2016年03月23日
オムツの「ありがちな当て方」と「上手な当て方のコツ」
排泄介助におけるオムツ交換は、介護という仕事をしていれば誰もが一度は行ったことがあると思います。
寝たきりになると、どうしてもトイレで排泄をするということが難しくなる方もいらっしゃいますので、そのような方の排泄ケアとしてオムツ交換があります。
しかし、手順や方法などがマニュアル化された施設でも、介護士さんのスキル次第で、オムツ交換という排泄ケアの質に違いが出てくることをご存じでしょうか?
オムツ交換は、「ただオムツを替えればいい」というものではありません。
オムツ交換を通して排泄ケアの質を上げるためには、上手なオムツ交換の方法を知るだけではなく、介護士さんがやってしまいがちなオムツ交換というものも理解しておくことが大切です。
自分の行っているオムツ交換のやり方が、本当に正しいやり方なのかを知るためにも、途中で読むのを止めながら、イメージしつつ読み進めていっていただければと思います。
まずは基本的なオムツ交換の手順をおさらいしておきましょう。
@排泄介助前の準備をする(オムツ類、室温調節)
A声をかける(これからオムツを交換することを伝える)
Bプライバシーに配慮する
多床室の場合:プライベートカーテンをしっかり閉める
個別室の場合:居室のドアを閉める
C布団をはぐ、ズボンを下ろす
Dオムツを開く(マジックテープは内側にきれいに折り込む)
E下用タオルで拭く(必要に応じて陰部洗浄を行う)
F臀部もきれいに拭き、新しいオムツを当てる(必要に応じてワセリン等の塗布)
Gオムツを閉じてズボンを上げる
H衣服を整える(必要に応じてベッドのギャッジアップやクッションを使用する)
I布団をかけ、カーテン等を開け、退室する
簡単に言うとこんなところでしょう。これは介護の仕事をされている方なら説明しなくても分かることだと思います。
ですがこれは、あくまでも基本的な手順です。
排泄ケアの質を高めるには上記の手順の中で、更に細かい技術を駆使しなければなりません。
これはトイレ誘導の際にも言えることなんですが、オムツ交換は手順が多い分、よりこまめに声かけをする必要があります。
つまり、上記の手順のひとつひとつに声をかけながら行う必要があるということです。
「なんだそんなことか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これがなかなか出来ているようで出来ていない介護士さんは多いです。
なぜかというと、1回のオムツ交換での声かけの回数が多くなり、さらにそれが毎回となると、声かけのマンネリ化や慣れによる同じトーンでの声かけになってしまいがちになるからです。たとえば、
「〇〇さん、オムツ替えますね〜」←棒読み
「ズボン下ろしますよ〜」←棒読み
「右(左)を向きますね〜」←棒読み
「終わりましたよ〜」←棒読み
ここで読むのを止めて、一度自分がオムツ交換のときにはどのような声かけをしているのかイメージしてみてください。
声かけは棒読みで、同じトーンになっていませんでしたか?
要介護者の顔を見ながら声をかけていましたか?
オムツ交換の最中に、どんな声かけをしましたか?
