2015年02月09日
有料EA・無料EAを使うメリット・デメリット(その3)
こんばんは,kanatoです.
今日は本当に寒かったです.
今年最強の寒さと言っても良いのではないかと思います.
最近の寒さで山の方は路面が凍結してるそうです.(うちの車もフロントガラスが凍ってました・・・)
さて,今回も前回の続きで,有料EA・無料EAを使うメリット・デメリットと言う事で,書いてみたいと思います.
先日はBandCross3という非常に優秀なEAを使う場合を考えてみましたが,相場の世界では今日まで通用していたロジックが明日から通用しなくなると言う事もないわけではないです.
そこで,今回はEAが調子を落としてしまい,EAの入れ替えをする場合を考えてみたいと思います.
EAの不調を判断する材料として,バックテストの最大ドローダウンを基準にする考え方がありますが,
例えば,BandCross3が最大ドローダウンを1.5倍くらい更新してしまい,変更せざるを得ないとの判断になった場合を考えてみます.(実際には最近のBandCross3はバックテストを上回る利益を叩き出しています.これも異常のサインと言えばそうなのですが,良いほうは別にそのままで良いかな・・・っと考えています.)
先日のデータをもう一度載せてみます.
ここで最大ドローダウンを見てみますと,スプレッドの狭いThinkForexだと450USD程度,スプレッドの広いGEMFOREXだと600USD弱となっています.この1.5倍だとそれぞれ700USD弱,900USD弱,2倍だと900USD,1100USD程度になります.いきなりこんなドローダウンに見舞われるとかなりしんどいですね.
さて,この時点でこのEAのロジックが今の相場には合わなくなってきたと判断して,他のEAを探すことを決めます.
運用直後にバックテストの1.5倍のドローダウンに見舞われたとすると現在の資金はどちらも初期資金の90%程度です.
10%近いドローダウンならばここから立て直すことも十分可能です.
そのためにはここでどんなEAを探すかが重要ですが,無料EAであれば色々な種類のEAが無料で手に入ります.それに対して,有料EAを購入するとなると200USD〜500USD程度を追加で使うことになります.
そうなると運用再開時の初期資金については有料EA・無料EAほぼ同等か,有料EAを使う方が少し少なくなってしまいます.
特に,こんなことが数回あったりすると(なりたくはないですが・・・),無料EAを使う方が優位性があるように思います.
まあ,負けた場合を前提にした優位性なので,微妙な感じがしますが・・・.
負けることを前提にFXをする人なんていないと思いますので,こんなことを議論すること自体が無意味と思われるかもしれませんが,こんなことが実際に起こるのがFXですので,負けた場合に再戦に望む場合のことを考えてみました.
今回,EAを何回か入手する必要がある場合に無料EAが効果を発揮するような結果になりましたので,次回は複数EAでポートフォリオを組む場合を考えてみたいと思います.
と言う事で,本日も最後までお付き合いいただき,ありがとうございました.
今日は本当に寒かったです.
今年最強の寒さと言っても良いのではないかと思います.
最近の寒さで山の方は路面が凍結してるそうです.(うちの車もフロントガラスが凍ってました・・・)
さて,今回も前回の続きで,有料EA・無料EAを使うメリット・デメリットと言う事で,書いてみたいと思います.
先日はBandCross3という非常に優秀なEAを使う場合を考えてみましたが,相場の世界では今日まで通用していたロジックが明日から通用しなくなると言う事もないわけではないです.
そこで,今回はEAが調子を落としてしまい,EAの入れ替えをする場合を考えてみたいと思います.
EAの不調を判断する材料として,バックテストの最大ドローダウンを基準にする考え方がありますが,
例えば,BandCross3が最大ドローダウンを1.5倍くらい更新してしまい,変更せざるを得ないとの判断になった場合を考えてみます.(実際には最近のBandCross3はバックテストを上回る利益を叩き出しています.これも異常のサインと言えばそうなのですが,良いほうは別にそのままで良いかな・・・っと考えています.)
先日のデータをもう一度載せてみます.
ここで最大ドローダウンを見てみますと,スプレッドの狭いThinkForexだと450USD程度,スプレッドの広いGEMFOREXだと600USD弱となっています.この1.5倍だとそれぞれ700USD弱,900USD弱,2倍だと900USD,1100USD程度になります.いきなりこんなドローダウンに見舞われるとかなりしんどいですね.
さて,この時点でこのEAのロジックが今の相場には合わなくなってきたと判断して,他のEAを探すことを決めます.
運用直後にバックテストの1.5倍のドローダウンに見舞われたとすると現在の資金はどちらも初期資金の90%程度です.
10%近いドローダウンならばここから立て直すことも十分可能です.
そのためにはここでどんなEAを探すかが重要ですが,無料EAであれば色々な種類のEAが無料で手に入ります.それに対して,有料EAを購入するとなると200USD〜500USD程度を追加で使うことになります.
そうなると運用再開時の初期資金については有料EA・無料EAほぼ同等か,有料EAを使う方が少し少なくなってしまいます.
特に,こんなことが数回あったりすると(なりたくはないですが・・・),無料EAを使う方が優位性があるように思います.
まあ,負けた場合を前提にした優位性なので,微妙な感じがしますが・・・.
負けることを前提にFXをする人なんていないと思いますので,こんなことを議論すること自体が無意味と思われるかもしれませんが,こんなことが実際に起こるのがFXですので,負けた場合に再戦に望む場合のことを考えてみました.
今回,EAを何回か入手する必要がある場合に無料EAが効果を発揮するような結果になりましたので,次回は複数EAでポートフォリオを組む場合を考えてみたいと思います.
と言う事で,本日も最後までお付き合いいただき,ありがとうございました.
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