桑原通夫です。
資生堂の業績悪化は・・
資生堂が中国市場に賭けてきた・・
その事が結果としてハイリスクに
なっているようです。
中国での不動産バブルの崩壊により、
経済が悪化しており、
中国富裕層達がが急激に
財布の紐を締め始めました。
資生堂は中国市場に賭けて
高級ブランドとして利益率の高い
高級品を販売してきました。
中国経済の悪化により、好調だった
中国市場自体が苦しくなっている・・
では、中国を諦めて日本で勝負すれば・・
となりますが、
資生堂は今、日本市場でも苦戦しています。
元々資生堂の国内シェアは13%程で
主にデパートなどで売り上げを
伸ばしてきた企業です。
日本国内でトップであれば
世界進出も、不思議ではありませんが
日本ではそこそこブランド力はあっても
世界に出るとそれが通じなくなっている・・
そこで目を付けたのが中国だったのです。
プロ経営者として有名な魚谷氏が
19年〜24年までの人気で社長就任・・
しかし業績は低迷し
業績不振の責任を取るのか・・
と思われた社長交代劇もありましたが
魚谷氏は、そのまま代表権のある会長に収まる・・
という事になった。
魚谷氏がいるかぎり
方向転換も難しいのでは・・
そして今の資生堂には訳の分からない
コンサルが入っているらしい。
というよりも、IT音痴の幹部たちが
やおら、売り上げと直結しない分野に
お金と時間を使っている・・
という事です。
では、資生堂のコンサルが無能なのか?
と言えば、そうではありません。
資生堂に入っているコンサル会社・・
アクセンチュア株式会社は
総合コンサルティング企業では
最大手の外資系企業です。
経営・業務・ITにおける支援を
主な業務とし、
業務委託事業も展開・・
IT技術者の多さで国内の
コンサルティング業界トップクラス
という事です。
特にDXを追い風に急成長・・
という事ですが、
社長を直接コンサルするのであれば
コンサルの導入は効果は期待できます。
あるいは現場を直接コンサルする・・
場合も効果は期待できるのですが
しかし資生堂のように
管理部をコンサルしても
業績は上がらない・・
といわれます。
管理部門のコンサルは全く売り上げに
結びつかない投資になります。
ハッキリ言ってムダ金使いです。
資生堂の場合は、この管理部門に
力を入れて、コンサルしているそうです。
そこでは・・
顧客データの解析支援。
顧客データに基づく製品・サービスの提案。
社員のIT技能の向上支援。
などをコンサルしているそうですが
IT音痴の幹部にとっては
アクセンチュアは頼りになる存在・・
に思えたのでしょう。
何故?アクセンチュアを選んだのか・・
それは、幹部のITコンプレックスからか・・
世の中のITブームやDX化に
乗り遅れまいとして
アクセンチュアに指導を依頼・・
業績に陰りが出始めたことで
他社に負けないように今流行りの
DX化やIT強化に乗り出した・・
↓
IT音痴の幹部たちが
アクセンチュアのコンサルを選んだ
↓
結果、資生堂には訳の分からない肩書の人が多い・・
↓
チーフインベスターエンゲージメント・
オフィサー・・
チーフコーポレートガバナンスオフィサー等々。
↓
なんか訳の分からない肩書で働く人が多く
全く売り上げにつながらない・・
ITに対する劣等感でもあるのか・・
カタカナで役職名を付けると
価値があるとでも思っているのか・・
資生堂の管理職は・・
アクセンチュアが行う
IT研修を有難がっているのか・・
アクセンチュアは有名なコンサル会社ですが
資生堂とはミスマッチングでした。
効果がない部門にコンサルを入れて
失敗している悪い例が資生堂です。
もしコンサルを入れるのであれば
管理部門や幹部ではなく
決定権のある代表取締役だけが
指導を受ければいいのです。
どうなる・・資生堂?
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