この間、シロタンは滅多にゴロゴロしないと書いたが、ついシロタンがゴロゴロしてしまう「シーバ」のことをすっかり忘れていた。他の猫は、あんまり匂いしないこのシーバ(カリカリ系おやつ)のことを、うまそうなおやつと認識してないようで、食いつきが全然よくない。
ところが、ことシロタンに限っては、さすが食い意地が張ってる第一人者らしく、隠れた中の旨味成分まで嗅ぎ取っているようで、ワイが指に持ってシロタンの口元に運ぶと、磁石の前の鉄のようにスーッとシロタンの口が吸い寄せられるように近づき、一口でパクっと口の中に入り込み、カリカリと旨そうな音を立てて食べてしまう。
ならばと二個目もシロタンの口前に持って行くと、もう食べる前からゴロゴロと喉を鳴らしており、ワイの持った指ごと噛みつきそうな勢いで、シーバのなくなったワイの指には、シロタンのヨダレがぺっちょりと付いているのが毎度のお約束。シロタンは意外にも、ダイソーの「ねこのおやつ」や、猫はみんな大好きな「ちゅ〜る」でも、それほど喉を鳴らさない通な猫なのだ。
今もだが、ダイソーの四角いクリアボックスに、それらの猫のおやつを常時保管しておるのだが、それが開く音を聞どこかで聞きつけた途端、それまでほげ〜っとしてたシロタンだったのに、慌ててこの部屋にぶっ飛んで来るなり、ジロタン用にボックスを開けたのではあるが、シロタンもお零れを頂戴している、ちゃっかり者なのである。
猫日記より(2021.2.14)
朝8時、また猫フン掃除で玄関を開けてたら、ミネちゃんがスッと外へ出てバイクの横の隣家の方面へ走り去り、捕まえるのは無駄と諦め、猫フン掃除に行こうとしたら、カメキチ水槽のサッシが10センチくらい開いていて、そこから逃げたジロタンが縁の下に入ろうとしたが、玄関方面の袋小路に追い込みに成功し、玄関前で捕まえようとしたら、まさかのそこでミネちゃん同様に、ゴロンゴロンしたので、簡単に捕まり家の中へ入れ、続いてミネちゃんも、まさかの家の中へ飛び込んできて終了。
2023年02月14日
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