四季ラビオリ

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以前に書いた、牛丼屋での後ろ向き駐車看板の記事。
その後、何度か店の前を通る度に注意して見ていますが、ほとんどの車がバックで停めています。
この店の場合は、普通の後ろ向き駐車でいいようです。
排気ガスうんぬん・・・と自分が変に考えすぎでした（笑



この時、後ろ向き駐車の件で検索して、見つかったサイトがコチラ。
基本的にはバックでの駐車がおススメで、他には前向き駐車のリスクについて書かれていました。
この時は、世間一般に後ろ向き駐車がどんなものか知りたかっただけなので
（調べるまでもなく、自分で分かれよという指摘は甘んじて受けます（笑）
前向き駐車の部分は、サラッと読んで終わりました。



普段から、後ろ向き駐車で停めるようにしているのもあるし
前向きで停める時も楽に出せる場合限定と、運転が下手くそな自分は決めているので
今さら、熟読する必要もないと思っていました。
しかし、後で前向き駐車の恐ろしさを知ることになるとは・・・



先日、初めて行くラーメン屋さんにて車を止めようとすると、店にある駐車場は満車。
どうしようと思っていると、近くに第２駐車場を発見しました。
その場所は空き地を駐車場にした形で、地面にはロープで線をひいて区分けしています。
一台分、空いていたので停めることにしました。
その時を図で示すとこのようになります（下手くそすぎてすいません）



特になんの疑問もなく、前向きで駐車。
枠の中にはおさまっていますが、隣の車との幅は狭く、ドアを開けて出る時も
いつものように開ければぶつかってしまいます。
気を付けながらそっと開けて、ラーメン屋さんへ向かいました。
この時は、まだ気づいていません。



そして美味しいラーメンを食べ、駐車場に戻ると、停めた時と同じ状態で両隣に車があります。
自分が食べるスピードが速く、両隣の人よりも先に戻ってしまったようです。
でも、別になんの問題もないと思い、そのまま出そうとした時！
ようやく気付いたのです。
この状態からの脱出の難しさに・・・・・・



先ほどのリンク先にも書かれていた「外輪差」
この時も最初は、いつものノリでバックしつつ、曲がりながら行こうと思ったら
即、接触しそうになり慌ててストップ。
少しでもハンドルをきればアウトなのを、この時に分かりました。
ある一定のポイントまでは、ただひたすらまっすぐにバックするしかありません。
しかし！この時は、そのまま下がると駐車してある車がある罠。
とにかくまっすぐバックしなければいけませんが、どこまでもOKではなく
ある地点でしっかり切り返さないといけないのです。



実際はいくらか余裕があり、運転技術を普通に持ち合わせている人なら
大した問題にもならない場面ですが、自分にとっては尋常ではない難易度。
大丈夫と思い込みでバックして、車をぶつけたらジ・エンドなのは知っているので、
慎重に少しずつしか動くことしか出来ません。
でもバックが足りてないと、今度はハンドルを切れないから苦しむという二重苦。



しかし、このまま立ち止まるわけにもいかないので
何度も切り返しやバッグをしつつ、冷や汗を垂らしながら脱出しました。
この作業中、他の車が来なかったから脱出作業に集中できましたが
もし、頻繁に車がとおるような場所なら、両隣の車がなくなるまで
駐車場から車を出すことは出来なかったと思います。
これもリンク先に書かれていた通りで・・・
まっすぐ出ても、まっすぐ戻すしかないという∞ループ（笑



このように体験してわかりましたが、運転下手な人は
前向き駐車をしないほうがいいです。
余裕のある場所での前向き駐車で出すのと、両隣が密着している状態で出すのは
同じような作業に見えて、まったく質が違います。
人によっては『詰み』ます。
自分の場合はラッキーにも出せましたが、二度とやらないと誓いました。
こんな思いするなら一キロぐらい歩いてもいいから、ガラガラの場所に停めるようにします（笑


まあ、実体験にて前向き駐車の恐ろしさを知れたのは幸せです。
接触もしなかったのは、いくらか自分も成長したということでしょう。
これが擦ったりしていたら、大きなトラウマになり運転する気力も無くなっていました。



前向き駐車は日常に潜む大きな罠。
くれぐれも皆様お気をつけ下さいませ。
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