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2020年03月16日
3月16日のFX自動売買ソフト M と W
メルセデスAMGのフルサイズSUV、GLS 63 4MATIC+ 新型
メルセデスベンツは、新型メルセデスAMG『GLS63 4MATIC+』(Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、15万0302ユーロ(約1810万円)と発表されている。
メルセデスベンツは2019年春、米国で開催されたニューヨークモーターショー2019において、新型『GLS』を発表した。新型GLSは、ボディサイズが全長5207mm、全幅1956mm、ホイールベース3135mmというフルサイズSUVだ。新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+は、この新型GLSの頂点に立つ高性能グレードになる。
◆4.0ツインターボは最大出力612hp
新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニットだ。スポーツカーのメルセデスAMG『GT』譲りのこのエンジンは、新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+では、高出力版のみが用意される。最大出力は612hp/5750〜6500rpm、最大トルクは86.7kgm/2500〜4500rpmを引き出す。
トランスミッションは、9速の「AMGスピードシフトTCT 9G」。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能だ。このパワフルなV8ツインターボが、フルサイズSUVの新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+を、0〜100km/h 4.2秒で加速させる。最高速は250km/h(リミッター作動)に到達する。
◆48Vの電気システム
新型には、「EQブースト」を採用する。これは、エンジンと9速ATの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。ブースト時には、このモーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。
48V電気システムにより、ハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行う。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。
また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性、静粛性に貢献する。気筒休止システムも採用した。
◆AMGダイナミックセレクト
電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を搭載する。「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」、「トレイル」、「サンド」の6種類の走行モードが切り替え可能で、エンジンやトランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングなどの制御が変化する。
スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。トレイルは、オフロード向けモードで、車高が55mm上昇し、70km/hを超えると車高が元に戻る。サンドは、砂地向けモードだ。
◆最新デザインのパナメリカーナグリル
新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+では、エクステリアのスポーティさをさらに追求した。メルセデスAMGの専用グリル、「パナメリカーナ」の最新デザインを装着する。このグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。
フロントバンパーは、空力性能を追求した専用デザインで、リアにはディフューザー付きバンパーが装備された。足元のアルミホイールは21インチの10本スポークデザインが標準だ。最大でオプションの23インチを装備することもできる。マルチビームLEDヘッドランプは標準だ。
◆12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイ
新型には、ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとした最新のデジタルコックピットを採用する。この12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素になる。
インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。画面は、「モダンクラシック」、「スポーツ」、AMG専用の「スーパースポーツ」など4種類のスタイルが選択できる。
メルセデスAMG専用仕様の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)も採用する。「ハイ、メルセデス」と呼びかければ、音声アシストが起動する。3本スポークのAMGステアリングホイールを装備した。フラットボトムデザインで、アルミ製のパドルシフトが付く。シートは、AMGのブラックナッパレザーが標準となる。
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メルセデスベンツは、新型メルセデスAMG『GLS63 4MATIC+』(Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、15万0302ユーロ(約1810万円)と発表されている。
メルセデスベンツは2019年春、米国で開催されたニューヨークモーターショー2019において、新型『GLS』を発表した。新型GLSは、ボディサイズが全長5207mm、全幅1956mm、ホイールベース3135mmというフルサイズSUVだ。新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+は、この新型GLSの頂点に立つ高性能グレードになる。
◆4.0ツインターボは最大出力612hp
新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニットだ。スポーツカーのメルセデスAMG『GT』譲りのこのエンジンは、新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+では、高出力版のみが用意される。最大出力は612hp/5750〜6500rpm、最大トルクは86.7kgm/2500〜4500rpmを引き出す。
トランスミッションは、9速の「AMGスピードシフトTCT 9G」。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能だ。このパワフルなV8ツインターボが、フルサイズSUVの新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+を、0〜100km/h 4.2秒で加速させる。最高速は250km/h(リミッター作動)に到達する。
◆48Vの電気システム
新型には、「EQブースト」を採用する。これは、エンジンと9速ATの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。ブースト時には、このモーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。
48V電気システムにより、ハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行う。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。
また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性、静粛性に貢献する。気筒休止システムも採用した。
◆AMGダイナミックセレクト
電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を搭載する。「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」、「トレイル」、「サンド」の6種類の走行モードが切り替え可能で、エンジンやトランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングなどの制御が変化する。
スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。トレイルは、オフロード向けモードで、車高が55mm上昇し、70km/hを超えると車高が元に戻る。サンドは、砂地向けモードだ。
◆最新デザインのパナメリカーナグリル
新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+では、エクステリアのスポーティさをさらに追求した。メルセデスAMGの専用グリル、「パナメリカーナ」の最新デザインを装着する。このグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。
