アフィリエイト広告を利用しています

2012年11月17日

気づけないというのは不憫なこと

こちらのストーカーによる殺人事件。
最後は犯人も自殺するという、やりきれない結末です。
数日間、ニュースで取り上げられていました。
問題の部分は警察が犯人を脅迫容疑で逮捕した際に、色々な手続き上、被害者女性の結婚後の姓や住所を読んだというところです.



少し考えれば、その部分は読み上げてはいけないとわかるだろ・・・
ストーカーをしてくる相手です。
アホの自分でも、その立場なら犯人の前で読み上げる時に伏せます。
上司に「これ、このまま読んだらまずいから伏せますよ」と言って。
そこで、上司が「法律で読むと決まっているから読め!」と言われたら読むかも知れません。
しかしねぇ・・・普通に考えて、問題だと気づけないのは不憫です。
その読み上げた警察の方には申し訳ないですが。



自分が勤めていた前の職場でも、このタイプの人間がいました。
要は、上から指示されたことに関して、そのままやる人。
ある意味、忠実に仕事をする良い人間ですが
その指示に間違いや問題があった場合でも、そのままやっちゃうから事故になる。

気がまわらないタイプの人間です。



こういう人にも、何がダメか伝えたいのだけど、なかなか伝わらないことが多いです。
これは何というか・・・気遣いの部分で、言って伝わるようなことではないのです。
何も言わなくても出来る人は出来るし、出来ない人はいくら言っても出来ないのですから。



結局、この結婚後の姓や住所の一部を読み上げたせいで、犯人は手がかりをつかみ
ヤフー掲示板などで質問をしたり、探偵をやとったりして、犯行に及んだのです。
そう考えると、あの時、読み上げてなければと考えてしまいますよね。
法律で決まっているからとか、そんなこと言ってはいけません。
これに関しては正しい答えは、『読み上げない』の一手だけですから。



上から指示されたことを、きちんとやることは重要ですが、人間だから間違える事もあります。
その時に、その部分を指摘できるような人こそ、仕事が出来る、気遣いが出来る人です。
今回のニュースを見て、そんなことを実感しました。
被害に遭われ、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
最新記事
カテゴリーアーカイブ
<スポンサーリンク>

検索
<スポンサーリンク>
このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。 コピーライトマーク ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.