いつも同じことをやっていると、人はどうしても慣れが出てマンネリ化してしまいがちになります。そのマンネリ化した声かけになっていることに気づくか気づかないで、今後の排泄ケアの質は大きく変わってきます。
以前も「声かけの重要性」についてはお伝えしましたので、ここでは割愛しますが、ここで重要なのは、声かけをしても相手の心に届くような声かけになっていなければ、それは「つもり声かけ」だということです。
介護もサービスですから、ビジネストークが悪いというわけではありません。心に届けば、ビジネススマイルでも、ビジネストークでもいいと思います。
ですが、上述したマンネリ化したような状態では、そもそもビジネストークにすらなっていない可能性があります。相手の反応をみない一方的な声かけは、すでにコミュニケーションとは呼べません。
そしてビジネストークは、円滑なコミュニケーションを行う上で役に立つ手法ですが、ビジネスのシーンで棒読みや顔も見ないで話をするなどということはあり得ません。
ただのマンネリ化した声かけには、ケアの質を高める効果はないということです。
声かけほど簡単に、そしてすぐにケアの質を高めることのできるものはありません。
声かけの大切さを理解した上で、もう一度イメージしてみましょう。相手の返事や表情に、変化がみられるはずです。
その他にも細かな技術として、オムツ交換の際には皮膚の状態観察や、衣服を整えた後の背抜きなど、パットの当て方以外にも配慮しなければならないことはたくさんあります。
このような細かい技術は、意識して技術を磨いていかないと、なかなか身につきません。
なので、まずは声かけの工夫をすることから始めてみましょう。
高齢者が安心して介護を受けられたとき、どこかホッとした表情をしているときを見逃さないでください。そのようなときはきっと、介助を行った介護士さんのスキルが効果を発揮したときだと思います。
オムツ交換を行うときに、「すでに漏れて失禁している」なんてことはありませんか?
忙しい時にかぎって、こういうことが起こったりすると、自分なりに考えていたこの後の業務の流れが音を立てて崩れ去るような気持ちを味わった方は少なくないと思います。
そして、いざオムツを開けてみると、きちんとオムツが当たっていない。
このようなときは、本当にがっかりした気持ちになると思います。
オムツ交換の時間や排泄パッドの種類は、基本的にはきちんと当たっていれば漏れない計算で考えられています。
漏れるとすれば、多量に便が出ているときや、要介護者自身がオムツをいじって外したり触ったりすることぐらいです。
なのでそうでない場合は、介護士さんのオムツの当て方が悪いのかもしれません。
ありがちなこと@:排泄パッドがずれて当たっている
ありがちなことA:排泄パッドを平たいまま当てている(開いてそのまま当てている)
だいたいのパターンはこの2つが多いと思います。
介助に慣れていない新人介護士さんは仕方ないにしても、熟練介護士さんがこのようなことをしているようでは、オムツ交換の質が上がらないのも当然のような気がします。
ではどのような介護士さんに多いのかというと、経験上、普段からせっかちな性格の方や、スピード重視で仕事をしている介護士さんにこの2つのパターンは多い傾向にあります。もし身近にそういう方がいらっしゃるようでしたら、一度きちんと指導を行う必要があります。
熟練介護士さんほど、指導や注意といったことを普段から受けないことが多くなっているので、言いにくいかもしれませんが、「排泄ケアの質を上げるためには必要なこと」と覚悟を決めて教えてあげるようにしましょう。
濡れたままでどれくらい待たされていたのか。
ご本人の気持ちを考えると、決してほうっておいてはいけない問題だと思います。
どんな仕事においてもそうだと思うんですが、仕事が「早い」ことはとてもいいことです。
介護士さんを呼んでも「ちょっと待って、ちょっと待って」と言うばかりでちっとも来てくれない介護士さんより、さっと来てやってくれる介護士さんのほうが当然好感が持たれます。
介護という仕事も他の業種と変わらずプロとしての仕事をしているわけですから、当然スピードは要求されますし、スピーディーで効率的に行っていかないと、どんな仕事も時間ばかりがかかってしまうことになります。
しかし、やはり介護というものも、ただ速ければいいというものではありません。
オムツ交換も同様のことがいえます。速さよりも、確実で丁寧なオムツ交換を心がけるべきだと、最初は誰もがそう教わります。スピードは後からついてくるからと、まずは確実で丁寧なオムツ交換をしていたと思います。
いつからでしょうか?多少雑でもいいからと、速さを重視するようになったのは。
速いことを、「仕事ができる人のステータス」だと勘違いしている人は、実はたくさんいらっしゃいます。
自分のオムツの当て方が速いだけの、雑なオムツ交換になっていないか、ここで一度思い返して、次項に進みましょう。
オムツ交換は、介護の仕事をしていく上ではどこかしらで必ず関わることになるものです。
ではそのオムツ交換が、「あの人は上手い」と言われる人と、「あの人は雑だ」と言われる人との違いはどこにあるのでしょうか?