フロントバンパーは、空力性能を追求した専用デザインで、リアにはディフューザー付きバンパーが装備された。足元のアルミホイールは21インチの10本スポークデザインが標準だ。最大でオプションの23インチを装備することもできる。マルチビームLEDヘッドランプは標準だ。
◆12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイ
新型には、ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとした最新のデジタルコックピットを採用する。この12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素になる。
インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。画面は、「モダンクラシック」、「スポーツ」、AMG専用の「スーパースポーツ」など4種類のスタイルが選択できる。
メルセデスAMG専用仕様の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)も採用する。「ハイ、メルセデス」と呼びかければ、音声アシストが起動する。3本スポークのAMGステアリングホイールを装備した。フラットボトムデザインで、アルミ製のパドルシフトが付く。シートは、AMGのブラックナッパレザーが標準となる。
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FX自動売買ソフト M と W 週間結果
メルセデスAMG GLE63 新型、受注を欧州で開始…12万4355ユーロから
メルセデスベンツは3月12日、新型メルセデスAMG『GLE63 4MATIC+』(Mercedes-AMG GLE 63 4MATIC+)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、12万4355ユーロ(約1457万円)と発表されている。
メルセデスベンツは2018年秋、フランスで開催されたパリモーターショー2018において、新型『GLE』を発表した。新型メルセデスAMG GLE63 4MATIC+は、新型GLEの頂点に立つ高性能グレードだ。
◆「S」の4.0リットルV8ツインターボは612hp
パワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニットだ。スポーツカーのメルセデスAMG『GT』譲りのこのエンジンは、最大出力571hp/5750〜6500rpm、最大トルク76.5kgm/2250〜5000rpmを引き出す。
トランスミッションは、9速の「AMGスピードシフトTCT 9G」。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能だ。0〜100km/h加速4秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。
「S」の名をもつハイパフォーマンスモデルも設定する。新型メルセデスAMG 『GLE63 S 4MATIC+』では、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンが、最大出力612hp/5750〜6500rpm、最大トルク86.7kgm/2500〜4500rpmを引き出す。このスペックは、標準グレードに対して、41hp、10.2kgmパワフルな数値だ。0〜100km/h加速は標準グレードより0.2秒速い3.8秒。最高速は30km/h上乗せされ、280km/hでリミッターが作動する。
◆モーターが加速時にエンジンをアシスト
両グレードともに、「EQブースト」を採用する。これは、エンジンと9速ATの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。ブースト時には、このモーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。
48V電気システムにより、ハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行う。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。
また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性、静粛性に貢献する。気筒休止システムも採用した。
◆最大7種類の走行モードが切り替え可能
電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を搭載する。「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」、「レース」(S仕様のみ)、「トレイル」、「サンド」の最大7種類の走行モードが切り替え可能で、エンジンやトランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングなどの制御が変化する。
スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。シフトダウン時には、レブマッチングが行われる。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。
◆新デザインの「パナメリカーナ」グリル
新型メルセデスAMG GLE63 4MATIC+では、エクステリアのスポーティさをさらに追求した。メルセデスAMGの専用グリル、「パナメリカーナ」の最新デザインを装着する。
このグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。フロントバンパーは、空力性能を追求した専用デザインで、リアにはディフューザー付きバンパーが装備された。
◆12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイ
新型には、ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとした最新のデジタルコックピットを採用する。
この12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素に。インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。
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メルセデスベンツは2018年秋、フランスで開催されたパリモーターショー2018において、新型『GLE』を発表した。新型メルセデスAMG GLE63 4MATIC+は、新型GLEの頂点に立つ高性能グレードだ。
◆「S」の4.0リットルV8ツインターボは612hp
パワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニットだ。スポーツカーのメルセデスAMG『GT』譲りのこのエンジンは、最大出力571hp/5750〜6500rpm、最大トルク76.5kgm/2250〜5000rpmを引き出す。
トランスミッションは、9速の「AMGスピードシフトTCT 9G」。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能だ。0〜100km/h加速4秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。
「S」の名をもつハイパフォーマンスモデルも設定する。新型メルセデスAMG 『GLE63 S 4MATIC+』では、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンが、最大出力612hp/5750〜6500rpm、最大トルク86.7kgm/2500〜4500rpmを引き出す。このスペックは、標準グレードに対して、41hp、10.2kgmパワフルな数値だ。0〜100km/h加速は標準グレードより0.2秒速い3.8秒。最高速は30km/h上乗せされ、280km/hでリミッターが作動する。
◆モーターが加速時にエンジンをアシスト
両グレードともに、「EQブースト」を採用する。これは、エンジンと9速ATの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。ブースト時には、このモーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。
48V電気システムにより、ハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行う。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。
また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性、静粛性に貢献する。気筒休止システムも採用した。
◆最大7種類の走行モードが切り替え可能
電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を搭載する。「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」、「レース」(S仕様のみ)、「トレイル」、「サンド」の最大7種類の走行モードが切り替え可能で、エンジンやトランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングなどの制御が変化する。
スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。シフトダウン時には、レブマッチングが行われる。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。
◆新デザインの「パナメリカーナ」グリル
新型メルセデスAMG GLE63 4MATIC+では、エクステリアのスポーティさをさらに追求した。メルセデスAMGの専用グリル、「パナメリカーナ」の最新デザインを装着する。
このグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。フロントバンパーは、空力性能を追求した専用デザインで、リアにはディフューザー付きバンパーが装備された。
◆12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイ
新型には、ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとした最新のデジタルコックピットを採用する。
この12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素に。インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。
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2020年03月13日
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【4月に生産終了】BMW i8 プラグインハイブリッドのパイオニア
BMWは、4月に生産が終了となる、BMW「i8」プラグイン・ハイブリッド・スポーツカーの総生産台数が、2019年12月に2万台を突破したことを明らかにした。
記念すべき2万台目は、アルティメット・ソフィスト・エディションで、これにより、歴代のBMWスポーツカーで最も生産台数の多いモデルとなった。
BMW i81978年に発売されたM1の生産台数は399台、2000年に導入されたZ8の生産は5000台となっている。
BMWは、「iX3」コンパクトSUV、「i4」サルーン、「iネクスト」SUVフラッグシップなどの新しいEVモデルに注力するため、プラグインのフラッグシップの生産中止を決定している。
このBMWのiサブブランドの最初のモデルは、2014年にクーペバージョンが最初に販売され、2018年にはオープントップのi8ロードスターの投入と同時に、フェイスリフトを受けている。
販売開始からの6年間、i8は、BMWのプラグインハイブリッドモデルの先駆者としての役割を果たしてきた。
また、のちに最新の7シリーズのカーボンコアボディ構造を含む、ほかのBMWモデルに採用された、カーボンファイバー製造プロセスのパイオニアとなっている。
BMWは、限定200台のアルティメット・ソフィスト・エディションを最後に、i8の生産を終了すると述べている。
by AUTOCAR JAPAN
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル氏)
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BMWは、4月に生産が終了となる、BMW「i8」プラグイン・ハイブリッド・スポーツカーの総生産台数が、2019年12月に2万台を突破したことを明らかにした。
記念すべき2万台目は、アルティメット・ソフィスト・エディションで、これにより、歴代のBMWスポーツカーで最も生産台数の多いモデルとなった。
BMW i81978年に発売されたM1の生産台数は399台、2000年に導入されたZ8の生産は5000台となっている。
BMWは、「iX3」コンパクトSUV、「i4」サルーン、「iネクスト」SUVフラッグシップなどの新しいEVモデルに注力するため、プラグインのフラッグシップの生産中止を決定している。
このBMWのiサブブランドの最初のモデルは、2014年にクーペバージョンが最初に販売され、2018年にはオープントップのi8ロードスターの投入と同時に、フェイスリフトを受けている。
販売開始からの6年間、i8は、BMWのプラグインハイブリッドモデルの先駆者としての役割を果たしてきた。
また、のちに最新の7シリーズのカーボンコアボディ構造を含む、ほかのBMWモデルに採用された、カーボンファイバー製造プロセスのパイオニアとなっている。
BMWは、限定200台のアルティメット・ソフィスト・エディションを最後に、i8の生産を終了すると述べている。
by AUTOCAR JAPAN
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル氏)
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【驚きの額で落札】
第二次世界大戦用に作られた軽軍用自動車といえばアメリカ軍のジープが代表格といえるが、ドイツはオリジナリティあふれるモデルを創り上げた。それはフォルクスワーゲンkdfのコンポーネンツを利用した2つのワーゲンだった。
1つはポルシェ設計事務所のフェルディナンド・ポルシェ博士が設計し、旧ドイツ陸軍の軽軍用車として生産されたフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型。
1944年製のフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型俗に「キューベル・ワーゲン」と呼ばれ、過酷な戦地での使用を考慮してシンプルな構造で作られ、リアにおなじみの空冷水平対向4気筒エンジンを搭載する。
今回ボナムス・アメリアアイランド・オークション出品されたのは1944年製のフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型。
完璧なレストアが施されドキュメントが揃うという素晴らしいコンディションを保つ1台だ。
予想額超えの入札同オークションにはゲルハルト・シュニューラー・コレクションから数多くの車両が出品されたが、このキューベル・ワーゲンもその1台である。
まさに歴史の生き証人といえる貴重な存在なのだが、マーケット的に見るとインターメカニカ社から精巧なレプリカが販売されていることから、こだわりの軍用車マニアでないと手を出さなくなっていたのである。
1944年製のフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型事前の予想落札価格はレプリカと変わらぬ321〜428万円と謳われていたが、コンディションの良い本物だけに熱烈なファンが競り合った。
オークションを終えてみれば、予想を大きく上まわる5万8240ドル(624万円)で終えた。
シュビム・ワーゲン 驚きの額でもう1台のワーゲンは、キューベル・ワーゲンの姉妹モデルといえるフォルクスワーゲンTYP166シュビム・ワーゲン。
こちらもフォルクスワーゲンkdfのパワーユニットを使用する軽軍用車なのだが、いわゆる水陸両用車なのである。
フォルクスワーゲンTYP166シュビム・ワーゲンドイツ軍の軍用車ファンにとっては極め付きといえる1台なだけに大きな注目を集めていた。
ボディ下部はボートのような形状でリアにはエンジン後端から動力を導く推進用のスクリューが備わる。
このスクリューユニットは、陸上を走行する時は上に跳ね上げられる構造になっている。
1558万円で落札そしてシュビム・ワーゲンのもう1つの特徴が、上陸する時の岸はぬかるんでいることが多いため、トラクションを確保するために4輪駆動が採用されているのが特徴だ。
このシュビム・ワーゲンはキューベル・ワーゲンと同様にゲルハルト・シュニューラー・コレクションからの放出車で、2006年に時代考証も含め完璧なレストレーションが行われ、素晴らしいコンディションに保たれている。
フォルクスワーゲンTYP166シュビム・ワーゲンシュビム・ワーゲンはレプリカが存在せず、かつメカニム的にも革新的で貴重な存在だったことからコレクターが競い合った結果、予想落札価格を大きく超える14万5600ドル(1558万円)で落札された。
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text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀氏)
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第二次世界大戦用に作られた軽軍用自動車といえばアメリカ軍のジープが代表格といえるが、ドイツはオリジナリティあふれるモデルを創り上げた。それはフォルクスワーゲンkdfのコンポーネンツを利用した2つのワーゲンだった。
1つはポルシェ設計事務所のフェルディナンド・ポルシェ博士が設計し、旧ドイツ陸軍の軽軍用車として生産されたフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型。
1944年製のフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型俗に「キューベル・ワーゲン」と呼ばれ、過酷な戦地での使用を考慮してシンプルな構造で作られ、リアにおなじみの空冷水平対向4気筒エンジンを搭載する。
