昨日の続きで映画「カサブランカ」について書きます。この映画には数多くの名セリフが使われています。昨日は肝心なセリフにについて書くのを忘れてました。
AFI(アメリカンフィルムインスティチュート)のアメリカ映画の名セリフベスト100(AFI's 100 Years...100 Movie Quotes)でカサブランカのセリフが6つランクインしています。
まず5位に"Here's looking at you, kid."「君の瞳に乾杯」
このセリフは有名ですね。映画の中でも複数回このセリフが登場します。
直訳すれば君を見つめていることに乾杯となりますが、高瀬鎮夫が君の瞳が乾杯と訳してからこの訳が定着しています。
20位はこの映画の最後のセリフ"Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship."「ルイ、これが俺たちの美しい友情の始まりだな」
28位にはイルザのセリフ"Play it, Sam. Play 'As Time Goes By." 「あれを弾いて、サム。『時の過ぎ行くままに』を」
”As Time Goes By”という曲はこの映画で一気に有名になりましたが、元々はこの映画のための曲ではありません。
元々はEverybody's Welcomeというミュージカルのためにハーマン・フップフェルドが作曲した曲です。
32位はルノー署長のセリフ、"Round up the usual suspects.「いつもの要注意連中を一斉検挙だっ」"
シュトラッサー少佐がリックに撃たれたあと、後から駆けつけた部下たちにこのセリフをいいます。
たった今起きた事件なのにいつもの連中を検挙しろというのは本当はおかしいです。
43位は"We'll always have Paris."「僕たちの、心の中には、パリがある」。リックがイルザに対し、出発直前にいいます。
67位には"Of all the gin joints in all the towns in all the world, she walks into mine."「世界に星の数ほど店はあるのに、彼女はおれの店にやってきた」。
カサブランカに限らず昔の映画には多くの名セリフがあります。
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