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2014年05月31日

秋の「京都非公開文化財特別公開」の概要が発表されました 

恒例の秋の「京都非公開文化財特別公開」(公益財団法人京都古文化保存協会主催)の概要が発表されました。、普段は見ることができない秘仏や絵画などを対象にした、初公開3か所を含む京都府内17社寺が対象で、10月31日〜11月9日に開催されます。

初公開は、一休宗純が晩年を過ごした京田辺市の酬恩庵(通称・一休寺)の浴室(重要文化財)や、宇治市の黄檗宗大本山・萬福寺まんぷくじの三門と松隠堂(いずれも重要文化財)など。東寺・灌頂院の両界曼荼羅元禄本も初めて公開されます。

また「古都京都の文化財」の世界遺産登録20周年を記念して、西本願寺や上賀茂神社など世界遺産7か所の建造物なども公開されるようです。

知恩院には、大方丈、小方丈はどちらも寛永18年(1641)の建築で、洛中随一の名書院として知られていますが、こちらも庭園と併せて公開されます。

大方丈は、久しぶりに今年の春も公開されたので、行ってきましたが、徳川将軍家の公務に用いられたそうで、 54畳敷の鶴の間を中心に、多くの部屋があり、狩野尚信、信政らの筆による金箔・彩色の襖絵に彩られた豪華な雰囲気を漂わせています。
同様に素晴らしい障壁画に飾られた二条城二の丸御殿障壁画は順次模写に置き換えられていますので、今では当時の空間がそのまま味わえるとても貴重な場だと思います。
ただ、今回は公開の都合もあるのでしょうが、楽しみにしていた尚信の群鶴図の一部しか拝見できなかったのが残念でした。
小方丈は、大方丈とは対照的に淡彩で落ち着いた雰囲気のようですが、こちらも秋にはぜひ拝見したいと思います。

狩野尚信は探幽の弟で、余白の活かし方は兄の探幽ゆずりですが、さらに軽快で、伸び伸びとした瀟洒な雰囲気をもつ絵画を得意とした画家です。残念ながら44歳で早世したため、兄ほど有名ではありませんが、岡倉 天心も「長生すれば、兄に優りしならん」と、その早世を惜しんでいます。

狩野派に関して詳しく知りたい方は、元板橋区立美術館館長で、狩野派の魅力を伝える企画展を多数企画された、安村敏信さんが書かれたもっと知りたい狩野派―探幽と江戸狩野派 (アート・ビギナーズ・コレクション 東京美術)
がカラー写真も豊富で説明もわかりやすくオススメです。

京都では食事も大きな楽しみの一つですが、長年通っていた烏丸御池にあった自然派レストラン おばんざいが閉店になりました。
知らずに4月に行ったら店の前に荷物がおいてあり、今日はお休みかな?とも思ったのですが、3月末に閉店したみたいです。
いつも御池通からろうきんの角を曲がると「おばんざい」の看板が見えてきて、入店すると奥様が「いらっしゃい〜」と暖かく迎えてくださったのが、今ではとても懐かしいです。
本当に友人を失ったような寂しさを感じています。
いずれどこかでまた営業していただけたらうれしいのですが・・・。

posted by はまやん at 20:30| 旅行
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