上手にオムツを当てるにはいくつかポイントがあります。
【オムツ交換前】
@オムツやパッドを開く
A開いたオムツやパッドを縦に2つ折りにする
Bギャザーがあればギャザーも立てておく
【オムツ交換時】
C横を向けてオムツやパッドを入れる際、お尻の中央に当たるように調整する
D仰向けになった状態で、オムツやパッドがきちんと中央にきているか確認する
Eパッドを前に当てる際はソケイ部に沿うようにして、パッドを山折りにしながら当てる
Fオムツは左右から腸骨に沿うようにして当て、特に太もも部分はスキマを作らないようにして閉じる
特に重要なポイントはAとEです。
Aのように縦に折ることでオムツやパッドは自然に身体にフィットするような内巻きの形になります。
Eのときに山折りにしながらパッドを当てることでパッドの内部に空洞を作り横から漏れにくくします。
以上のポイントを押さえながらオムツ交換をしてみましょう。
この方法は排泄の実技研修や排泄用品の業者が勉強会をするときなどでも実施されているものばかりですので、きちんとやればかなり効果的な方法といえます。
あとは実際に自分でやってみながら練習あるのみです。自分で出来るようになったら、ぜひ他の介護士さんにも教えてあげましょう。
オムツを当てるのが上手な人は、このようなポイントをしっかりと自分のものにしているからなのです。
みなさんはいくつぐらい上記のポイントを押さえてやっていましたか?
日々の業務は時間に追われることも多いですが、速さばかりに気を取られず、まずは確実に、そして丁寧に行うということを、もう一度意識してやってみるようにしましょう。
高齢者が満足するケアというのは、「きれいで丁寧なケア=排泄ケアの質」です。
排泄ケアの質を高めるためにやることがあります。こちらの記事も合わせて熟読しておきましょう。
介護の排泄介助の質を劇的に高める方法
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寝たきりになると、どうしてもトイレで排泄をするということが難しくなる方もいらっしゃいますので、そのような方の排泄ケアとしてオムツ交換があります。
しかし、手順や方法などがマニュアル化された施設でも、介護士さんのスキル次第で、オムツ交換という排泄ケアの質に違いが出てくることをご存じでしょうか?
オムツ交換は、「ただオムツを替えればいい」というものではありません。
オムツ交換を通して排泄ケアの質を上げるためには、上手なオムツ交換の方法を知るだけではなく、介護士さんがやってしまいがちなオムツ交換というものも理解しておくことが大切です。
自分の行っているオムツ交換のやり方が、本当に正しいやり方なのかを知るためにも、途中で読むのを止めながら、イメージしつつ読み進めていっていただければと思います。
基本的なオムツ交換の手順とコツ
まずは基本的なオムツ交換の手順をおさらいしておきましょう。
@排泄介助前の準備をする(オムツ類、室温調節)
A声をかける(これからオムツを交換することを伝える)
Bプライバシーに配慮する
多床室の場合:プライベートカーテンをしっかり閉める
個別室の場合:居室のドアを閉める
C布団をはぐ、ズボンを下ろす
Dオムツを開く(マジックテープは内側にきれいに折り込む)
E下用タオルで拭く(必要に応じて陰部洗浄を行う)
F臀部もきれいに拭き、新しいオムツを当てる(必要に応じてワセリン等の塗布)
Gオムツを閉じてズボンを上げる
H衣服を整える(必要に応じてベッドのギャッジアップやクッションを使用する)
I布団をかけ、カーテン等を開け、退室する
簡単に言うとこんなところでしょう。これは介護の仕事をされている方なら説明しなくても分かることだと思います。
ですがこれは、あくまでも基本的な手順です。
排泄ケアの質を高めるには上記の手順の中で、更に細かい技術を駆使しなければなりません。
オムツ交換の質を簡単に高めるコツ
これはトイレ誘導の際にも言えることなんですが、オムツ交換は手順が多い分、よりこまめに声かけをする必要があります。
つまり、上記の手順のひとつひとつに声をかけながら行う必要があるということです。
「なんだそんなことか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これがなかなか出来ているようで出来ていない介護士さんは多いです。
なぜかというと、1回のオムツ交換での声かけの回数が多くなり、さらにそれが毎回となると、声かけのマンネリ化や慣れによる同じトーンでの声かけになってしまいがちになるからです。たとえば、
「〇〇さん、オムツ替えますね〜」←棒読み
「ズボン下ろしますよ〜」←棒読み
「右(左)を向きますね〜」←棒読み
「終わりましたよ〜」←棒読み
ここで読むのを止めて、一度自分がオムツ交換のときにはどのような声かけをしているのかイメージしてみてください。
声かけは棒読みで、同じトーンになっていませんでしたか?
