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2015年07月11日
台北旅行 その2
ホテルは帝后大飯店 (エンプレス ホテル)。
円山駅 と民権西路駅からは徒歩で約20分の立地で、近くには公園も。
写真は公園内の木。せみの声がすごかったです。
ホテルの従業員の方も日本語が話せてとても親切でした。インターネットも使えるし日本語の新聞もあります。
ホテルでは、ビュッフェ形式で、おいしい朝食が食べれます。野菜、惣菜、卵、パン、おかゆ、味噌汁など、栄養もボリュームも充分。ここはランチも120元で提供しています。
今日の観光は台湾に来たからにはぜひ訪れたい観光名所のひとつ、「龍山寺」。 ここは創建約270年の台北で最も歴史のあるお寺で、凝った装飾が施された建築物は一見の価値あり!そしてなにより、願い事をすればご利益があるとして、地元の人からも厚い信頼を受けています。正面の右側にある入口から入ります。 |
境内の総面積約は1800坪で、御本尊を祀った本殿を中心にして、周囲に前殿、東側の鐘楼、後殿、西側の鼓楼が配置されています。それらは渡り廊下で繋がっていて、上から見ると「回」の字の形をした構造になっているのが特徴です。
建物はこれまで災害や戦争の影響を受けて、何度も改修工事が行われています。なかでも、1919年の大改修工事の際に取り入れた『中国宮殿式廟宇建築』は必見!随所に目を見張るような細工が施されています。本殿の天井の中殿藻井は、龍が螺旋を描いて天に昇っていく様が精緻に表現してあり、まさに圧巻!仏教の「人生輪廻」を意味しているそうです。そして八角形の三川藻井は細工が幾層にも重なり合って広がています。本殿に祀られているのはすべで仏教の神様で、一方の後殿には主に道教の神様が祀られています。こちらは学問や商売、子宝、恋愛などそれぞれの分野によって分かれています。
祀られている神様は、文昌帝君、大魁星君、紫陽夫子、馬爺、天上聖母、太陽星君、太陰星君、註生娘娘、池頭夫人、十二婆者、水仙尊王、城隍爺、龍爺、福コ正神、關聖帝君、三官大帝、華陀仙師、地藏王菩薩、月老神君。
境内には熱心にお経を唱える地元の人がたくさんいて、厚く信仰されているのだなと実感します。 |
お祈り、 拝拝 (パイパイ)の方法は、まず線香を両手で顔の前で持ち、自己紹介です。線香の持ち方は、左手を外側、右手を内側にいれます。「住所、名前、生年月日」を言い、三回頭を下げ、線香の一本を左手で香炉に入れる、というのを繰り返します。香炉は手前に2つ、奥に5つの合計7つあります。 |
色々とパワーを頂きました!! |
明日観光する総督府。 |
ランチは明徳素食園 台北駅店。台北駅の2階のフードコートにあるのですが、場所がわかりにくい!台北駅は地下がホーム、地上2階がショッピングエリアとレストラン街になっていて、お店は駅北側2階にあります。
場所:台北市北平西路3號2樓 台北駅北側2F
電話:02-2361-3566
量り売りでこれだけ食べても126元(約500円)。
英語も少々通じました。60種類の台湾精進料理&スイーツを自由に選ぶことができます。
昼食後は今回のメイン、「国立故宮博物院」!書画参観ルートは2F階の西側(202、204、206、208、210、212)に位置しており、、それぞれ書法と絵画の常設展を開催しています。展示物は3か月ごとに入れ替えられています。このほか、定期的に書画特別展を開催しています。 |
范寛は中国,北宋初期の山水画家。生没年不詳。本名は中正,字は中立。華原(陝西省耀県)の人。当時〈真〉と呼ばれた写実に最も留意し,山林に分け入って自然を徹底的に観察。その結果,高遠形式,雨点皴,山頂の灌木林などを特徴とする山水画を創出し、巨大な山が威圧感をもって迫る渓山行旅図》(台北故宮博物院)は現存唯一の真跡といわれいます。今回は范寛とその影響ということで、范寛の影響をうけた画家の作品が清時代まで展示されています。 ただ個人的には、(伝)范寛、夏珪ではないかな〜?と思うような絵も。渓山行旅図の前に行旅図という作品も描いており、別室に展示されていますが、これも圧巻。