今回ボナムス・アメリアアイランド・オークション出品されたのは1944年製のフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型。
完璧なレストアが施されドキュメントが揃うという素晴らしいコンディションを保つ1台だ。
予想額超えの入札同オークションにはゲルハルト・シュニューラー・コレクションから数多くの車両が出品されたが、このキューベル・ワーゲンもその1台である。
まさに歴史の生き証人といえる貴重な存在なのだが、マーケット的に見るとインターメカニカ社から精巧なレプリカが販売されていることから、こだわりの軍用車マニアでないと手を出さなくなっていたのである。
1944年製のフォルクスワーゲン・キューベル・ワーゲンTYP82型事前の予想落札価格はレプリカと変わらぬ321〜428万円と謳われていたが、コンディションの良い本物だけに熱烈なファンが競り合った。
オークションを終えてみれば、予想を大きく上まわる5万8240ドル(624万円)で終えた。
シュビム・ワーゲン 驚きの額でもう1台のワーゲンは、キューベル・ワーゲンの姉妹モデルといえるフォルクスワーゲンTYP166シュビム・ワーゲン。
こちらもフォルクスワーゲンkdfのパワーユニットを使用する軽軍用車なのだが、いわゆる水陸両用車なのである。
フォルクスワーゲンTYP166シュビム・ワーゲンドイツ軍の軍用車ファンにとっては極め付きといえる1台なだけに大きな注目を集めていた。
ボディ下部はボートのような形状でリアにはエンジン後端から動力を導く推進用のスクリューが備わる。
このスクリューユニットは、陸上を走行する時は上に跳ね上げられる構造になっている。
1558万円で落札そしてシュビム・ワーゲンのもう1つの特徴が、上陸する時の岸はぬかるんでいることが多いため、トラクションを確保するために4輪駆動が採用されているのが特徴だ。
このシュビム・ワーゲンはキューベル・ワーゲンと同様にゲルハルト・シュニューラー・コレクションからの放出車で、2006年に時代考証も含め完璧なレストレーションが行われ、素晴らしいコンディションに保たれている。
フォルクスワーゲンTYP166シュビム・ワーゲンシュビム・ワーゲンはレプリカが存在せず、かつメカニム的にも革新的で貴重な存在だったことからコレクターが競い合った結果、予想落札価格を大きく超える14万5600ドル(1558万円)で落札された。
by AUTOCAR JAPAN
text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀氏)
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2020年03月11日
3月11日のFX自動売買ソフト M と W
ケーニグセグ、初の4座スーパーカー『ジェメラ』発表…1700馬力ハイブリッド
ケーニグセグは、新型スーパーカーの『ジェメラ』(Koenigsegg Gemera)を欧州で発表した。ケーニグセグ初の4シーター車で、300台が限定生産される予定だ。
◆4人の乗員と機内持ち込み手荷物に対応するスペース
ジェメラは、4人の乗員と、その機内持ち込み手荷物に対応できるスペースを備えており、快適に移動できる。ケーニグセグの「メガ・カー」(最大出力が1メガワット、1000kW=1360ps)体験を、家族や友人と共有できるようにすることを目指したという。
また、4シーター車であるにもかかわらず、ジェメラは多くの2シーター競合メガ・カーよりも、優れたパフォーマンスを持つという。ジェメラは、長距離の家族旅行などで、快適さや安全性をこれまでにないパフォーマンスとともに実現することが目標だ。
ジェメラの開発では、日常の使いやすさと快適さを実現することに重点が置かれた。4つのカップホルダー、前席と後席用のセンターインフォテインメントディスプレイ、スマートフォンなどの無線充電器、Apple「CarPlay」、Wi-Fi、11スピーカーサウンドシステム、カメラシステム、低反発シート、電動フロントシートなどが装備されている。
◆0〜100km/h加速1.9秒で最高速400km/h
ジェメラには、ハイブリッドパワートレインを搭載する。電気モーターは、後輪の左右とフロントに合計3個レイアウトされ、最大出力1100hpを獲得する。ミッドシップの「TFG」と名付けられた2リットル3気筒ツインターボエンジンは、最大出力600hp/7500rpm、最大トルク61.2kgm/2000〜7000rpmだ。この3気筒エンジンは、刺激的なサウンドを追求する。ジェメラは、システム全体で、1700 hp(1.27メガワット)の出力と356.9kgmのトルクを引き出す。
乾燥重量は1715kg。動力性能は、0〜100km/h加速を1.9秒で駆け抜け、最高速は400km/hに到達する。蓄電容量16.6kWhの800Vバッテリーは、EVモードで最大50kmの航続を可能にする。EVモードの最高速は300km/hとした。
ジェメラは、ガソリンだけでなく、エタノールやCO2ニュートラルなメタノールが使用できる。ガソリン15%+エタノール85%の混合燃料「E85」にも対応している。
ボディサイズは、全長4975mm、全幅1988mm、全高1295mm、ホイールベース3000mmだ。3000mmのロングホイールベースは、これまでにない快適性と直線安定性を提供する。後輪ステアリングは、機敏なコーナーリング性能と小型車並みの最小回転半径を実現する。一方、高速走行時には、後輪ステアリングがコントロール性を向上させる。
◆ジェット戦闘機風のフロントガラス
ジェメラは、強固なカーボンファイバー製モノコックを基本に、6つのスマートエアバッグ、ESP、トラクションコントロール、ABS、「ADAS 2.5」と呼ばれるアシスタントシステムが装備される。トルクベクタリングも採用された。チャイルドシート固定の「ISOFIX」は、後席で利用できる。ジェメラは世界で最も安全なメガ・カーのひとつであり、世界各国の安全基準に適合するように設計されているという。
ジェメラは、ジェット戦闘機風のフロントガラス、隠されたAピラー、短いオーバーハング、大型サイドエアインテークなど、ケーニグセグのデザインの特長を維持している。
フロントのデザインは、1996年に開発されたケーニグセグ初のプロトタイプ、ケーニグセグ『CC』にインスパイアされている。強固なカーボン製モノコックのおかげで、ドアはBピラーを持たない。上方に回転して垂直にドアを開けると、車内には4人乗りのスペースがあり、アクセスのしやすさや快適さを追求している。
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◆4人の乗員と機内持ち込み手荷物に対応するスペース
ジェメラは、4人の乗員と、その機内持ち込み手荷物に対応できるスペースを備えており、快適に移動できる。ケーニグセグの「メガ・カー」(最大出力が1メガワット、1000kW=1360ps)体験を、家族や友人と共有できるようにすることを目指したという。
また、4シーター車であるにもかかわらず、ジェメラは多くの2シーター競合メガ・カーよりも、優れたパフォーマンスを持つという。ジェメラは、長距離の家族旅行などで、快適さや安全性をこれまでにないパフォーマンスとともに実現することが目標だ。
ジェメラの開発では、日常の使いやすさと快適さを実現することに重点が置かれた。4つのカップホルダー、前席と後席用のセンターインフォテインメントディスプレイ、スマートフォンなどの無線充電器、Apple「CarPlay」、Wi-Fi、11スピーカーサウンドシステム、カメラシステム、低反発シート、電動フロントシートなどが装備されている。
◆0〜100km/h加速1.9秒で最高速400km/h
ジェメラには、ハイブリッドパワートレインを搭載する。電気モーターは、後輪の左右とフロントに合計3個レイアウトされ、最大出力1100hpを獲得する。ミッドシップの「TFG」と名付けられた2リットル3気筒ツインターボエンジンは、最大出力600hp/7500rpm、最大トルク61.2kgm/2000〜7000rpmだ。この3気筒エンジンは、刺激的なサウンドを追求する。ジェメラは、システム全体で、1700 hp(1.27メガワット)の出力と356.9kgmのトルクを引き出す。
乾燥重量は1715kg。動力性能は、0〜100km/h加速を1.9秒で駆け抜け、最高速は400km/hに到達する。蓄電容量16.6kWhの800Vバッテリーは、EVモードで最大50kmの航続を可能にする。EVモードの最高速は300km/hとした。
ジェメラは、ガソリンだけでなく、エタノールやCO2ニュートラルなメタノールが使用できる。ガソリン15%+エタノール85%の混合燃料「E85」にも対応している。
ボディサイズは、全長4975mm、全幅1988mm、全高1295mm、ホイールベース3000mmだ。3000mmのロングホイールベースは、これまでにない快適性と直線安定性を提供する。後輪ステアリングは、機敏なコーナーリング性能と小型車並みの最小回転半径を実現する。一方、高速走行時には、後輪ステアリングがコントロール性を向上させる。
◆ジェット戦闘機風のフロントガラス
ジェメラは、強固なカーボンファイバー製モノコックを基本に、6つのスマートエアバッグ、ESP、トラクションコントロール、ABS、「ADAS 2.5」と呼ばれるアシスタントシステムが装備される。トルクベクタリングも採用された。チャイルドシート固定の「ISOFIX」は、後席で利用できる。ジェメラは世界で最も安全なメガ・カーのひとつであり、世界各国の安全基準に適合するように設計されているという。