要介護者の顔を見ながら声をかけていましたか?
オムツ交換の最中に、どんな声かけをしましたか?
いつも同じことをやっていると、人はどうしても慣れが出てマンネリ化してしまいがちになります。そのマンネリ化した声かけになっていることに気づくか気づかないで、今後の排泄ケアの質は大きく変わってきます。
以前も「声かけの重要性」についてはお伝えしましたので、ここでは割愛しますが、ここで重要なのは、声かけをしても相手の心に届くような声かけになっていなければ、それは「つもり声かけ」だということです。
介護もサービスですから、ビジネストークが悪いというわけではありません。心に届けば、ビジネススマイルでも、ビジネストークでもいいと思います。
ですが、上述したマンネリ化したような状態では、そもそもビジネストークにすらなっていない可能性があります。相手の反応をみない一方的な声かけは、すでにコミュニケーションとは呼べません。
そしてビジネストークは、円滑なコミュニケーションを行う上で役に立つ手法ですが、ビジネスのシーンで棒読みや顔も見ないで話をするなどということはあり得ません。
ただのマンネリ化した声かけには、ケアの質を高める効果はないということです。
声かけほど簡単に、そしてすぐにケアの質を高めることのできるものはありません。
声かけの大切さを理解した上で、もう一度イメージしてみましょう。相手の返事や表情に、変化がみられるはずです。
その他にも細かな技術として、オムツ交換の際には皮膚の状態観察や、衣服を整えた後の背抜きなど、パットの当て方以外にも配慮しなければならないことはたくさんあります。
このような細かい技術は、意識して技術を磨いていかないと、なかなか身につきません。
なので、まずは声かけの工夫をすることから始めてみましょう。
高齢者が安心して介護を受けられたとき、どこかホッとした表情をしているときを見逃さないでください。そのようなときはきっと、介助を行った介護士さんのスキルが効果を発揮したときだと思います。
ありがちなオムツの当て方とは
オムツ交換を行うときに、「すでに漏れて失禁している」なんてことはありませんか?