15時頃入って、19時頃までいました。最初は団体が多かったのですが、だんだん空いてきて、「翠玉白菜」もじっくり見れました。天然の翡翠と玉の混ざり具合を巧みに利用した繊細な彫刻で、翠玉巧彫の最高傑作と言われています。白菜の上にとまっている虫ですが、実はこの2匹は、多産を象徴するキリギリスとイナゴ。この作品は、紫禁城内の永和殿に安置されていたものですが、そこは光緒帝の妃であった瑾妃の寝宮であったことから、清らかさを象徴し、多産を願う瑾妃の嫁入り道具だったのではないかと推測されています。白菜と昆虫という題材は、元代から明代初期の画家による草虫画の中によく見られ、吉祥を象徴する題材だったのです。近くで見ると微妙な色彩の変化がとても美しかったです。
夕食は士林で。有名な夜市の風景
今日の夕食「静心健康素食坊」台北 市士林区美徳街26号 電話02-88615141 11時〜20時。地元の人で混んでいました。 |
2015年07月05日
2015年05月20日
北京故宮博物院2015
「人民網日本語版」2015年3月2日より抜粋です。
1925年から公開が始まって90周年を迎える北京の故宮博物院は今年、展示される文化財の数や展示形式が過去最多となる計画だ。現在、18項目の展示が1年を通して実施され、展示される貴重な文化財520点のうち、中国北宋時代の都・開封の都城内外の殷賑の様を描いた画巻「清明上河図」を含む、極めて価値の高い文化財80%が初公開となる計画。来場者に存分に楽しんでもらおうと、同博物院は開放面積を現在の52%から65%にアップさせるほか、初めて夜間開放も試みる。また、神武門の外の東西両側に「故宮文化街」を準備し、故宮関連の図書やグッズを販売する。さらに、神武門広場が夜間、開放される。端門デジタル展示ホールも夜間開放され、来場者は、夜のデジタル故宮を体験できる。
※夜間開放の時期はまだ発表されていないようです。
「人民網日本語版」2015年5月18日より抜粋
第10回「中国文化遺産デー」にあたる6月13日、故宮は、1日の入場者数を8万人に制限する措置を本格的に始動する。また、実名制による入場券販売もスタート、1人あたり購入枚数を1日1枚までとする。ツアー客については、オンラインによる予約購入を徹底する。とはいえ、1日あたり「8万人まで」という規制は、今後永久に変わらない訳ではない。故宮で一般開放される面積は、今年は全体の52%から65%に、来年には76%まで拡大され、来場者の受け入れキャパシティも拡張される。故宮は、来場者のピーク期には、天安門管理委員会や東城区など各部門と提携し、武装警察・保安・社会安全保障のマンパワーを動員、天安門広場・故宮端門・午門の入場券販売窓口に3つの「防衛線」を設けて観光客の過度集中を抑止する。また、観光客が並ぶだけ並んで徒労に終わることのないよう、「チケット残数」を知らせる掲示板を設置する。
午前中に制限枚数の8万枚があっという間に完売するといった事態が起こらないよう、ピーク期には、故宮は各旅行社と協力して、午後にも来場者を受け入れられるよう調整する。また、来場者総数に占めるツアー客の割合を50%とする。
入場制限措置を逆手にとって不当な価格で転売するようなダフ屋の行為を防止するため、実名制による入場券販売をスタートする。すでに、全ての入場券窓口に身分証認証システムを装備、現在はテスト段階にある。窓口での実名制による入場券購入では、1人につき1日1枚までに制限される。1人で5枚まで代理購入が可能だが、その場合には、5人分の身分証を提示しなければならない。
実名制による入場券販売が実施されると、窓口に長蛇の列ができる可能性があることについては、現在来場者総数の半分を占めるツアー客は、実名制によるオンライン入場券購入を済ませており、オンラインで事前購入をする個人客も増加傾向にある。したがって、実際に窓口で実名制による入場券購入をする人は、1日2,3万人にとどまると予想される。窓口の数が拡大されることで、長時間並ばなければならないという問題は、ほぼ解決できる。
個人で行くのはちょっと手間がかかりそう。
今年は7月に台北故宮、9月に北京故宮に行きます。
またレポートしますのでお楽しみに!