ジェメラは、ジェット戦闘機風のフロントガラス、隠されたAピラー、短いオーバーハング、大型サイドエアインテークなど、ケーニグセグのデザインの特長を維持している。
フロントのデザインは、1996年に開発されたケーニグセグ初のプロトタイプ、ケーニグセグ『CC』にインスパイアされている。強固なカーボン製モノコックのおかげで、ドアはBピラーを持たない。上方に回転して垂直にドアを開けると、車内には4人乗りのスペースがあり、アクセスのしやすさや快適さを追求している。
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2020年03月10日
3月10日のFX自動売買ソフト M と W
【称賛したくなる624psの恐竜】BMW X6 Mコンペティションへ試乗 V8ツインターボ
少し前から、積極的な電動化技術の導入を示唆してきたBMW Mディビジョン。だが前時代的な内燃エンジンの寿命が尽きたとは考えていないようだ。
最新のX6Mコンペティションがそれを物語っている。ミュンヘンを拠点とする自動車メーカーがこれまで生み出した中で、最もパワフルでダッシュ力に優れる、ツインターボの量産SUVなのだから。
BMW X6 Mコンペティション(北米仕様)このハイパフォーマンスSUVは、すでに不満のない性能を誇るX6 M50iをさらに増進させたようなクルマ。メカニカルな部分では、基本的に実用性で勝るBMW X5 Mと共有している。生産されるのは同じアメリカ・サウスカロライナ州のスパルタンバーグ工場となる。
大きな車体に搭載されるエンジンは、電動化技術の導入が進む中にあって、純粋なツインターボの4.4L V8。最高出力もM5やM5コンペティションと同等の数字を叩き出す。
Vバンクの内側に交差するクロスバンク・マニフォールドと、ダブルバノス・バリアブルカムシャフト・タイミング機構、バルブトロニック・フル・バリアブル・バルブタイミング機構という先進技術を総動員。高回転ユニットとして調律され、最高出力は標準のX6 Mでも600psとなる。
さらにハイチューンの電子マッピングなどを加え、英国で提供されるX6 Mコンペティションの場合は24ps増しの624psを誇る。最大トルクは共通の76.1kg-mで、1800rpmから5800rpmの回転数で生み出す。
アウディRS Q8より24psもパワフル最新のBMW X6 Mコンペティションは、先代のフラッグシップモデルのX6より49psも増強。X6 M50iと比べると94psもパワフルになった。
額面ではポルシェ・カイエン・クーペ・ターボと比べると75ps、アウディRS Q8よりは24psも勝る。どちらも同じツインターボの4.0L V8エンジンを搭載する、ブランド違いのライバルSUVだ。
BMW X6 Mコンペティション(北米仕様)トランスミッションは、トルクコンバーター・タイプの8速ATで、ステアリングホイールにシフトパドルが付く。さらに左右の後輪でトルク配分を変化させる、Mディファレンシャル付きの4輪駆道システム、M xドライブを採用する。
BMWらしく、トルク配分は明確に後輪駆動ベース。「リアタイヤが許容できるパワーが限界に達し、さらに追加の牽引力が必要な時に限って、フロントタイヤへトルクが伝わります」 と、Mディビジョンは説明する。
足腰まわりには、X6 M50iから剛性を高めるために前後にブレースバーを追加。トレッドが広げられ、フロントタイヤのキャンバー角は強められた。モーターによってボディロールを制御するシステムにも変更が加えられ、さらにコーナーリング時の姿勢が水平に保たれる。
ホイールはフロントが21インチでリアが22インチと、異径。タイヤはフロントが295/35 ZR21で、リアが315/30 ZR22と、スーパーカーサイズだ。
もし精妙さをクルマに求めるなら、別のMモデルを考えた方が良い。X6 Mに強く惹かれる人もいるとは思う。しかしドライビング体験は、ダイレクトな精密さとは別のところにある。
息を巻くほどのコーナリング能力周囲を圧倒するような怒涛のパワー・デリバリーと、トランスミッションと4輪駆道システムによって、道路を選ばず支配するような体験。複数用意されたドライビングモードで適したものを選べば、鮮烈な記憶を生み出すだろう。
M5譲りのエンジンは、トップクラスのスーパーカーに並ぶ、揺るぎないエネルギーを放出する。0-100km/hの加速はわずか3.8秒であることが、それを表している。
BMW X6 Mコンペティション(北米仕様)興味を持ってディーラーでオプションを選ぶ時は、Mドライバーズ・パッケージを忘れずに選択したい。リミッターが外され、289km/hの最高速度が解き放たれる。日本では非現実的だが。
さらにコンペティションなら、最も激しいドライビングモードを選べば、勇ましいバリトンボイスのエグゾーストノートも楽しむことができる。グリップ力は途方もないほど高い。
車重は2295kgと軽くないにも関わらず、コーナーの連続する区間を高速で駆け抜ける能力には息を巻く。条件が叶えば、M xドライブとMディファレンシャルが協働し、リアタイヤとフロントタイヤとの間でトルクが変化していくのを感じ取れるだろう。
最低地上高は213mmもあるが、コーナリング時の姿勢はフラット。限界付近まで積極的に振り回さない限り、ボディロールは穏やかなままだ。
ステアリングフィールは近年のMモデルらしいといえる。低速域では不要に高い抵抗感があり、クイックでダイレクトながら、高速域では有効なフィードバックが非常に薄い。
恐竜的でも褒めずにいられない技術力日常的な扱いやすさという点では、新しい通常のX6と同等。最も快適重視のドライブモードを選んでいても、乗り心地が過度に硬いということを除いて。揺れが穏やかになることはなく、大型SUVのBMWが本当に好きでなければ、我慢できないかもしれない。
インテリアはデザインに優れ、知覚品質も価格なりに高い。フロントシートの空間も広いが、荷室容量は通常の状態で580Lと、少々物足りない。ボディの見た目はアグレッシブさを増し、最も強力な3代目のX6だと、上手に主張できている。
BMW X6 Mコンペティション(北米仕様)価格もその分安くない。より親しみやすいBMW X6 M50iより、1万7780ポンド(254万円)も高価。CO2の排出量も284g/kmと盛大だが、将来的にはクラシックモデルとして、評価される可能性もなくはない。
純粋な内燃エンジンを搭載したハイパフォーマンスSUVクーペは、生き残りの恐竜的なクルマに映るかもしれない。だが、X6 Mで達成したMディビジョンの技術力の高さを、称賛せずにはいられない。
BMW X6 Mコンペティションのスペック価格:11万3310ポンド(1620万円)
全長:4941mm
全幅:2019mm
全高:1683mm
最高速度:249km/h(リミッター/Mドライバーズ・パッケージ:289km/h)
0-100km/h加速:3.8秒
燃費:8.0km/L
CO2排出量:284g/km
乾燥重量:2295kg
パワートレイン:V型8気筒4395ccツインターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:624ps/6000rpm
最大トルク:76.1kg-m/1800rpm
ギアボックス:8速オートマティック
by AUTOCAR JAPAN
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル氏)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治氏)
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最新のX6Mコンペティションがそれを物語っている。ミュンヘンを拠点とする自動車メーカーがこれまで生み出した中で、最もパワフルでダッシュ力に優れる、ツインターボの量産SUVなのだから。
BMW X6 Mコンペティション(北米仕様)このハイパフォーマンスSUVは、すでに不満のない性能を誇るX6 M50iをさらに増進させたようなクルマ。メカニカルな部分では、基本的に実用性で勝るBMW X5 Mと共有している。生産されるのは同じアメリカ・サウスカロライナ州のスパルタンバーグ工場となる。
大きな車体に搭載されるエンジンは、電動化技術の導入が進む中にあって、純粋なツインターボの4.4L V8。最高出力もM5やM5コンペティションと同等の数字を叩き出す。
Vバンクの内側に交差するクロスバンク・マニフォールドと、ダブルバノス・バリアブルカムシャフト・タイミング機構、バルブトロニック・フル・バリアブル・バルブタイミング機構という先進技術を総動員。高回転ユニットとして調律され、最高出力は標準のX6 Mでも600psとなる。
さらにハイチューンの電子マッピングなどを加え、英国で提供されるX6 Mコンペティションの場合は24ps増しの624psを誇る。最大トルクは共通の76.1kg-mで、1800rpmから5800rpmの回転数で生み出す。
アウディRS Q8より24psもパワフル最新のBMW X6 Mコンペティションは、先代のフラッグシップモデルのX6より49psも増強。X6 M50iと比べると94psもパワフルになった。
額面ではポルシェ・カイエン・クーペ・ターボと比べると75ps、アウディRS Q8よりは24psも勝る。どちらも同じツインターボの4.0L V8エンジンを搭載する、ブランド違いのライバルSUVだ。