忙しい時にかぎって、こういうことが起こったりすると、自分なりに考えていたこの後の業務の流れが音を立てて崩れ去るような気持ちを味わった方は少なくないと思います。
そして、いざオムツを開けてみると、きちんとオムツが当たっていない。
このようなときは、本当にがっかりした気持ちになると思います。
オムツ交換の時間や排泄パッドの種類は、基本的にはきちんと当たっていれば漏れない計算で考えられています。
漏れるとすれば、多量に便が出ているときや、要介護者自身がオムツをいじって外したり触ったりすることぐらいです。
なのでそうでない場合は、介護士さんのオムツの当て方が悪いのかもしれません。
ありがちなこと@:排泄パッドがずれて当たっている
ありがちなことA:排泄パッドを平たいまま当てている(開いてそのまま当てている)
だいたいのパターンはこの2つが多いと思います。
介助に慣れていない新人介護士さんは仕方ないにしても、熟練介護士さんがこのようなことをしているようでは、オムツ交換の質が上がらないのも当然のような気がします。
ではどのような介護士さんに多いのかというと、経験上、普段からせっかちな性格の方や、スピード重視で仕事をしている介護士さんにこの2つのパターンは多い傾向にあります。もし身近にそういう方がいらっしゃるようでしたら、一度きちんと指導を行う必要があります。
熟練介護士さんほど、指導や注意といったことを普段から受けないことが多くなっているので、言いにくいかもしれませんが、「排泄ケアの質を上げるためには必要なこと」と覚悟を決めて教えてあげるようにしましょう。
濡れたままでどれくらい待たされていたのか。
ご本人の気持ちを考えると、決してほうっておいてはいけない問題だと思います。
どんな仕事においてもそうだと思うんですが、仕事が「早い」ことはとてもいいことです。
介護士さんを呼んでも「ちょっと待って、ちょっと待って」と言うばかりでちっとも来てくれない介護士さんより、さっと来てやってくれる介護士さんのほうが当然好感が持たれます。
介護という仕事も他の業種と変わらずプロとしての仕事をしているわけですから、当然スピードは要求されますし、スピーディーで効率的に行っていかないと、どんな仕事も時間ばかりがかかってしまうことになります。
しかし、やはり介護というものも、ただ速ければいいというものではありません。
オムツ交換も同様のことがいえます。速さよりも、確実で丁寧なオムツ交換を心がけるべきだと、最初は誰もがそう教わります。スピードは後からついてくるからと、まずは確実で丁寧なオムツ交換をしていたと思います。
いつからでしょうか?多少雑でもいいからと、速さを重視するようになったのは。
速いことを、「仕事ができる人のステータス」だと勘違いしている人は、実はたくさんいらっしゃいます。
自分のオムツの当て方が速いだけの、雑なオムツ交換になっていないか、ここで一度思い返して、次項に進みましょう。
上手なオムツの当て方とは
オムツ交換は、介護の仕事をしていく上ではどこかしらで必ず関わることになるものです。
ではそのオムツ交換が、「あの人は上手い」と言われる人と、「あの人は雑だ」と言われる人との違いはどこにあるのでしょうか?
上手にオムツを当てるにはいくつかポイントがあります。
【オムツ交換前】
@オムツやパッドを開く
A開いたオムツやパッドを縦に2つ折りにする
Bギャザーがあればギャザーも立てておく
【オムツ交換時】
C横を向けてオムツやパッドを入れる際、お尻の中央に当たるように調整する
D仰向けになった状態で、オムツやパッドがきちんと中央にきているか確認する
Eパッドを前に当てる際はソケイ部に沿うようにして、パッドを山折りにしながら当てる
Fオムツは左右から腸骨に沿うようにして当て、特に太もも部分はスキマを作らないようにして閉じる
特に重要なポイントはAとEです。
Aのように縦に折ることでオムツやパッドは自然に身体にフィットするような内巻きの形になります。
Eのときに山折りにしながらパッドを当てることでパッドの内部に空洞を作り横から漏れにくくします。
以上のポイントを押さえながらオムツ交換をしてみましょう。
この方法は排泄の実技研修や排泄用品の業者が勉強会をするときなどでも実施されているものばかりですので、きちんとやればかなり効果的な方法といえます。
あとは実際に自分でやってみながら練習あるのみです。自分で出来るようになったら、ぜひ他の介護士さんにも教えてあげましょう。
オムツを当てるのが上手な人は、このようなポイントをしっかりと自分のものにしているからなのです。
みなさんはいくつぐらい上記のポイントを押さえてやっていましたか?
日々の業務は時間に追われることも多いですが、速さばかりに気を取られず、まずは確実に、そして丁寧に行うということを、もう一度意識してやってみるようにしましょう。
高齢者が満足するケアというのは、「きれいで丁寧なケア=排泄ケアの質」です。
排泄ケアの質を高めるためにやることがあります。こちらの記事も合わせて熟読しておきましょう。
介護の排泄介助の質を劇的に高める方法
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