1925年から公開が始まって90周年を迎える北京の故宮博物院は今年、展示される文化財の数や展示形式が過去最多となる計画だ。現在、18項目の展示が1年を通して実施され、展示される貴重な文化財520点のうち、中国北宋時代の都・開封の都城内外の殷賑の様を描いた画巻「清明上河図」を含む、極めて価値の高い文化財80%が初公開となる計画。来場者に存分に楽しんでもらおうと、同博物院は開放面積を現在の52%から65%にアップさせるほか、初めて夜間開放も試みる。また、神武門の外の東西両側に「故宮文化街」を準備し、故宮関連の図書やグッズを販売する。さらに、神武門広場が夜間、開放される。端門デジタル展示ホールも夜間開放され、来場者は、夜のデジタル故宮を体験できる。
※夜間開放の時期はまだ発表されていないようです。
「人民網日本語版」2015年5月18日より抜粋
第10回「中国文化遺産デー」にあたる6月13日、故宮は、1日の入場者数を8万人に制限する措置を本格的に始動する。また、実名制による入場券販売もスタート、1人あたり購入枚数を1日1枚までとする。ツアー客については、オンラインによる予約購入を徹底する。とはいえ、1日あたり「8万人まで」という規制は、今後永久に変わらない訳ではない。故宮で一般開放される面積は、今年は全体の52%から65%に、来年には76%まで拡大され、来場者の受け入れキャパシティも拡張される。故宮は、来場者のピーク期には、天安門管理委員会や東城区など各部門と提携し、武装警察・保安・社会安全保障のマンパワーを動員、天安門広場・故宮端門・午門の入場券販売窓口に3つの「防衛線」を設けて観光客の過度集中を抑止する。また、観光客が並ぶだけ並んで徒労に終わることのないよう、「チケット残数」を知らせる掲示板を設置する。
午前中に制限枚数の8万枚があっという間に完売するといった事態が起こらないよう、ピーク期には、故宮は各旅行社と協力して、午後にも来場者を受け入れられるよう調整する。また、来場者総数に占めるツアー客の割合を50%とする。
入場制限措置を逆手にとって不当な価格で転売するようなダフ屋の行為を防止するため、実名制による入場券販売をスタートする。すでに、全ての入場券窓口に身分証認証システムを装備、現在はテスト段階にある。窓口での実名制による入場券購入では、1人につき1日1枚までに制限される。1人で5枚まで代理購入が可能だが、その場合には、5人分の身分証を提示しなければならない。
実名制による入場券販売が実施されると、窓口に長蛇の列ができる可能性があることについては、現在来場者総数の半分を占めるツアー客は、実名制によるオンライン入場券購入を済ませており、オンラインで事前購入をする個人客も増加傾向にある。したがって、実際に窓口で実名制による入場券購入をする人は、1日2,3万人にとどまると予想される。窓口の数が拡大されることで、長時間並ばなければならないという問題は、ほぼ解決できる。
個人で行くのはちょっと手間がかかりそう。
今年は7月に台北故宮、9月に北京故宮に行きます。
またレポートしますのでお楽しみに!