BMW X6 Mコンペティション(北米仕様)トランスミッションは、トルクコンバーター・タイプの8速ATで、ステアリングホイールにシフトパドルが付く。さらに左右の後輪でトルク配分を変化させる、Mディファレンシャル付きの4輪駆道システム、M xドライブを採用する。
BMWらしく、トルク配分は明確に後輪駆動ベース。「リアタイヤが許容できるパワーが限界に達し、さらに追加の牽引力が必要な時に限って、フロントタイヤへトルクが伝わります」 と、Mディビジョンは説明する。
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ホイールはフロントが21インチでリアが22インチと、異径。タイヤはフロントが295/35 ZR21で、リアが315/30 ZR22と、スーパーカーサイズだ。
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BMW X6 Mコンペティションのスペック価格:11万3310ポンド(1620万円)
全長:4941mm
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2020年03月09日
3月9日のFX自動売買ソフト M と W
【2020年生産分 完売】ロータスのEVハイパーカー「エヴァイヤ」
ロータスの本社のある英国ノーフォーク州ヘセルに建てられた施設で、世界で最もパワフルなプロダクションカーと言われる、130台限定のエヴァイヤの生産が手作業進められている。
ファクトリー3と呼ばれるこの施設は、かつてボクソール・ロータス・カールトンの本拠地だったロータスエンジニアリングの建物だ。
ロータス・ヴァイヤ台数は明かされていないが、ロータスによると、今年生産予定のすべてのエヴァイヤが、すでに完売したとのことだ。
ロータスのCEO、フィル・ポッパムは「わたし達はEVハイパーカーセグメントの先頭に立っています。正々堂々と戦う準備ができています」と述べている。
エヴァイヤ生産施設に隣接する、ロータスのテストトラック、へセルでは、動力性能のテストが行われている。
目指すは「真のロータス」ロータス車両開発部門を率いるギャバン・カーショウは「プロトタイプを使った高速テストは、関わるすべての人々にとって非常に画期的で刺激的な瞬間です」
「あらゆる意味で、真のロータスであることを目指しています。優れたパフォーマンスで、ハイパーカーに新しい基準を設けます」と述べている。
テスト走行を続けるエヴァイヤほとんどのサーキット走行試験はヘセルで行われるが、要求の厳しい他のヨーロッパのサーキットも使用されることとなっている。
「今後数か月にわたって、いくつかのプロトタイプが公道を含む何千マイル、何百時間ものドライブ評価を行います」とロータスは述べている。
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ファクトリー3と呼ばれるこの施設は、かつてボクソール・ロータス・カールトンの本拠地だったロータスエンジニアリングの建物だ。
ロータス・ヴァイヤ台数は明かされていないが、ロータスによると、今年生産予定のすべてのエヴァイヤが、すでに完売したとのことだ。
ロータスのCEO、フィル・ポッパムは「わたし達はEVハイパーカーセグメントの先頭に立っています。正々堂々と戦う準備ができています」と述べている。
エヴァイヤ生産施設に隣接する、ロータスのテストトラック、へセルでは、動力性能のテストが行われている。
目指すは「真のロータス」ロータス車両開発部門を率いるギャバン・カーショウは「プロトタイプを使った高速テストは、関わるすべての人々にとって非常に画期的で刺激的な瞬間です」
「あらゆる意味で、真のロータスであることを目指しています。優れたパフォーマンスで、ハイパーカーに新しい基準を設けます」と述べている。
テスト走行を続けるエヴァイヤほとんどのサーキット走行試験はヘセルで行われるが、要求の厳しい他のヨーロッパのサーキットも使用されることとなっている。
「今後数か月にわたって、いくつかのプロトタイプが公道を含む何千マイル、何百時間ものドライブ評価を行います」とロータスは述べている。
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元祖・超高級SUVの逆襲!?『レンジローバー』次期型は電動化で勝負
ベントレー『ベンテイガ』やロールスロイス『カリナン』など、今や市場に確固たる地位を築いた超高級クロスオーバーSUVだが、その元祖と言えるのが『レンジローバー』だ。スクープサイト「Spyder7」では、その次期型プロトタイプをカメラに納めることに成功した。
実はこのプロトタイプ、2月に『レンジローバースポーツ』次期型ではないかと報じた車両だ。しかし、今回捉えた車両は、後部ドアが前部より長く、LWB(ロングホイールベース)バージョンであることがわかる。現在LWB版をもつのはレンジローバーだけであるため、レンジローバーの次世代型プロトタイプであることが濃厚となった。
次世代型では、ジャガーのフラッグシップ・セダン『XJ』次期型と共有する「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)を採用、現行型の「D7u」アーキテクチャより大幅に軽量化され、あらゆる電動パワートレインに対応する。おそらく「レンジローバースポーツ」次期型でも共有するはずだ。ボディサイズはほぼ現行型と同じで、全長4999mm、全幅1983mm、全高1920mmと予想され、ベントレー ベンテイガよりわずかに小さい。
エクステリアは、ボクシースタイルは変わらず、『ヴェラール』にインスパイアされたフロントエンドが予想される。
パワートレインは、3.0リットルV型6気筒ディーゼルを始め、3.0リットルV型6気筒ガソリンスーパーチャージャーがキャリーオーバーされるほか、5.0リットルV型8気筒ガソリンスーパーチャージャーエンジンは、BMW製4.4リットルV型8気筒ツインターボガソリンエンジンに置き換えられると予想される。さらにマイルドハイブリッド、EV後続50kmのプラグインハイブリッド、そしてフルEVなど電動化が加速する。
キャビン内では、ヴェラールで見られたTouch Pro Duoシステムのアップデート版を採用、2つの10.0インチディスプレイを搭載する。人工知能システムは座席や鏡の位置、ディスプレイの好みなど、ドライバーの習慣を先取りし、天候に応じてエアコンの調整もおこなう。またコネクテッドカーテクノロジーは、玄関の鍵を開けたり、キッチンの照明をつけたり、帰宅中にテレビの電源を入れたりする機能を提供する。
レンジローバー次期型のワールドデビューは最速で2020年内、遅れれば2021年前半となりそうで、フルEVは1年遅れで登場が期待される。
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ベントレー『ベンテイガ』やロールスロイス『カリナン』など、今や市場に確固たる地位を築いた超高級クロスオーバーSUVだが、その元祖と言えるのが『レンジローバー』だ。スクープサイト「Spyder7」では、その次期型プロトタイプをカメラに納めることに成功した。
実はこのプロトタイプ、2月に『レンジローバースポーツ』次期型ではないかと報じた車両だ。しかし、今回捉えた車両は、後部ドアが前部より長く、LWB(ロングホイールベース)バージョンであることがわかる。現在LWB版をもつのはレンジローバーだけであるため、レンジローバーの次世代型プロトタイプであることが濃厚となった。
次世代型では、ジャガーのフラッグシップ・セダン『XJ』次期型と共有する「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)を採用、現行型の「D7u」アーキテクチャより大幅に軽量化され、あらゆる電動パワートレインに対応する。おそらく「レンジローバースポーツ」次期型でも共有するはずだ。ボディサイズはほぼ現行型と同じで、全長4999mm、全幅1983mm、全高1920mmと予想され、ベントレー ベンテイガよりわずかに小さい。
エクステリアは、ボクシースタイルは変わらず、『ヴェラール』にインスパイアされたフロントエンドが予想される。
パワートレインは、3.0リットルV型6気筒ディーゼルを始め、3.0リットルV型6気筒ガソリンスーパーチャージャーがキャリーオーバーされるほか、5.0リットルV型8気筒ガソリンスーパーチャージャーエンジンは、BMW製4.4リットルV型8気筒ツインターボガソリンエンジンに置き換えられると予想される。さらにマイルドハイブリッド、EV後続50kmのプラグインハイブリッド、そしてフルEVなど電動化が加速する。
キャビン内では、ヴェラールで見られたTouch Pro Duoシステムのアップデート版を採用、2つの10.0インチディスプレイを搭載する。人工知能システムは座席や鏡の位置、ディスプレイの好みなど、ドライバーの習慣を先取りし、天候に応じてエアコンの調整もおこなう。またコネクテッドカーテクノロジーは、玄関の鍵を開けたり、キッチンの照明をつけたり、帰宅中にテレビの電源を入れたりする機能を提供する。
レンジローバー次期型のワールドデビューは最速で2020年内、遅れれば2021年前半となりそうで、フルEVは1年遅れで登場が期待される。
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2020年03月06日
3月6日のFX自動売買ソフト M と W
アストンマーティン、V12スピードスター 発表…700馬力ツインターボ搭載
アストンマーティンは3月4日、新型車の『V12スピードスター』(Aston Martin V12 Speedster)を、英国ゲイドン本社で発表した。
