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2013年03月31日

辿りついた答

今まで数回、記事にしてきた問題のある友人D君。
結婚したのに特定の人物にしか報告しないなど、常識では考えられないことをします。
自分は「冠婚葬祭などの大事なことは、メールでもいいから知らせるべき」と注意しましたが、
まったく受け入れられませんでした。
そういったこともあり、ある時期を境に、自分は今後、一切何も言わないことにしました。
分からない人間には言うだけ無駄だと・・・・・・



そういう考えで今日に至るわけですが、最近になって1つの答えが出ました。
それは「こういう考えをもっている人間もいる」と認めるのも必要なことだと。



もちろん、自分の考えは変わっていません。
今でも冠婚葬祭に関しては、親しい間柄なら、友人から又聞きで聞くようなものではなく、
本人から聞くのがスジだと思っています。

しかし、世の中には残念ながら、そういうことを大事だと思っていない人間もいる・・・・・・
そんな事実に気づかされたのです。



D君の考えを認めるわけではありません。
肯定もしません。
でも、「彼はそういう考えだから」と納得するしかないということに最近気づきました。



世の中には色々な人間がいて、様々な考え方があります。
人との付き合いや礼儀として、大事なことは報告すると言う考えの自分が正しいとは思いますが、
それをD君に強要することは出来ません。
伝えても、それを取り入れるか取り入れないかは自由。
今後の人生において、大事なことを報告せずに損をしたとしても、それはD君の選んだことですから、
構わないと思うようになりました。



それと、もしかしたらですが、D君の中で人には言えない「理由」というのもあるのかもしれない・・・
とも思いました。

人間は感情の生き物です。
後で見てみればなんて事のないことでも、本人にとっては、義理や人情、礼儀などを欠いてでも言いたくなかったということもあるかも知れません。
全ては想像ですが・・・



こういう考えになるまでは、D君とは付き合いをやめようかとも思いました。
とにかく自分はD君の考えが許せなかった。
だから批判して言い争いになったのですが・・・・・・



でも、今は「そういう考えもある」と納得しています。
結局、D君はD君でやればいいし、自分は自分が正しいと思うことをして生きていけばいい。
相手から聞かれたり、求められたりしなければ、口出しは無用。
大人だから好きにやったらいいじゃんと思っています。
そう思えば、絶縁するようなことでもありません。
会わない人に無理に合わせる必要はないし、嫌なら距離をとって付き合えばいいだけです。



世の中、自分と考えが違えば批判したくなるものですが、
全てのことが白と黒で分けられるわけではありません。
『清濁併せ呑む』
このことわざも人付き合いにおいて大事なことだと実感します。
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