ようやく長い冬眠から目覚めて2020年シーズン開幕。
春は例年、風が強くてカヤックフィッシングの回数は少ないけれど、今年はそこにコロナの影響で「なんとなく家籠り」なムードで様子見が続いていた。
いくら好きなカヤックフィッシングと言えども、準備やら早起きやらを考えると、時間が経てば経つほど億劫になることもあるので、このままではいけないと一念発起。
今日の朝は風も波も穏やかそうなので、2020年初カヤックフィッシングに行くことにした。
朝9時頃からは徐々に南風が強まる予報。
久々のカヤックフィッシング、しかも午後からの強風・高波注意報が出ているので、近場で楽しむ。
朝の気温は10度ほどなので、ウェアはまだセミドライ仕様(パドリングジャケット&パドリングパンツの組み合わせ)。
起床は朝4時半。日の出が5時半なので、5時起きしようと思ったのだけれど楽しみ過ぎて寝てられず・・・
そして久々の日の出頃の海岸へ。
やっぱり気持ちいい。
そそくさと出船準備を進めると・・・・・ない。
いつも愛用しているフィッシングプライヤーがない。
久々だと、いつも忘れ物やら、失敗やらするので、かなり慎重に準備したつもりなのに。
はやる気持ちを抑えて、家に戻ってプライヤーを手にカヤックに戻って(といっても3分ほどのロス)いざ出陣。
気持ち良すぎ。
さぁ、まずは近場でジグサビキのショットガンをすべく仕掛けを用意しようとすると・・・ない。
今度は道具を入れているバッグがない。
いつもシートの後ろに積んでいるのに見当たらない。
コードでカヤックに接続しているので、なくなるはずはないんだけど??
接続し忘れて海に落としてしまったか?
探すべく、ようやく沖に向かったカヤックを海岸に向けて漕ぎ出したとき、背中に違和感。
いつもよりシートが前傾姿勢。
なんてことはない、シートの背中部分と船体の間にバッグが挟まっていた。
とにかく、久々のカヤックフィッシングというのはスムーズに進まない。
毎度のことながら本当に嫌になる。
そうこうして、ようやく釣り開始。
魚群探知機をガン見しながら脚漕ぎしていると、いかにもカタクチイワシっぽい群れの反応が出た。
すぐさまジグサビキのショットガンを落とすと、すぐにカタクチイワシがヒット。かなり小さいけれど、泳がせのエサには充分。
4~5匹捕獲したあとは、一つのジグサビキロッドで泳がせながら、もう一つのジグサビキロッドでカタクチイワシの捕獲を継続。
しかし、後が続かないし、泳がせにも反応はない。
しばらく粘るけれど、この場はダメと判断。
思った以上のべた凪なので、水深30mの根回りに移動したい衝動に駆られるけれど、午後から荒天の予報だからと思いとどまり、水深13mのやや沖のポイントへ移動。
すると、そこはカタクチイワシの群れが大量に。
魚群探知機の画面も大変なことになっている。
泳がせ仕掛けにカタクチイワシをセットして起き竿にしながら、ジグサビキのショットガンでカタクチイワシを捕獲し続ける。
泳がせに何も釣れなくても、カタクチイワシの酢〆が食べたいのでコツコツと数を増やしていく。
泳がせ仕掛けで泳がせたカタクチイワシは頭だけになったり、口だけになったりと、何者かに食べられているもののなかなかヒットには至らない。
それでも、8時過ぎ、北風が南風に変わるのか、本当にべた凪になったころ、泳がせの起き竿に大きなアタリ。
食い込まれるのを待って合わせると、ようやく何かがヒット。
大きくはないけれど、久々のまともな魚の手応えが楽しい。
水深も浅いので、すぐに釣れてしまったけれど、上がってきたのはホウボウ(35cm)。
なんとも言えず美しい大きなヒレ。
光に当たると水色に輝く目。
自然って美しいなぁ~、と何に疲れてるのか、妙に感慨深い。
その後は、なんとかヒラメもいただきたいと粘るけれど、アタリは続かず、9時頃、予報通り南風が強まってきたので納竿とした。
本日の釣果は、35センチのホウボウ1匹と、カタクチイワシ30匹ほど。
久々の海の恵み、晩御飯が楽しみだ。
タグ:ホウボウ
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
こんにちは。コメントありがとうございます。
忘れ物、致命的なものでなければまだいいんですけどね。ラダーを固定するゴムから外さないまま出船も以前は定番でした。最近は最初からゴムをかけないようにしましたが。
ホウボウは薄造り(刺身)とあらと魚卵のお吸い物にしました。とても美味しかったです。
またよろしくお願いします。
久々の釣行で何かが欠ける事ってよくありますね。
全くもって共感です。
遠出しないでも土産を釣れて良かったですね。
よかったらどうやって食べたか教えてください。