V12スピードスターは、世界中の目の肥えたドライバーに向けて、88台を限定生産する予定だ。アストンマーティンによると、英国のスポーツカーブランドの誇りある過去とエキサイティングな未来を祝うモデルになるという。
V12スピードスターは、アストンマーティンのオーダーメイドサービス部門の「Q byアストンマーティン」と、アストンマーティンのデザイナー&エンジニア、ボーイングが共同開発した。アストンマーティンによると、本物のドライバー指向のスポーツカーとして、最先端のモータースポーツと航空技術を組み合わせた2シーターのドライブマシンになるという。
◆デザインは最も有名なアストンマーティンに触発
V12スピードスターのデザインは、モダンかつダイナミックだ。1959年のルマン24時間耐久レースとニュルブルクリンク1000kmレースで優勝したアストンマーティンの伝説的な『DBR1』と、2013年に発表された『CC100』スピードスターコンセプトの2台のモチーフを取り入れる。アストンマーティンの最新スポーツカーで使用されているのと同じ素材と技術も導入した。
ルマンで優勝したDBR1は、V12スピードスターに影響を与えている。アストンマーティンのモータースポーツの歴史において、最も注目を集める勝利を記録したのが、DBR1だ。DBR1は1950年代の同じ年に、世界スポーツカー選手権とルマン24時間の両方で優勝した3台の車のうちの1台。DBR1はモータースポーツでの活躍だけでなく、デザイン面での優雅さも、アストンマーティンの名車としての価値を高めている。
一方、CC100スピードスターコンセプトは、アストンマーティンの創業100周年を記念して、2013年に登場した。このCC100 スピードスターコンセプトも、Q by アストンマーティンとアストンマーティンのデザイン部門による1年以上のV12スピードスターの開発作業に刺激を与えたという。
◆ルーフもフロントスクリーンもないフルオープンボディ
V12スピードスターは、ルーフもフロントスクリーンもなく、巨大なV12エンジンと、低く、幅広いショルダー、2個のハンプ、ドライバーとパッセンジャーを分離する背骨のような形状を持つエモーショナルなスタイリングを追求した。ボンネットの先端には隙間が開いている。『DB6』を最後に使われなくなったデザインだが、V12スピードスターで復活を果たした。これには、V12エンジンを搭載するスペースを稼ぐ狙いがあるという。
ボディのほとんどが、カーボンファイバー製だ。ボディカラーは、伝説のジェット戦闘機をモチーフとして、スカイフォールシルバーで仕上げられた。エキゾーストチップやベントグリル、ベーンは、マットブラック仕上げとしている。
インテリアは、素材の面で伝統とモダンを融合させた。構造部材として機能するサテンカーボンファイバーと伝統のハンドクラフトサドルレザー、クローム、アルミ、3Dプリントラバーを調和させることを目指した。具体的には、サテンダーククローム、マシンドアルミ、ブラックレザー、ブラックテクニカルテキスタイル、ブラックーペット、アストンマーティンのロゴが刻印されたビビッドレッドのドアシルなどを採用する。助手席の前方の通常はグローブボックスが配置される場所に、リムーバブルのレザーバッグを装着した。リアバンプの下には、収納スペースを設けている。
◆0〜100km/h加速3.5秒で最高速300km/h
V12スピードスターの心臓部には、アストンマーティンの5.2リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンの高性能バージョンが搭載される。最大出力は700hp、最大トルクは76.8kgmを引き出す。このV12エンジンは、トランスアクスルレイアウトのZF製8速ATと組み合わせられる。動力性能は、0〜100km/h加速3.5秒、最高速300km/hだ。
アストンマーティンのエンジニアは、V12ユニットを搭載するにあたって、専用のステンレス製エグゾーストシステムを開発した。リアエンド中央のディフューザーの上に取り回されたエグゾーストは、野太く、キャラクターあふれるサウンドを生み出すという。
アストンマーティン最新の接着アルミ構造を採用した。フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクのサスペンションには、コイルスプリングとアダプティブダンピング(スポーツ、スポーツ+、トラックの3モード)を組み合わせる。21インチの鍛造アルミホイールには、セントラルロック機構が採用された。カーボンセラミックブレーキは、フロントに410mm径、リアに360mm径のディスクを装着している。
◆世界限定88台で価格は76万5000ポンド
V12スピードスターは、世界限定88台を手作業で生産する計画だ。2021年の第1四半期(1〜3月)に納車が開始される予定。英国本国でのベース価格は、76万5000ポンド(約1億0535万円)と発表されている。
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アストンマーティンは3月4日、新型車の『V12スピードスター』(Aston Martin V12 Speedster)を、英国ゲイドン本社で発表した。
V12スピードスターは、世界中の目の肥えたドライバーに向けて、88台を限定生産する予定だ。アストンマーティンによると、英国のスポーツカーブランドの誇りある過去とエキサイティングな未来を祝うモデルになるという。
V12スピードスターは、アストンマーティンのオーダーメイドサービス部門の「Q byアストンマーティン」と、アストンマーティンのデザイナー&エンジニア、ボーイングが共同開発した。アストンマーティンによると、本物のドライバー指向のスポーツカーとして、最先端のモータースポーツと航空技術を組み合わせた2シーターのドライブマシンになるという。
◆デザインは最も有名なアストンマーティンに触発
V12スピードスターのデザインは、モダンかつダイナミックだ。1959年のルマン24時間耐久レースとニュルブルクリンク1000kmレースで優勝したアストンマーティンの伝説的な『DBR1』と、2013年に発表された『CC100』スピードスターコンセプトの2台のモチーフを取り入れる。アストンマーティンの最新スポーツカーで使用されているのと同じ素材と技術も導入した。
ルマンで優勝したDBR1は、V12スピードスターに影響を与えている。アストンマーティンのモータースポーツの歴史において、最も注目を集める勝利を記録したのが、DBR1だ。DBR1は1950年代の同じ年に、世界スポーツカー選手権とルマン24時間の両方で優勝した3台の車のうちの1台。DBR1はモータースポーツでの活躍だけでなく、デザイン面での優雅さも、アストンマーティンの名車としての価値を高めている。
一方、CC100スピードスターコンセプトは、アストンマーティンの創業100周年を記念して、2013年に登場した。このCC100 スピードスターコンセプトも、Q by アストンマーティンとアストンマーティンのデザイン部門による1年以上のV12スピードスターの開発作業に刺激を与えたという。
◆ルーフもフロントスクリーンもないフルオープンボディ
V12スピードスターは、ルーフもフロントスクリーンもなく、巨大なV12エンジンと、低く、幅広いショルダー、2個のハンプ、ドライバーとパッセンジャーを分離する背骨のような形状を持つエモーショナルなスタイリングを追求した。ボンネットの先端には隙間が開いている。『DB6』を最後に使われなくなったデザインだが、V12スピードスターで復活を果たした。これには、V12エンジンを搭載するスペースを稼ぐ狙いがあるという。
ボディのほとんどが、カーボンファイバー製だ。ボディカラーは、伝説のジェット戦闘機をモチーフとして、スカイフォールシルバーで仕上げられた。エキゾーストチップやベントグリル、ベーンは、マットブラック仕上げとしている。
インテリアは、素材の面で伝統とモダンを融合させた。構造部材として機能するサテンカーボンファイバーと伝統のハンドクラフトサドルレザー、クローム、アルミ、3Dプリントラバーを調和させることを目指した。具体的には、サテンダーククローム、マシンドアルミ、ブラックレザー、ブラックテクニカルテキスタイル、ブラックーペット、アストンマーティンのロゴが刻印されたビビッドレッドのドアシルなどを採用する。助手席の前方の通常はグローブボックスが配置される場所に、リムーバブルのレザーバッグを装着した。リアバンプの下には、収納スペースを設けている。
◆0〜100km/h加速3.5秒で最高速300km/h
V12スピードスターの心臓部には、アストンマーティンの5.2リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンの高性能バージョンが搭載される。最大出力は700hp、最大トルクは76.8kgmを引き出す。このV12エンジンは、トランスアクスルレイアウトのZF製8速ATと組み合わせられる。動力性能は、0〜100km/h加速3.5秒、最高速300km/hだ。
アストンマーティンのエンジニアは、V12ユニットを搭載するにあたって、専用のステンレス製エグゾーストシステムを開発した。リアエンド中央のディフューザーの上に取り回されたエグゾーストは、野太く、キャラクターあふれるサウンドを生み出すという。
