4月5日はヘアカットの日。
東京府が明治5年4月5日、女子に対する断髪禁止令を出したことから。
歴史は遡り1871年。
8月9日に以下のような太政官法令が出された。
明治4年太政官第百九十九号
散髪制服略服脱刀共可爲勝手事
但禮服ノ節ハ帶刀可致事
一般的に断髪令として呼ばれているものだが、刀についても書いてある法令である。
なんとなくわかるだろうが、髪型は自由で士族華族でも、刀は差さなくてもよいと書いてある。
また例外として官吏等礼服の時は差すべきであると書いてある。
江戸時代にあった髷を結わず、散髪する風潮が広まっていたのだ。
まあ抵抗がある人も多く、やりたがらない人もいたのは事実です。
教科書にも出てくる写真。
岩倉具視だけが髷を結っている。
だが未だ男尊女卑の時代。
女性も散髪するべきと捉えられ、散髪する女性が増えた。
女性が散髪などとんでもないとこれを嫌ったのか、東京府が女子断髪禁止令を出すに至った。
髪型の自由は男だけでした。
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