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2013年06月18日

暑さと疲労としょっぱさと。

先日、行われた友人の結婚式。
交通手段の時点で凹む出来事がありましたが(笑
めでたいことなのですから、いつまでも凹んでいられません。
必要なものを揃えつつ、当日を迎えました。



とはいえ前日、起きた時間にも原因がありますが、緊張して眠ることが出来ませんでした。
スピーチをするわけでもないのに……
そんなわけで寝不足のまま、近くの地下鉄の駅まで親に送ってもらい、そこから仙台駅へ向かいました。



時間にはかなり余裕を持っていき、指定席なので焦ることもなく新幹線に乗車。
その後、友人も無事にのったと連絡があり、東京について合流し結婚式会場の恵比寿へ。



頭のイメージの中では、東京についたら人の波にもっとパニックになると思っていましたが、
想像していたよりショックは少なかったです。
10年前に来た時は東京に来た時点で、人の多さに気分が悪くなったものですが(笑
これも秋田で一人暮らしを経験したからだと思います。
地味なことでも、人は成長するものです。



で、到着時点で気づいたのですが、かなり蒸し暑い。
更に着なれない礼服+肥満のため、汗が止まりません。
ジューンブライドは業者が閑散期の6月に挙式をあげさせるための宣伝。
式場の予約が多いのは9月や10月なんだよな…..。
事前に得たそんなどうでもいい豆知識を思い浮かべていました。



自分の姿をみた友人には上着を脱げばいいと言われたのですが、
ストレスで脇汗も凄く臭いから上着を脱ぐとデンジャー。
仕方なく周りに気を使いつつ、我慢しながら式場へ向かいました。



到着すると式場は涼しく、招待客もそんなに多くないようで、まず一安心。
自分と遺恨をもつD君とも、そこで再会しました。
実際に会うのは6年ぶりになります。
めでたい日でなければ、あまりの非礼ぶりに殴り殺すところですが(笑
我慢して笑顔で相手をしていると新郎の母が登場。
中学生のころからの知り合いで、最後に自分が会ったのは10年前以上になります。
他のみんなも久しぶりということで、少し話をしました。
すると、そこで新郎母が
「D君、結婚したんだってね〜なんでおばさんに知らせてくれなかったの〜?」
と言われ、D君は
「いや〜みんなにもそのこと(結婚したことを報告しなかったこと)批判されました(笑)」などと、
自分が激怒するようなことをサラリと語っています。



しかし、それを聞いた新郎母はこう言いました。
「やはりおめでたいことなんだから、それは報告してほしかったな〜」
D君はこれを聞いて、ようやく自分の非を認めました。



分かるのが遅すぎですけどね…。



まあ、「俺が悪かった」とみんなの前で謝ったので、この件に関しては解決。
みんなに内緒で結婚した嫁と今は冷戦状態だそうですが、そんなのは知ったこっちゃありません(笑
「一人でTENGAでも使いなさい」と心の中で勝手にアドバイスしました。



そんな顔合わせの後、結婚式はスタート。
レストランウエディング形式で、最初は外で様々なイベントが行われました。
天気予報では雨が降ると言われていましたが、一切降らずに挙式は終了。
日頃の行いが良い人は違いますね(笑


その後、披露宴では料理も美味しくとても楽しめました。
自分にとって心に染みたのは、職場の上司や同僚などを呼んでいたこと。
そういう方々を招待して、大変お世話になりましたと告げ、感謝している姿は美しいものがありました。



同僚からのスピーチも感動的で……。
付き合いが長い友人ですが、職場での姿は知りません。
しかし、こうやって上司や同僚を呼ぶと言うことは、信頼関係があるという証だし、周りにも認められる仕事をしているということ。



