆうネタを考えたのですが、先生、いかがです？」

「駄目だな、だが案は面白い」

異世界召喚のネタを持ち込んだ自称アシスタントの少女に向かって言うと
黒沢は再び自身の作品のネタを求めて外に出る。

俺の名はアッシュ
各地を移動しながら悪魔退治をしている悪魔狩人だ。

俺は基本的に一か所に留まる事をしない
だから俺はこうやって各地でホットドックを売りながら
悪魔退治の依頼を受けている
そして今日もまた。

「デビルメイクライ、・・・・・わかった！今から向かう」

こうして俺は依頼を受け悪魔がいる廃屋へと向かう
そこに居たのは悪魔ではなく魔物だった
ロムレアで魔神を取り込んでからなのか最近よく魔物に遭遇する事が多い
魔神の影響が微かだがこの世界にも影響を及ぼしてる
俺はこうやって魔神の影響を処理しながら旅をしている
それが俺なりの後始末の仕方だった

「ふぅ、今日も終わりっと」

俺の戦いは終わらない
ダンテが魔界に行った後
俺は地上の守護と魔神の後始末をしながらの毎日
それが俺の日常なのだ。

ヒューマンバグ大学の登場人物たちが異世界に行ったら
きっとこんな話になるだろうな。


佐竹博文
異世界に転移してしまった彼には
復活の呪いと災難の呪いが掛かっていた？
それを解くには魔王を倒す必要があって。

鬼頭丈二
異世界に転移した鬼頭
しかし彼は異世界に行ってもやることは変わらない
冒険者になって異世界にある秘境と寄食を求める旅を開始した。

紅林二郎
突如異世界転移をしてしまった紅林
生活のために冒険者ギルドへ向かい冒険者登録をする
数々の依頼をこなしながら紅林は元の世界へ帰る方法を探す。


ヒューマンバグ大学の登場人物達が異世界転移したら
一体どうなるのだろうか？

ヒューマンバグ大学、これからも応援しています。

ヒューマンバグ大学の人気キャラ
拷問ソムリエこと伊集院茂夫
彼が突如助手の流川と共に異世界に転移してしまう。

でも彼等のやる事はただ一つ。

異世界でも法で裁けぬ外道共を拷問で地獄に叩き落す
世界が変わっても外道は葬る。

岸辺露伴が異世界に行ったらどうなるのだろうか？


異世界作品が多い中
他の作品の登場人物が異世界で無双する
そんな作品が多数ある時代

意外な人物がある日異世界に行ったらどうなるか？
今はそんな作品を考えています。

俺の名はアッシュ
悪魔絡みの事件を専門に扱う便利屋だ。

今回は黒焉街に来ていた、理由はこの町に潜む悪魔退治を依頼されたからだ
「黒焉街か、ここは京極組の縄張りだからあまり行きたくなかったのだが」
しかし前金貰ったので断る訳にもいかなかった。

そして悪魔の居るであろう雑居ビルに入ると
そこはおびただしい数の死体であふれていた
犯人は解っている、目の前にいる悪魔だ
「なんだお前は？」
「お前達悪魔の天敵さ」
それだけ言うとアッシュは銃を抜いた
すると男の合図で数人の人間が現れる
アッシュには匂いでこいつ等は全員人間ではなく悪魔だと知っている
奴等の目的は身代金などではない人間の血だ
人間の血は悪魔の力の源それを効率よく手に入れるため人さらいをしているのだ
そうと分かればこいつ等に慈悲など無用
アッシュは自分の周囲を囲んだ悪魔の一体を銃で撃ち抜く
それと同時に一斉に襲い掛かる悪魔達
だが、これまで幾多の悪魔を葬って来たアッシュにとって数など意味を成さない
全ての悪魔を倒し終えると隠し部屋を見つける
その中にはまだ殺されていない女達が縛られていた
更にそこには悪魔がいたので全員射殺した
女達は最近行方不明になった人達だ
後の処理は警察にまかせてアッシュは黒焉街を後にした
後で知ったのだがあの悪魔達は半グレ組織のまがい事をして血を集めていたらしい
でもそんな事はアッシュには関係ない今日もまたスマホを見ながら依頼を待ち続ける。

黒沢誠二（くろさわ　せいじ）

年齢　22歳

職業　小説家

常に新しい刺激を求めている男で
それを自身の物とする事に情熱を注ぐ
高校時代に書いた小説が大賞を取った事で
卒業と同時に小説家となった
実家はヤの付く世界の住人らしいや資産家なのではとゆう人もいる
でも常にリアリティのある体験を求めている狂人なのは変わらない

名前の元ネタは映画監督の黒沢明
岸辺露伴を小説家にしたようなキャラクター
スタンドみたいな能力を持つ
能力は他人の記憶を映画のように見る事が出来る
記憶をフィルムのようにカットしたり出来る
カットした記憶は消したり書き換えたりする事が可能。

私の名は黒沢誠二
小説家だ
今回は私が体験したとある事を紹介しよう
私はある日、小説のネタ探しのための日課である散歩をしていた時
一人の男が私の前に現れた
彼の名は紅林二郎、こう見えても元はヤンキー今はフリーター
体力はあるが頭脳がまるで無く
そのせいでまともな就職すら出来ないでいるため
あらゆるバイトをしながら生活をしている
そんな彼が私の前に現れたのだ

「君が紅林君か、私の名は黒沢誠二、小説家だ」
「あんたがあの黒沢誠二？」

名前を聞いて初めて目の前の男が有名な小説家なのだから驚くのも無理はない
てっきり中年のおっさんか老人だと思うのが普通だろう
私も紅林二郎とは鬼みたいな形相で見る者全てを破壊する鬼のような男だと思ったからだ
そして今日はそんな彼と共にある小道を歩いている
ここは振り返ると二度と戻ってこれない小道
それを実践すべく私は紅林と共にその道を振り返るが

「何も起こらないぞ」
「そうだな」

結局は何も起こらなかった
振り返ってはいけない小道
そこなかってそう呼ばれていたしかしある日突然この道はただの小道となっていた

「はぁ、結局骨折り損だったな、どうだ紅林君、一杯」
「そうだな、一杯位なら」

紅林と黒沢の距離が少し縮まったそんな感じがした日だった。