四季ラビオリ

大きな道路に出る前に、家に戻るようにしようと
坂になっている細い小道に入ります。

通学路で使っていた事もありましたが、その当時は徒歩や自転車な訳で。


そのまま坂道を進むと、アパートがあり
アパートの駐車場で切り返して、家に戻ればいいと思っていると
そこを通ろうとする車が。

自分が移動しなければいけないので、そこでバックして、前に出てと
細かい作業を何度も行います。

でも、この時点でヘタレな自分は大パニックです。

車が待っているから急がないと・・・・

自分しかいないから、何とかしないと。

ぶつけないようには気をつけてますが、めちゃくちゃ焦ってます。

そして前に進める状態になり、アクセルをグッと踏むと











どか〜ん








車の後ろにあった金属の車止めみたいなものに、激突・・・・


ギアをＲ（バック）にいれたまま、前に進もうとアクセルを踏み
テールランプが砕け散りました・・・

この時は大パニックというか、もう頭が真っ白。

自分の前にいる車のドライバーも、唖然としています。

まず移動しなきゃと、自分はそのまま、車から降りずに急いで走り去り
そのまま家に戻りました。

親が「大丈夫だったかい」と迎えにでてくれましたが、

「後ろぶつけた」といって親が後ろをみると、顔面蒼白です。

自分もその時に、初めて後ろをみたのですが、本当にべっこりいってます。

テールランプの赤い所も粉々です。


「だからついていくっていったじゃない！」と怒られますが

返す言葉もありませんでした。

人にはぶつかってないと思いましたが、現場をよく確認しないまま立ち去ってしまったので
「確認しにいく」となりまして、現場へ。

見ると、やはり金属の車止めにぶつかっただけで、塗料がついてました。

あと砕けた破片とか・・・

親と一緒に掃除をして、その後、交番に行き、事故処理。

おまわりさんにも「免許とって一日で事故おこしたの？」と言われますが
苦笑いしか出来ません。

ちなみに修理費は15万円。

親が出してくれましたが、「まず人じゃないだけ良かった」と。

10分足らずのドライブで15万円・・・

凄いコストです。

そんな訳で、車に乗る際は、親と一緒にのる事が義務付けられました。

自分に拒否権はなく。


免許をとったはいいが、一日目でつまづいてしまいました。


続く