2014年08月24日
西芳寺(苔寺) 〜 8月
昨日は誕生日でした^^
だから、といわけではありませんが、これまでいきたいと思いつつ行けなかった、世界遺産「西芳寺(苔寺)」へ行ってきました。
夢窓疎石ゆかりの名庭を日帰りでめぐるツアーに参加したのですが、 京都の名庭を訪ね、日本の美に触れるとても贅沢な1日でした。思い出に残る誕生日になると思います。
西芳寺は、奈良時代、行基菩薩の開創と伝えられる古刹(こさつ:由緒ある古いお寺)で、兵乱などで荒廃の後、暦応2年(1339)に夢窓国師により再建されました。その見事な構造は後の日本庭園に大きな影響を与えてきました。また、足利義政が銀閣寺を建てるときに庭や建物を見本にしたことは有名な話です。
禅と東山文化にとても興味がある私としては以前から行きたかったのですが、往復はがきによる事前申し込みが必要な上、拝観料が3千円すること、拝観に際しては、写経などの宗教行事に参加する事が必要など、けっこう敷居が高いように感じて、京都に何度も行っているにもかかわらず、これまで訪れたことはありませんでした。
今回は事前の申し込みはツアーなので不要ですし、誕生日プレゼントのつもりで思い切って参加してみました。
拝観は10時からなのですが、9時半にはついてしまったので、門前で少し待ったあと、9時40分頃から中に案内されます。私たちのツアーだけかと思ったら、他にも個人で申し込まれた方もたくさんいて、10時の回は全部で80名近くいたように思います。外国人の方もちらほら。まず、般若心経、坐禅和讃の唱和のあと、今回写経はなかったのですが、祈願札に願い事と住所氏名を書いて納めました。
願い事はひとつ、ということで、迷いましたが「平常心」と書きました。
宗教行事が終わったのが10時30分頃、順次庭園に向かいます。
お寺の方の庭園の説明を聞くことができます
庭園内を約120種類の苔が覆い、まるで緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しさです。苔は梅雨時が一番美しいそうですが、ちょうど雨がふったせいか、真夏のわりには苔はしっとりしていたと思います。
園内には古い建物はあまりまりませんが、湘南亭(重要文化財)は、千利休の二男少庵が建てたもので、桃山期の建築です。ただ、中は拝見できません。
庭園は上下二段構えの造りで、上段には枯山水の庭、下段には「心」の字を描く黄金池を中心とした池泉回遊式の庭を配置。
苔の緑、せせらぎの音、蝉の声、美しい水の中を涼しげに泳ぐ鯉・・・、人の波が過ぎるのを待ち、ゆっくり散策することができました。時間制限はないのですが、約30分〜1時間程度でひと通り見学できると思います。
また、秋や冬季節を変えて訪れてみたいと思いました。
昼食は「天龍寺」内の師月で。3千円の精進料理なのですが、結構量もあり、野菜と大豆中心のとてもヘルシーな食事です。美しい庭園を眺めながらゆったりとおいしい食事をいただくことができ、大満足。季節ごとにメニューも変わるそうなので、また来てみたいと思いました。
その後、天龍寺庭園を散策し、嵐山を少し歩いて最後の観光場所「等持院」へ。
ここでではお抹茶と和菓子をいただきながら、住職さんの説明を聞くことができました。
入口に達磨さんの像があり、そのとき感じたことが現在の自分の心のありようを示しているとか。
私は上目遣いで「ん?」ととぼけているように見えました。。。
ここは足利家の菩提寺で、境内の霊光殿には足利13歴代将軍の木像を安置しています。
3年前にも訪れたばかりですが、室町文化に興味のある私は、ここはとても興味深い場所です。
図らずも戦いにあけくれた生涯を送った足利尊氏。戦前において、足利尊氏は後醍醐天皇に反逆した悪人とされていたのは多くの人が知っていると思います。天皇への敬意を持ち、敵に寛大で、国家の安定に死力を尽くした尊氏はもっと評価されるべき人物ではないでしょうか?
また義満、義政のコレクションは世界に誇る素晴らしいものですし、日本美術を語るうえで、室町時代はとても面白い時代だと思っています。
17時すぎに京都駅に到着、新幹線で帰京。
本当に贅沢で充実した1日でした。
京都の魅力は本当に奥深く、何度も訪れたい魅惑的な街だと改めて思いました。
だから、といわけではありませんが、これまでいきたいと思いつつ行けなかった、世界遺産「西芳寺(苔寺)」へ行ってきました。
