四季ラビオリ

自分も30代半ばになり、小・中・高と学んでいた当時の先生たちと同じような年齢になりました。
まだ若干、若いかもしれませんが、ほぼ近い年齢になったと思います。



学んだ当時、良い先生だった人は大人になっても好印象のままですが
逆に悪い印象しかない先生に対しては、大人になった今になると
「やっぱりアイツはおかしい先生だった・・・」
としみじみ思います。
同じように思う人は結構多いのではないでしょうか。



小〜中学生なんかだと、理不尽に怒られていても先生のいう事に従っていました。
その当時はわからないからですが、今思えば、単純に機嫌が悪かったとか
プライベートで腹が立つことなど色々あったのでしょう。
コチラには一切関係ないことだから、そんなのは理由になりませんが・・・
色恋沙汰でストレスが溜まっていたとか最悪ですね（笑



先生も完璧な人間ではないし、判断を間違える事もあると思います。
でも、生徒を思っての注意と、単純なヒステリー状態の注意では
仮に同じ言葉であったとしても受ける印象が大きく変わるのです。
形だけ取り繕っても無駄なのですよね。



とはいえ、その当時には嫌いだった先生でも
今になって実は良い先生だったのかなと思う人もいて・・・
自分は中学3年の時の担任です。



中学3年の頃の自分は絶望的なバカでして・・・（今でも同じようなものですが）
高校進学がマジで危ぶまれるレベル。
先生が放課後に時間作って勉強を教えてくれるというのに
ある時にすっかり忘れて、友達と遊んで滅茶苦茶おこられました。
当たり前ですね。
でも、その当時、担任はちょっと皆から嫌われていて
それに乗っかる形で自分も嫌っていました。
だから注意された時も「うるせーな」と・・・・・・



しかし、今になって思います。
放課後を使って自分に勉強を教えてくれたのは、担任としての仕事といえば簡単ですが
余計な仕事をしていたのと同じことで。
自分が担任の立場なら「めんどくせーな」の一言で嫌がりそうですが
その先生は一生懸命やってくれました。
自分が大人になってから考えると、本当に立派な先生でした。



最近になって、こんなことを思い出し
相手の事を思って本気で怒れば、その時は伝わらなくても時を超えて伝わる事もある。
良い先生かどうかは大人になってからわかるものだと痛感した次第です。