アストンマーティン最新の接着アルミ構造を採用した。フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクのサスペンションには、コイルスプリングとアダプティブダンピング(スポーツ、スポーツ+、トラックの3モード)を組み合わせる。21インチの鍛造アルミホイールには、セントラルロック機構が採用された。カーボンセラミックブレーキは、フロントに410mm径、リアに360mm径のディスクを装着している。
◆世界限定88台で価格は76万5000ポンド
V12スピードスターは、世界限定88台を手作業で生産する計画だ。2021年の第1四半期(1〜3月)に納車が開始される予定。英国本国でのベース価格は、76万5000ポンド(約1億0535万円)と発表されている。
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2020年03月05日
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ベントレーの2シーターオープン、『マリナー・バカラル』発表…世界限定12台はすでに完売
ベントレーは3月3日、『マリナー・バカラル』(Bentley Mulliner Bacalar)を、英国クルー本社で発表した。マリナー・バカラルは、中止になったジュネーブモーターショー2020で発表される予定だった。
同車は、ベントレーのコーチビルド部門の「マリナー」が、精巧にハンドビルドを行い、未来のコーチビルディングのあり方を示す1台となる。ベントレーによると、グランドツーリングの醍醐味を、余すところなく表現しているという。
また、環境に配慮した方法で採取されたサスティナブルな素材と、美しく力感あふれるデザインを融合させる。ベントレー創立100周年に発表されたコンセプトカー、『EXP 100 GT』にインスパイアされた優美なデザインを採用する。マリナー・バカラルは1930年以降、2車種目の2シーターベントレーになる。
◆他のベントレー車と共有していないボディパネル
マリナー・バカラルは、現在のベントレーのラインナップでは珍しい2ドアモデルだ。2シーターのオープンカーが魅せる究極のラグジュアリーを具現化した最高峰のグランドツアラーを目指して開発された。長い歴史を持つ名門コーチビルダーのマリナーが、コーチビルディングの原点に立ち返って製作したのが、マリナー・バカラルだ。
マリナー・バカラルは、12台が限定生産される。英国クルーのマリナーのワークショップにおいて、顧客の要望に応じて、一台一台が手作業で組み立てられる予定だ。
マリナー・バカラルは、素材とテクノロジーを融合させて、クラフトマンシップを追求する。そのデザインDNAは、コンセプトカーのEXP 100 GTから受け継がれた。 テーパー形状のリアカウルは、かつての「バルケッタ」(小舟)スポーツカーを彷彿とさせる。深みのあるメタリック仕上げのボディカラーは、もみ殻の灰という環境に配慮した素材を使用したものだ。
マリナー・バカラルは、他のベントレー車とボディパネルを一切共有していない。リアのクラムシェルとトップデッキには、軽量アルミが使用され、ドアとフェンダーにはカーボンファイバーが使われている。デザイナーは3Dプリンターを使用し、独創的なデザインを作り上げたという。
マリナー・バカラルは『コンチネンタルGT』よりもリアトレッドが20mm幅広い。リアハンチには、ビスポークの22インチトライフィニッシュホイールが収まる。横長のヘッドライトとテールライトは、EXP 100 GTがモチーフだ。
◆究極のクラフトマンシップを表現したインテリア
インテリアは、究極のクラフトマンシップを表現した。ラップアラウンドデザインのコクピットによって、2シーターのキャラクターを強調する。ラップアラウンドデザインのコックピットは、角度をつけた新設計のセンターコンソールからダッシュボード、ドアへとシームレスなラインを描く。包み込むようなラインはそのままリアへと向かう。座席後方には、半密閉式のラゲッジスペースが設けられる。
レザーは、伝統のセミグロスレザーと天然ウールに丁寧に縫い合わせられ、「トーン・オン・トーン」と呼ばれる配色効果でダークな雰囲気を生み出す。英国産ウールやイングランドのイーストアングリア地方フェンランドで発見された5000年以上前の倒木の「リバーウッド」も使用されている。
ブルズアイベントのために新たなローレット加工が開発され、ステアリングホイールコントロール、メディアコントロール、クライメートコントロール、スピーカーグリルにも同様の加工が施された。ダークブロンズとミッドナイトブラックチタンのディテールを組み合わせている。
センターコンソールの中央には、「ローテーションディスプレイ」を配置した。このデジタルMMIディスプレイには、40の可動部品が使用されている。エンジンを始動すると、リバーウッドのパネルが回転し、高解像度のタッチスクリーンが現れる。
◆W12ツインターボは最大出力659psに強化
パワートレインには、6.0リットルW12 気筒ガソリンツインターボ「TSI」エンジンを、強化して搭載する。最大出力は659ps、最大トルクは91.8kgmを引き出す。アクティブAWDシステムは、走行状況に応じて、前後輪へのトルク配分を変更する。通常の走行時には多くの場合、後輪駆動モードになる。
トランスミッションは、8速デュアルクラッチだ。これまで以上に、高速かつ効率的なギアチェンジを可能にしているという。アダプティブシャシーには、48Vシステムの「ダイナミックライド」を採用した。このエアサスペンションシステムによって、快適性と横方向のロールをコントロールする。
なお、マリナー・バカラルは、世界限定12台が完売している。
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同車は、ベントレーのコーチビルド部門の「マリナー」が、精巧にハンドビルドを行い、未来のコーチビルディングのあり方を示す1台となる。ベントレーによると、グランドツーリングの醍醐味を、余すところなく表現しているという。
また、環境に配慮した方法で採取されたサスティナブルな素材と、美しく力感あふれるデザインを融合させる。ベントレー創立100周年に発表されたコンセプトカー、『EXP 100 GT』にインスパイアされた優美なデザインを採用する。マリナー・バカラルは1930年以降、2車種目の2シーターベントレーになる。
◆他のベントレー車と共有していないボディパネル
マリナー・バカラルは、現在のベントレーのラインナップでは珍しい2ドアモデルだ。2シーターのオープンカーが魅せる究極のラグジュアリーを具現化した最高峰のグランドツアラーを目指して開発された。長い歴史を持つ名門コーチビルダーのマリナーが、コーチビルディングの原点に立ち返って製作したのが、マリナー・バカラルだ。
マリナー・バカラルは、12台が限定生産される。英国クルーのマリナーのワークショップにおいて、顧客の要望に応じて、一台一台が手作業で組み立てられる予定だ。
マリナー・バカラルは、素材とテクノロジーを融合させて、クラフトマンシップを追求する。そのデザインDNAは、コンセプトカーのEXP 100 GTから受け継がれた。 テーパー形状のリアカウルは、かつての「バルケッタ」(小舟)スポーツカーを彷彿とさせる。深みのあるメタリック仕上げのボディカラーは、もみ殻の灰という環境に配慮した素材を使用したものだ。
マリナー・バカラルは、他のベントレー車とボディパネルを一切共有していない。リアのクラムシェルとトップデッキには、軽量アルミが使用され、ドアとフェンダーにはカーボンファイバーが使われている。デザイナーは3Dプリンターを使用し、独創的なデザインを作り上げたという。
マリナー・バカラルは『コンチネンタルGT』よりもリアトレッドが20mm幅広い。リアハンチには、ビスポークの22インチトライフィニッシュホイールが収まる。横長のヘッドライトとテールライトは、EXP 100 GTがモチーフだ。
◆究極のクラフトマンシップを表現したインテリア
インテリアは、究極のクラフトマンシップを表現した。ラップアラウンドデザインのコクピットによって、2シーターのキャラクターを強調する。ラップアラウンドデザインのコックピットは、角度をつけた新設計のセンターコンソールからダッシュボード、ドアへとシームレスなラインを描く。包み込むようなラインはそのままリアへと向かう。座席後方には、半密閉式のラゲッジスペースが設けられる。
レザーは、伝統のセミグロスレザーと天然ウールに丁寧に縫い合わせられ、「トーン・オン・トーン」と呼ばれる配色効果でダークな雰囲気を生み出す。英国産ウールやイングランドのイーストアングリア地方フェンランドで発見された5000年以上前の倒木の「リバーウッド」も使用されている。
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センターコンソールの中央には、「ローテーションディスプレイ」を配置した。このデジタルMMIディスプレイには、40の可動部品が使用されている。エンジンを始動すると、リバーウッドのパネルが回転し、高解像度のタッチスクリーンが現れる。
◆W12ツインターボは最大出力659psに強化
パワートレインには、6.0リットルW12 気筒ガソリンツインターボ「TSI」エンジンを、強化して搭載する。最大出力は659ps、最大トルクは91.8kgmを引き出す。アクティブAWDシステムは、走行状況に応じて、前後輪へのトルク配分を変更する。通常の走行時には多くの場合、後輪駆動モードになる。
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なお、マリナー・バカラルは、世界限定12台が完売している。
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