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映画



監督・脚色：成瀬巳喜男
原作 - 真山青果　 戯曲『桃中軒雲右衛門』
撮影：鈴木博
音楽：伊藤昇


月形龍之介 - 桃中軒雲右衛門
細川ちか子 - お妻
千葉早智子 - 千鳥
藤原釜足 - 松月
伊東薫 - 泉太郎（雲右衛門の息子）
三島雅夫 - 倉田
市川朝太郎 - 滝右衛門
小杉義男 - 桃雲
御橋公 - 磯野
伊達信 - 秋葉


1936年の成瀬巳喜男監督作品「桃中軒雲右衛門」です。

桃中軒雲右衛門といいうのは実在した曲芸師です。

桃中軒雲右衛門 (1873-1916)
100年以上前に活躍していた人ですが、レコードに吹き込んでいたようで肉声が残ってます。
↓著作権保護終了しており、タダで聞けます。


成瀬巳喜男の芸道もの。
芸のためなら、他は捨て去るという男を描いている。
完全な人間になることを捨て、芸に生きると。
今の感覚だと理解しがたいかも。
イラっときそう。
桃中軒が横暴で人の心がないんかと思っちゃう。
これは80年前の作品、今の感覚で見るのは違うんでしょうね。