自分がもし、あのまま秋田にいて結婚式をした場合、職場の上司や同僚を呼べたかなと考えてみましたが、
正直、一人ぐらいしか居ませんでした。
とても友人のように、尊敬できる上司や同僚を呼んだりすることは出来ません。
信頼関係はゼロでしたから。
こんな部分でも、人知れずに積み上げてきた、それぞれの人生が出ているなと感じました。
こういうとき、目に見える人間関係というのは誤魔化しようがありません。
普段からどれだけ頑張っているかを表していますね。



美味しい料理と感動的なスピーチで、ゆったりとしたペースで披露宴は進み、無事に終了。
以前に呼んでもらった結婚式で、飯をたらふく食い、酒を浴びるように飲んだことを反省している僕は、
今回、酒は殆ど飲みませんでした(笑
睡眠不足でときおりボーっとしていたから、お酒を控えたのもありますが…
新郎には少し心配をかけたようで申し訳なかったです。
更に朝から汗をダラダラ垂らしながら歩き回っていたことも、疲労を倍増させ、
披露宴終了後は、一人で小刻みに震えるぐらい疲れていました。
そんな状態だから後で落ち合う約束をし、急いで五反田のホテルへ。



しかし、その五反田のホテルへ向かう際、自分の足元に違和感が。
何かを踏んづけているような感じがあります。
でも、見てみると何ともない。
何だろうと思い、靴を脱いで裏を見てみると……


裏のゴムがもげています。(この後、履き続けていると、丸々ゴムの部分がなくなりました)
誰かが俺に強大な呪いを!と錯覚しましたが、
靴に詳しい友人が「靴を久々に履くとそうなるよ」「安い靴だとそうなる」
と教えてくれましたが、どっちにも当てはまります(笑
祖母の葬式以来に吐いたので3ヶ月ぶり。
しかも、その前に履いたのも数年前で壊れる条件は整っていたようです。
でも、まさか靴が壊れるとは思わなかったからパニックに。



しかし、土地勘のない場所でどうする事も出来ず、まずはホテルへ。


ホテルに到着しましたが、あまりに疲れている為、なにもする気がおきません。
とりあえず着替えて、冷房の効いた部屋で休んでいると新郎から電話。
後で会う約束の電話でしたが、靴が壊れたことを報告すると、
使わなくなった靴をくれるというので助かりました。
でも、靴をもらえるのは渋谷。
そこまではゴムが剥がれた靴で歩かなければなりません。
歩くたびにぶっ壊れていく靴ですが、必死で渋谷まで行き、靴をもらいました。
その夜は足の裏が痛くてなかなか寝付けませんでした。
ゴムの部分に如何に足が守られているか実感(笑



それにしても、東京は飲み屋さんの呼び込みとか凄いですね。
仙台でも繁華街にいかない自分にとっては、ちょっと怖いぐらいでした。
後、渋谷で飲んだ後に帰宅した五反田でも、変なオカマみたいな奴と杖をついた老人のケンカをみました。
途中からみたので経緯は全く分かりませんが、よぼよぼのおじいちゃんが顔から血をながしていて……。
ケンカ終了後、相手が立ち去った後に奇声を発しているおじいいちゃんの姿が印象的でした。



街のカオスな雰囲気で日中の疲労により、渋谷で飲んだ後はクタクタ。
五反田に帰り、近くのラーメン屋で1000円するラーメンを食べましたが、非常にしょっぱい煮干し中華ラーメンで、微妙に後悔しました。
東京のラーメンは美味しいと思い込んでいた自分が恥ずかしい。



お腹はいっぱいでも、後悔しつつ寝ようとしましたが寝付けません。
ウーロン茶やポカリを買ってがぶ飲みしつつ、何とか眠り翌日、午前中に帰宅。
短い時間でしたが、普段の生活では考えられないほどの密度があり、友人からは良いエネルギーをもらいました。
特に今回、泊まったホテルがある五反田は、過去に来たことがあるようなデジャブ。
また東京に行く機会があれば、五反田に寄ろうと思います。

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