夢窓疎石ゆかりの名庭を日帰りでめぐるツアーに参加したのですが、 京都の名庭を訪ね、日本の美に触れるとても贅沢な1日でした。思い出に残る誕生日になると思います。
西芳寺は、奈良時代、行基菩薩の開創と伝えられる古刹(こさつ:由緒ある古いお寺)で、兵乱などで荒廃の後、暦応2年(1339)に夢窓国師により再建されました。その見事な構造は後の日本庭園に大きな影響を与えてきました。また、足利義政が銀閣寺を建てるときに庭や建物を見本にしたことは有名な話です。
禅と東山文化にとても興味がある私としては以前から行きたかったのですが、往復はがきによる事前申し込みが必要な上、拝観料が3千円すること、拝観に際しては、写経などの宗教行事に参加する事が必要など、けっこう敷居が高いように感じて、京都に何度も行っているにもかかわらず、これまで訪れたことはありませんでした。
今回は事前の申し込みはツアーなので不要ですし、誕生日プレゼントのつもりで思い切って参加してみました。
拝観は10時からなのですが、9時半にはついてしまったので、門前で少し待ったあと、9時40分頃から中に案内されます。私たちのツアーだけかと思ったら、他にも個人で申し込まれた方もたくさんいて、10時の回は全部で80名近くいたように思います。外国人の方もちらほら。まず、般若心経、坐禅和讃の唱和のあと、今回写経はなかったのですが、祈願札に願い事と住所氏名を書いて納めました。
願い事はひとつ、ということで、迷いましたが「平常心」と書きました。
宗教行事が終わったのが10時30分頃、順次庭園に向かいます。
お寺の方の庭園の説明を聞くことができます
庭園内を約120種類の苔が覆い、まるで緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しさです。苔は梅雨時が一番美しいそうですが、ちょうど雨がふったせいか、真夏のわりには苔はしっとりしていたと思います。
園内には古い建物はあまりまりませんが、湘南亭(重要文化財)は、千利休の二男少庵が建てたもので、桃山期の建築です。ただ、中は拝見できません。
庭園は上下二段構えの造りで、上段には枯山水の庭、下段には「心」の字を描く黄金池を中心とした池泉回遊式の庭を配置。
苔の緑、せせらぎの音、蝉の声、美しい水の中を涼しげに泳ぐ鯉・・・、人の波が過ぎるのを待ち、ゆっくり散策することができました。時間制限はないのですが、約30分〜1時間程度でひと通り見学できると思います。
また、秋や冬季節を変えて訪れてみたいと思いました。
昼食は「天龍寺」内の師月で。3千円の精進料理なのですが、結構量もあり、野菜と大豆中心のとてもヘルシーな食事です。美しい庭園を眺めながらゆったりとおいしい食事をいただくことができ、大満足。季節ごとにメニューも変わるそうなので、また来てみたいと思いました。
その後、天龍寺庭園を散策し、嵐山を少し歩いて最後の観光場所「等持院」へ。
ここでではお抹茶と和菓子をいただきながら、住職さんの説明を聞くことができました。
入口に達磨さんの像があり、そのとき感じたことが現在の自分の心のありようを示しているとか。
私は上目遣いで「ん?」ととぼけているように見えました。。。
ここは足利家の菩提寺で、境内の霊光殿には足利13歴代将軍の木像を安置しています。
3年前にも訪れたばかりですが、室町文化に興味のある私は、ここはとても興味深い場所です。
図らずも戦いにあけくれた生涯を送った足利尊氏。戦前において、足利尊氏は後醍醐天皇に反逆した悪人とされていたのは多くの人が知っていると思います。天皇への敬意を持ち、敵に寛大で、国家の安定に死力を尽くした尊氏はもっと評価されるべき人物ではないでしょうか?
また義満、義政のコレクションは世界に誇る素晴らしいものですし、日本美術を語るうえで、室町時代はとても面白い時代だと思っています。
17時すぎに京都駅に到着、新幹線で帰京。
本当に贅沢で充実した1日でした。
京都の魅力は本当に奥深く、何度も訪れたい魅惑的な街だと改めて思いました。
2014年06月06日
鎌倉のあいさい散歩
あっという間に6月、今年も雨の季節がやってきましたね。鎌倉は近いので、四季折々よくでかけます。近くで、歴史散策や仏像、素敵な庭園のほかハイキングも楽しめるのがいいですね。
あじさいが見ごろの季節になりました。
鎌倉のあじさいは、明月院を中心とした北鎌倉周辺と、長谷寺、成就院を中心とした長谷周辺が有名ですが、ものすごく混みます。
