桑原通夫です。
都知事選を振り返ってみると・・
選挙掲示板ジャックや猥褻ポスターなど、
さまざまな話題を呼んだ2024
東京都知事選挙が終わりました。
結果は現職の小池百合子氏の圧勝に終わり、
自身でも勝因を政策目標の約9割は達成・・
と分析し、胸を張ったそうです。
しかし、Xでは選挙結果を受けて
日本終了・・という言葉が
がトレンドになるなど
反発も強く、選挙結果と世論が
乖離している・・という話です。
東京都知事選挙は、午後8時の
開票間もなく当確が確定・・
56人の候補者が乱立する中で、
現職・小池百合子知事の
圧勝に終わりました。
東京都民は本当にこれでいいの?
と思ってしまいましたが、
地方に住む私には理解できません。
これで 小池都政 は3期目に入り、
トータルで12年もの長期政権・・
になるわけです。
得票の内訳は・・
小池知事が約292万票・・
石丸氏が165万票・・
蓮舫氏が128万票・・
ということで
2位の石丸伸二氏に120万票以上の
大差をつけたことになります。
ではどうして・・東京は終わった・・
という言葉がネット上でトレンドになったのか?
SNSでは・・百合子に東京は任せられん・・
もう東京いや、日本が終わったな・・
東京終わったなって思った・・
といった声が噴出したようで
日本終了と東京終了・・というワードが
トレンド入りする事態になった・・
ということです。
そんな中でも小池氏が圧勝した・・
という背景には、
都知事選は現職が無敗・・というジンクスが
あります。
過去の都知事選に置いて、現職知事が
敗れたことは一度もなかったそうです。
それが今回は崩れるかと期待したのですが
そうはなりませんでした。
選挙には様々な利害関係が絡みます。
小池氏の例だけをみても
例えば・・
今年と昨年だけで48億円もの予算をかけた
プロジェクションマッピング事業・・
があります、
この事業については、都民には関心が薄く
一部では費用対効果が疑問視されていますが
請け負った業界団体からすれば、これが
ある・・ない・・では、死活問題です。
当然、業界団体とすれば現職の
小池指示に動かざるを得ないわけです。
いわゆる組織票というやつです。
選挙権があれば入院患者でも
病院で投票もできます・・
歩けない人の分も何故か
投票されていたりするそうです。
選挙管理委員会で即日開票の
アルバイトをした人の話では
開票作業中に、カラーコピーされた
投票用紙が大量に出てくることもあるそうです。
また石丸候補の人気にあやかろうとして
記入ミスが起きやすいことを想定して
わざと石丸〇〇という同姓の
候補者を立てた・・
というふざけた政党もあったようです。
そんな話が他にも山程あるのが
選挙の裏側・・なのだそうでです。
また業界団体では
小池さんは、お金をバラ撒くところには
バラ撒く人だ・・と思われているそうです。
今回の選挙では若い人たちは石丸さん指示に
回ったそうですが
ネットを使わない高齢者層にとっては
石丸市の知名度も当然低かった・・
小池氏は潤う都財政をバックに
関連企業団体・・
各政党と政治家達の利害関係・・
それにマスコミ等も加担して
多くの組織票が集まるのが
現職候補の強み・・ということで
都知事選に関してはこれまで
一度も現職が敗れたことはない・・
ということで、今回も
従来通りの結果になった・・
一般市民にとっては、全く関係のない
ところで多くの票を現職に集まった・・
ということですね。
選挙自体が色々と歪められている
ということで、利権で動くという
流れはかわらないのですね。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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