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2013年06月09日

思い込みは怖い。

昨日、母が親戚の結婚席に出席しました。
帰ってきて何故か興奮しているので話を聞いてみると、
「Aおばちゃんがこなかったの」



結婚式というのは、皆様、ご承知の通り滅多にないイベント。
基本は一生に一度です。
だから、余程のことが無い限りは来るはず。
それなのに時間になっても来ないということで、会場にいる親戚中で騒ぎになったそうです。
「どこかで事故にでも遭ったのではないか」など。



親戚数人で自宅に電話しても、留守電になるだけ。
Aおばちゃんの携帯番号が分かる人は、このとき誰もいなかったそうです。
うちの母は姉妹なので携帯番号は教えられていましたが、
機械オンチで自分の携帯に登録してはいなかったとのこと。
Aおばちゃんの携帯番号をメモした紙は家に置いたままだったようで…。
携帯の意味があまりないですね(笑



まあ、こうなるとどうしようもありません。
時間を置きつつ、親戚数人で自宅へ電話を繰り返していたそうです。
そして、結婚式がスタートして1時間30分ほど経った頃、Aおばちゃんから連絡が。



みんなドキドキしながら話を聞いてみると、来ていないその理由は






「明日と勘違いしていた」






……みんなポカーンです(笑
でも、それには訳があったのです。



Aおばちゃん、6月8日を仏滅だと思い込んでいたそうです(実際は先負)
そして、6月9日が大安なので、結婚式は明日だと。

(六曜のことはよく分かりませんが、パターンをみると仏滅の次が大安であることが多いようです。
6月8〜9日は先負→大安)



確かに昔の人ほど六曜を確認して、結婚式の日取りを決めます。
今回、主催者側の祖母が、特にそういうのを気にする人だと知っていたAおばちゃんは、
それで6月9日の大安が結婚式だと思い込んでしまったのです。



ちなみに8日の当日、携帯電話の予定帳に結婚式の日と打ち込んでいたAおばちゃんの旦那さんは、
「結婚式、今日でねぇのか?」
朝いちばんに言ったそうですが、思い込んでいるおばちゃんには通じず却下されました。
ここで念のため確認しておけば……。



更にこのときは、普段Aおばちゃんとマメに連絡をとっている方の携帯が壊れていたそうです。
いつも通り使える状態なら、早めに携帯に連絡が出来て、もっと違う展開になっていたと思いますが……
これも何かの因果なのでしょうか。



結局、間違いに気づいたAおばちゃん夫妻は、まず顔だけでも出そうと車を走らせ、式の終わり間際に到着し、ご祝儀などを置いて帰ったそうです。



今思えば、これだけ色々なことが重なって、結婚式に来られなかったということは、もし時間通りに来ていたら何か不幸な出来事が起きていたのかも知れません。
それを避ける為に、神様がこのように仕向けたのではないかと、母が言っていました。
まあ、確かにそう考えれば、わりと納得できるから不思議です(笑



しかし、仕事をしていたときも、似たような思い込みで大ポカやらかしている自分は、
思い込みの怖さを改めて思い知りました。
「これはこうだ!」って思い込んでいると、もう絶対間違いに気づけない。
このAおばちゃんも六曜のことを知っていて、それを信じた為にこのようなことになりました。
むしろ、知らなかったほうが、招待状などをきちんと確認したはずです。
これって怖いです、やはり。



分かりきっていることや、当たり前のことなどの場合、特に思い込みで処理しがちです。
でも、やはりそれではいけないのですよね。
経験を活かすのはいいですが、思い込みはダメ。
この一件でそんなことを痛感しました。
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