江ノ電は鎌倉駅まで行っても、混雑のためホームに入れず、乗車規制で乗れないこともありました。そのときは長谷寺まで歩いていったのですが、長谷寺で「お寺には入れても、あじさい小路を散策するのは、一時間待ちです。」と門前で受付の人に言われてあきらめました。
成就院も最近いろいろなところで紹介されるようになり、かなり混んでいますが、こちらはお寺の前の参道の石段の両側のあじさいが有名なので、混んでいても待つということはありません。また近くの極楽寺のあじさいも綺麗なのですが、こちらは訪れる人も少なく、穴場です。
また御霊神社もさまざまな色のあじさいの美しいところですが、わりと人も少なくオススメです。御霊神社前の踏切は、江ノ電とあじさいを同時に写真に撮れるため、季節になるとカメラ好きがたくさん集まってきます。
明月院はあじさい寺といわれるくらいあじさいが有名で、見ごろの時期はものすごく混むと聞いていたので、行くのを躊躇していましたが、一昨年初めて夕方の閉門間際の16時頃に行くと、待たずに入れて、混んではいましたが、ゆっくり参拝することができました。
ここは、方丈の裏の庭園の花菖蒲もほぼ同じ時期に公開されます。別料金がかかりますが、紫と白の花菖蒲は、梅雨空に凛として涼やかで、ぜひ見ていただきたい見事さです。
源氏山公園とその中にある葛原岡神社もあまり知られていませんが、人も少なく、さまざまな種類のあじさいが楽しめる穴場です。お弁当を持っていって公園で食べるのもアリです。
銭洗弁天、佐助稲荷が近くにあり、ハイキングコースにもなっていますので、森林浴と歴史散策も楽しめますよ。
鎌倉のおみやげとして有名なのが小川軒レーズンウィッチ
北海道土産で有名な六花亭マルセイバターサンドが開発のヒントにしたというレーズンサンドクッキーの元祖です。この小川軒のレーズンウィッチは代官山、目黒、御茶ノ水、鎌倉の4種類あるのですが、たっぷりとサンドされた味わい深い肉厚のレーズンと生クリームに近い特製クリームが特徴です。 中でも鎌倉小川軒はサクサク感でいうと、一番かもしれません。お土産にいかがでしょうか?
あじさいが見ごろの季節になりました。
鎌倉のあじさいは、明月院を中心とした北鎌倉周辺と、長谷寺、成就院を中心とした長谷周辺が有名ですが、ものすごく混みます。
江ノ電は鎌倉駅まで行っても、混雑のためホームに入れず、乗車規制で乗れないこともありました。そのときは長谷寺まで歩いていったのですが、長谷寺で「お寺には入れても、あじさい小路を散策するのは、一時間待ちです。」と門前で受付の人に言われてあきらめました。
成就院も最近いろいろなところで紹介されるようになり、かなり混んでいますが、こちらはお寺の前の参道の石段の両側のあじさいが有名なので、混んでいても待つということはありません。また近くの極楽寺のあじさいも綺麗なのですが、こちらは訪れる人も少なく、穴場です。
また御霊神社もさまざまな色のあじさいの美しいところですが、わりと人も少なくオススメです。御霊神社前の踏切は、江ノ電とあじさいを同時に写真に撮れるため、季節になるとカメラ好きがたくさん集まってきます。
明月院はあじさい寺といわれるくらいあじさいが有名で、見ごろの時期はものすごく混むと聞いていたので、行くのを躊躇していましたが、一昨年初めて夕方の閉門間際の16時頃に行くと、待たずに入れて、混んではいましたが、ゆっくり参拝することができました。
ここは、方丈の裏の庭園の花菖蒲もほぼ同じ時期に公開されます。別料金がかかりますが、紫と白の花菖蒲は、梅雨空に凛として涼やかで、ぜひ見ていただきたい見事さです。
源氏山公園とその中にある葛原岡神社もあまり知られていませんが、人も少なく、さまざまな種類のあじさいが楽しめる穴場です。お弁当を持っていって公園で食べるのもアリです。
銭洗弁天、佐助稲荷が近くにあり、ハイキングコースにもなっていますので、森林浴と歴史散策も楽しめますよ。
鎌倉のおみやげとして有名なのが小川軒レーズンウィッチ
北海道土産で有名な六花亭マルセイバターサンドが開発のヒントにしたというレーズンサンドクッキーの元祖です。この小川軒のレーズンウィッチは代官山、目黒、御茶ノ水、鎌倉の4種類あるのですが、たっぷりとサンドされた味わい深い肉厚のレーズンと生クリームに近い特製クリームが特徴です。 中でも鎌倉小川軒はサクサク感でいうと、一番かもしれません。お土産にいかがでしょうか?
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