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映画




菊池寛の小説を原作とする。
前編と後編に分けて公開された。


外交官・宗方子爵(斎藤達雄)は娘の朱実(田中絹代)に、同じ外務省の青木(山内光)との結婚を望むが、朱実は
霧ケ峰で出会った工藤一平(佐野周二)に恋をする。
だが交際は一平の母(岡村文子)に強く反対される。
一方従姉歌子(川崎弘子)は野上徹(佐分利信)と交際し結婚を考えているが、宗方子爵に言い出せぬまま野上はフランスに留学へ行ってしまう。
ある日、一平の弟良太(上原謙)から一平が飛行機事故で亡くなったことを、朱実は電話で知らされる・・・・。
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ここまでが前半。



宗方朱実：田中絹代
従姉歌子：川崎弘子
工藤一平：佐野周二
弟良太：上原謙
野上徹：佐分利信
宗方子爵：斎藤達雄
夫人：吉川満子
次女京子：高峰秀子
工藤未亡人：岡村文子
青木：山内光
青野飛行士：大山健二
グライダー教官：笠智衆
一平の同僚：谷麗光
女中A：出雲八重子
女中B：和田登代子
電話交換手：森川まさみ
看護婦：忍節子


監督　五所平之助　
脚本　五所平之助　野田高梧　
原作　菊池寛



1936年の作品です。
田中絹代　佐野周二　佐分利信　上原謙　川崎弘子らが出演。
前編・後編と分けてありますが、前編も64分程度なんですよね。
2つ合わせても2時間10分ぐらい。
なぜわざわざ分割したのか・・・
この時代は2時間超えると冗長と思われたのかな。


2つの恋が書かれてます。
川崎弘子と田中絹代。