桑原通夫です。
中国BYDがメキシコ工場計画を
一時停止にした・・その理由は
中国EV大手のBYDがトランプ大統領再戦に
警戒してのこと・・だそうです。
トランプが勝つと見たのか・・
メキシコ工場への投資を凍結。
中国最大の電気自動車メーカーの
BYDは、
少なくとも米大統領選の後まで
↓
メキシコでの大規模な工場投資に
ついて、発表しない見通し・・
ということです。
↓
大統領選の結果次第で
米国の政策が変化することから、
↓
様子見姿勢を取る企業が世界的にの
増えているのだそうです。
BYDはメキシコに自動車生産工場を
建設するため候補地を探していたが、
現在のところは延期しているようです。
↓
その背景には、アメリカ大統領選の
結果次第で情勢が大きく変わるから・・
↓
しかし計画は一旦停止しているが
取りやめたわけではない・・
ということで今後どう動くのかは
不透明のままです。
ご存知のように中国は内燃機関技術では
日本車に太刀打ちできない・・
そこで部品数も少なく、組み立てやすい
EV車でトヨタに対抗しようとしました。
↓
補助金を存分に使って、国策として
電気自動車に力を入れて来ましたが
ここに来てEV車の欠点が指摘されはじめ
↓
補助金も底をついたことから
中国国内でもEV車の人気に陰りが
出始めていました。
↓
代わりにプラグインハイブリッド車
PHV車が中国市場でも急拡大している・・
ということです。
中国は不動産の失策を挽回すべく
自動車産業に期待を賭けていますが
その肝心のEV車が伸び悩み状態です。
中国の本音は、トヨタの技術を
奪ってでも、車産業で経済復活を果たしたい・・
つまり、トヨタのエンジン技術が
喉から手が出るほどほしい・・
ということのようです。
ある中国メーカーでは、少なくとも
100人以上の日本人エンジニアが働いている・・
ということです。
3年ほど前から中国の自動車メーカーが
エンジン関連技術を中心に、
日本の名だたるメーカーの技術者を
引き抜いている・・
高給で雇い入れている・・そうです。
好待遇を示し、大量に
次々とエンジニアを引き抜きに動いている・・
その目的は・・EV車の限界を感じ
エンジンを搭載する
プラグインハイブリッド車へのシフトです。
現に元トヨタのチーフエンジニアも
中国新興自動車メーカーで
働いている・・ということです。
その裏には日本の大手が大規模な
人員整理を行ったことなどがあります。
まだまだ自分の力を試したい・・
そんな思いを持つ技術者が
高給・厚遇の新天地に活躍の場を
移している・・ということです。
特にトヨタの内燃機関技術は世界一とも
言われていて
とても他国で真似できるものでは
ない・・
欧米のメーカーでもトヨタには
敵わない・・ということで
EV車にシフトしたわけですが
リチウムイオン電池の欠点などもあり
内燃機関エンジンが再認識されています。
欧米のEV化は・・トヨタ潰しだとも
言われるように、トヨタの技術力に
敵わないと思ったからです。
エンジン車からEV車へシフトしたのも
環境問題への配慮と言うよりは
内燃機関の技術力で劣る欧米各社が
打倒トヨタのために考え出されたものです。
トヨタはお客様が欲しがる車を作り続ける・・
問コンセプトを下に
ガソリン車も、ハイブリット車も、EV車も
水素エンジン車も作る・・
それが世界のトヨタの方針です。
安易に日本の技術力が
中国に買われることのないように
手立てを講じるべきだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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